昨日、
神戸マラソン2018 に出走しました。
ランニングを始めて7年あまり、初のフルマラソンへの出場です。
レース前日の土曜日の午後は、ポートアイランドの神戸国際展示場へ。
参加者のたいへん多い都市部のマラソン大会ということで、レース当日の受付はなく、金曜日と土曜日にランナー受付が行われました。
ランナー受付で本人確認の上、ナンバーカードを受け取ります。
今回、チャリティーナンバーカードを申し込み、「JUN」の文字を入れてもらったことで、沿道の応援の方々から名前を呼んで応援してもらうことができて、本当に良かったと思います。
受付後には、参加賞のTシャツとスタートセレモニーで使用する黄色の手袋もいただきました。
会場内には、スポンサーの展示ブース、神戸グルメのブースがたくさんあり、それから競技情報を提供するイベントなどが開催されていて、受付を済ませたランナーの熱気で、まさに、お祭りの雰囲気でした。
コースの説明をされていたのは、金哲彦さんや有森裕子さんでした。
今回の参加賞はブルーなTシャツでしたが、今回は温存して、「2018神戸バレンタイン・ラブラン」の参加賞、真っ赤なTシャツで出場することにしました。
レース当日は、午前5時前に起きて、始発電車に乗って神戸三ノ宮に向かいました。
到着したのは午前7時すぎ、既にスタート会場周辺は、参加するランナーでごった返していました。
マラソンのスタートは神戸市役所前、その南側の東遊園地は、神戸ルミナリエの会場です。
着替え、トイレ、手荷物預けを済ませて、スタート45分前にはスタートブロックへ並びました。
スタート40分前の状況です。
今回、第1ウェーブのCブロックからのスタートでしたが、遥か先までSからBブロックのランナーが並んでいて、スタート地点の状況はまったく分かりません。
雲一つない快晴の空、気温も高くなりそうなので、スタートまでは少し寒さを我慢して、上着は半そでTシャツのみでレースに臨みます。
スタートセレモニーで、2万人のランナーが一斉に黄色の手袋を頭上に上げます。
手を上げている自分たちには分かりませんでしたが、上空からはこんな風に見えていたようです。
午前9時、スタートです。
ゆっくり前に進み始め、スタートラインを越えたのは、2分程経過した後でした。
今回のシューズは、ナイキの「エア ズーム エリート 10」です。
シューズの足先に余裕があるためか、初めて塗ったワセリンの効果か、いつも水膨れができる右足の小指は、軽い水膨れができた程度で済みました。
コースは、神戸の中心繁華街、ビルが立ち並ぶ三ノ宮をスタートして、西に向かい、明石海峡大橋を越えたあたりで折り返し、東に戻って、ポートアイランドでゴールするというコースです。
アップダウンは、それほど激しくないのですが、序盤は川を越える橋などの昇り下り、終盤は神戸大橋を越える厳しい昇り下りがあります。
スタートからゴールまでの写真は1枚もありません。
走っている最中に写真を撮る余裕はまったくないので、スマホは身に着けて走るべきではないですね。重さもありますが、気になって走りにくいと感じました。
スタート後は、混雑していることから流れに任せ、混雑解消後もペースを急に上げることなく、スピードを制御しながらキロ4分50秒から5分00秒のペースを維持しました。
ちょっと抑え気味のペースを守ることに成功して、この時点では「イイ感じ。後半に余力を残し、最後にペースを上げる。」なんて皮算用していたのですが、そんなに上手く行かないもので、折り返し後の25kmすぎから徐々にペースが落ち始め、30kmすぎからは両足のあちこちが次々とつり始め、止まって足を延ばしたり、歩いてみたりと、急激にペースダウンです。
朝食をしっかり食べ、レース前にはバナナ1本、レース中にもザバスの「ピットイン エネルギージェル」を2本、給水ポイントでは、ほぼ全てのポイントで水やスポーツドリンクを少しづつ補給、エイドでバナナ1切れ、小さなチョコパンと、エネルギー切れということはないと思うのですが・・・。
厳しい日差しで気温も上がり、ほぼ風もない中で、気付かないうちに大量の汗をかいて、塩タブレット3個では足りなかったのでしょうか、いや、何より走り込みの不足だと思います。
30kmを越えてからは、エイドで何度も足に水をかけ、私設エイドで冷却スプレーを何度もお借りして足に吹きかけ、足を引きずりながら、足がつったままで走り続けました。
特に神戸大橋への昇りや、橋上では何度も立ち止まって、何度も走り出します。
(写真は、帰りのポートライナーから撮ったものです。)
終盤は、これまでに経験したことのない辛い辛い走りでしたが、なんとか4時間だけは切ろうと最後の力を振り絞り、スピードを上げて、なんとかゴールに辿り着きました。
今回、「もう駄目だ。」と何度も挫けかけ、足が完全に止まりましたが、その都度、力強い応援をいただき、何度も足を前に進め始めることができて、完走することができました。本当にスタートからゴールまで絶え間ない応援をありがとうございました。
フィニッシュタイムは、グロスで3時間58分53秒、ネットで3時間56分41秒でした。
ハーフマラソンのタイムからすれば、物足りないタイムかもしれませんが、初めてのフルマラソンとしては、上々のタイムだった思います。苦しみつつも完走できたことで、しっかり達成感がありました。
走り終えた後は、足がなかなか曲げられない状態で、1時間ほどかけて着替えをして、ポートライナーに乗って三ノ宮に向かいました。
ちょっと胃が疲れていて味の濃いものは食べられず、喫茶店でカツサンドとフルーツケーキを食べた後、足を引きずりながら帰宅しました。
ご褒美の晩酌ビールは、サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ〈スパークリングゴールド〉」です。
やっぱり汗を大量にかいた後は、ビールが美味しですね。お気に入りのビールが、グイグイ飲み干せました。