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2019年09月25日 イイね!

EJ20のファイナルはインプレッサのSTIらしい配色に

EJ20のファイナルはインプレッサのSTIらしい配色にさらばEJ20エンジン! WRXの特別仕様車登場

2019年9月25日、スバルは、WRX STIの特別仕様車「EJ20 Final Edition」のプロトタイプを発表した。同モデルは第46回東京モーターショー(東京ビッグサイト周辺/会期:2019年10月24日(木)~11月4日(月・祝))に展示される。

EJ20 Final Editionはスバルの水平対向4気筒エンジン「EJ20」の生産終了を記念した特別仕様車。

EJ20は、スバル1000(1966~1969年)に搭載されたエンジン「EA型」にかわる新エンジンとして登場。初代スバル「レガシィ」に搭載された。

1989年登場の初代レガシィに搭載されたEJ20。初代レガシィのEJ20は、1.8リッターNA、2.0リッターNA、2.0リッターターボ、2.2リッターNAから選べた。その後、初代「インプレッサ」や初代「フォレスター」などにも搭載され、スバルを代表するスポーツ・エンジンとして、今なお根強い人気を誇る。

ただし現在は、新世代の「FB型」がスバルの主力エンジンとして、現行のインプレッサやレヴォーグに搭載されるため、EJ20を搭載するモデルは日本国内向けのWRX STIのみとなった。

1992年登場の初代インプレッサにもEJ20は搭載された。限定555台は抽選販売かしかし、登場から約30年を迎えたEJ20は、「今後の環境対応を見据えたとき、(規制対応に)厳しくなるため」(スバル広報担当者)とのことで、生産終了が決まった。

ただしEJ20は、多くのファンを要するゆえ、生産終了を記念したEJ20 Final EditionをWRX STIに設定したというわけだ。

専用デザインのフロントグリル&リアバンパー、ゴールドのBBS社製鍛造19インチホイールが目を引く。EJ20 Final Editionは“EJ20集大成モデル“をうたう。エクステリアはチェリーレッドピンストライプ入りの専用フロントグリル&リアバンパー、ゴールドのBBS社製鍛造19インチホイールが目を引く。

インテリアの詳細はわからないものの、レカロ社製シートがオプションで選べるという。

カタログモデルが搭載するEJ20(2.0リッター水平対向4気筒ターボ)は、最高出力308ps/6400rpm、最大トルク422Nm/4400rpmを発揮する。搭載するエンジンはもちろんEJ20(2.0リッター水平対向4気筒ターボ)。ただし、詳細なスペックはわからない(通常モデルは最高出力308ps/6400rpm、最大トルク422Nm/4400rpm)。

限定555台のEJ20 Final Editionの価格や販売時期は不明。販売方法については「おそらく抽選販売になると思います」と、スバルの広報担当者は述べる。“スバリスト”(スバルファンの総称)にはたまらない1台となりそうだ。

文・稲垣邦康(GQ)


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“EJ20”最終型の特別な歓びをここに。

1989年に産声をあげて以来30年、
SUBARUの走りのアイデンティティを支え続けてきたEJ20。
このたびSUBARUは、SUBARU屈指のスポーツエンジンである
EJ20型水平対向エンジンの生産を終了するとともに、
EJ20を搭載する国内市場向け現行型WRX STIを、2019年12月末で受注終了いたします。
圧倒的なパワーポテンシャルで、
世界ラリー選手権(WRC)やニュルブルクリンク24時間レースをはじめ、
モータースポーツの活躍に大きく貢献してきたEJ20×WRX STI。
そのフィナーレを飾るにふさわしい熱き鼓動をのせて、
特別仕様車〈EJ20 Final Edition〉をお届けします。

WRX STI EJ20 Final Editionは
限定抽選販売となります。

抽選方法については、10月23日以降に当サイトをご覧いただくか販売店にお問い合わせください。



遂に終焉を…


「さよなら名機EJ20よ・・・」これが本当の最後だ! 限定555台の“WRX STI Final Edition”が登場する!

EJ20最終型が限定555台で登場する!

想像を絶する争奪戦になるだろう…

スバルがついにEJ20エンジンの生産終了を決意した。それに伴い、現行型WRX STIを2019年12月末で受注終了することを発表。

残念この上ないニュースだが、そのフィナーレを飾るに相応しい、特別仕様車「EJ20 Final Edition」のプロトタイプをスバルは東京モーターショー2019に出展する。なお、正式な販売モデルは555台の限定抽選販売となるようだ。

スバル&STIのコンプリートモデルといえば、2017年10月26日にネット抽選で限定発売(450台)された「S208」が記憶に新しいだろう。応募者総数は2619人。5倍以上の倍率で、文字通り“一瞬”で完売したという逸話がある。

その後、2018年7月19日に500台限定で発売された「RA-R」も、499万もの高額車にも関わらず当日の19時で完売した。

そして今回は本当のファイナルモデル。10月23日にWEBサイト上で情報解禁することになっているが、まぁきっとサーバーがパンクするのでは…。そして、過去にないレベルの争奪戦になること間違いなしだ。



スバル、名機EJ20の生産終了を発表。モーターショーで集大成の『ファイナルエディション』を発表へ

 スバルは10月23日~11月4日、東京ビッグサイトで行われる第46回東京モーターショー2019の出展概要を発表したが、このなかで、これまで長年に渡ってスバルのモータースポーツ活動を支えてきたEJ20エンジンの生産を2019年度内に終了する予定であると発表した。

 さまざまな見どころがありそうな東京モーターショー2019。スバルは“人生をより良くできるクルマは、きっと、ある。~believe.~”をコンセプトに、世界初公開となる新型『レヴォーグ プロトタイプ』をはじめ、コンセプトカーの『スバル・ビジブ・アドレナリンコンセプト』など7車種をスバルブースにて展開するとした。

 そんな展示車種のなかで注目と言えるのが、『WRX STI EJ20 Final Edition プロトタイプ』だ。スバルは1989年にデビューして以来、主力エンジンとして同社が世に送り出した多くのラリーカー、レーシングカーなどに搭載された水平対向エンジン『EJ20』の生産を今年度内に終了、EJ20を積む現行WRX STIの受注を2019年末に終了すると発表したのだ。

“名機”とも呼ばれるEJ20ボクサーエンジンは、初代レガシィを皮切りに数多くのモデルに搭載された。また、WRC世界ラリー選手権を戦ったレガシィRS、インプレッサ555、インプレッサWRCといったラリーカーや、ニュルブルクリンク24時間で活躍したインプレッサWRX STI、後継モデルのWRX STI、さらにスーパーGT GT300クラスに参戦したインプレッサ、レガシィB4、そして現行のBRZなど、スバルのモータースポーツシーンにも欠かせない存在だ。

 そんなEJ20を搭載するモデルの集大成となるWRX STI EJ20ファイナル・エディションのプロトタイプでは、バランスドエンジンやゴールド塗装のBBS製19インチアルミホイールが用意され、スバルが誇る名エンジンのフィナーレを飾るにふさわしい特別な装備が採用される。この特別仕様車は後日、555台の限定抽選販売が予定されており、詳細は10月23日にアナウンスされるという。また、モーターショーでの公開に先立ち専用サイト(https://www.subaru.jp/wrx/sti_ej20finaledition/)が公開された。

 基本設計の古さはありながらも、いまだ現役としてサーキットはもちろん公道でも大活躍するEJ20。スーパーGTではすぐにその役目を終えるわけではなさそうだが、今後のスバルのモータースポーツ活動を考えると、次期WRX STIはどんなパワートレーンなのか、モータースポーツにおいてどのユニットが使用されていくのか等、非常に気になる発表と言えるだろう。

■第46回東京モーターショー2019 スバル主要出展車両一覧
出展車両備考新型レヴォーグ プロトタイプ世界初公開WRX STI EJ20 Final Edition プロトタイプ特別仕様車インプレッサSPORT 2.0i-S EyeSight大幅改良モデル(10月発表予定)SUBARU XV Advance(e-BOXER搭載車)一部改良モデル(10月発表予定)フォレスター Advance(e-BOXER搭載車)市販モデルSUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPT参考出品SUBARU BRZ GT300 20192019スーパーGT参戦車両



スバル「EJ20」エンジン生産終了、ファイナルエディション初公開へ…東京モーターショー2019

SUBARU(スバル)は9月25日、東京モーターショー2019の出展概要を公表した。それによると、次期型『レヴォーグ』(プロトタイプ)のワールドプレミアに加えて、特別仕様車『WRX STI EJ20 ファイナルエディション』(プロトタイプ)も初公開される。

国内営業本部マーケティング推進部の永来宏行主査は「EJ20エンジンを搭載したWRX STIは今、国内市場でしか展開していないが、このSTIが2019年12月末を持って受注を終了し、19年度内に生産を終了する形になる」と説明。

続けて「その最後、フィナーレを飾るものとして、特別仕様車を投入する。Sシリーズを彷彿とさせる機能、装備をまとった、まさにEJ20の集大成モデルになる。ファイナルエディションは限定555台の抽選販売を計画している」と述べた。

特別仕様車の内容は「EJ20エンジンのパフォーマンスを最高に高めるようなバランスドエンジンを今回、搭載する。加えてオプションにはなるが、専用のレカロシートを用意している。STIのオールドファンをくすぐるようなBBS鍛造19インチのゴールド塗装したアルミホイールをはかせる。あるいは6ポットのシルバーキャリパー、通常の量販モデルは黄色いキャリパーだが、シルバーをあしらった」というもの。

ちなみに「海外向けのSTIはEJ25エンジンを搭載しており、海外向けは継続して生産、販売は続く」とのことだ。


SUBARUの名機「EJ20」のファイナルエディションが555台限定のわけは?

■「555」はタバコのブランド、スバルWRCマシンのメインスポンサーだった

スバルが東京モーターショーの概要を発表、その中に「WRX STI EJ20 Final Edition」のプロトタイプを展示するという文字がありました。スバルの主力エンジンとして1989年に誕生した「EJ20」型水平対向4気筒エンジンは、何度もの改良を経て、現在はターボ仕様がWRX STIの心臓部として使われるだけになっています。そのEJ20型水平対向エンジンの生産が終了するという噂は何度も出ていましたが、ついにメーカー自身が2019年度内に終了してしまう予定であることを明言したのです。

つまり、日本市場向けの“現行型”WRX STIは、2019年末で受注を終了するわけです。

東京モーターショーで公開される特別仕様車「EJ20 Final Edition」プロトタイプは、まさにEJ20型エンジン30年の歴史の集大成といえるもの。特別にバランスを整えたEJ20型エンジンを積むだけでなく、スバルのヘリテージを感じさせるゴールド塗装のBBS製アルミホイールを与えられるなど装備面でも充実したものとなることが予想されます。

そして特別仕様車「EJ20 Final Edition」は555台限定の抽選販売を予定しているというのです。この「555台限定」という数字にはどんな意味があるのでしょうか?

古くからのスバルファンはご存知でしょうが、1992年にEJ20型ターボエンジンを搭載したインプレッサWRXが生まれたのはWRC(世界ラリー選手権)に参戦するためといっても過言ではありませんでした。コンパクトなボディに2.0Lターボを与え、そのパワーを四輪で路面に伝えるというプロフィールはWRCで勝つためのものだったのです。

そして、1993年からインプレッサWRXでのWRC参戦が始まります。そのときのメインスポンサーだったのがBAT(ブリティッシュアメリカンタバコ)であり、インプレッサWRXに描かれたのは「555」というブランドでした。モータースポーツのメインスポンサーとして様々なタバコメーカーやブランドがひしめいていた時代、アジア圏で人気の「555」タバコブランドはインプレッサWRXのイメージカラーとなったのです。

いまや「WRブルー」としておなじみになったボディカラーに、発色のいいイエローで555と描かれたボディは、シンプルでインパクトがありました。ゴールド塗装のホイールも欠かせないアイテムでした。そして、インプレッサWRXと555の関係は、結果として2007年まで続くことになります。スバルのWRCといえば「555」という数字が多くのファンに刻み込まれていきました。モータースポーツの世界でタバコの宣伝が禁止されてからもスバルといえば555という記憶が残り続けたのです。

そのため555台限定というのは、スバルの特別仕様車やSTIコンプリートカーではよく見るものでした。モータースポーツとの関係を象徴するのが「555」という数字なのです。スバルがWRC活動を休止したのは2008年ですから、その活動期間の多くを「555」というスポンサーカラーで過ごしたことになります。

「555」というタバコが日本ではポピュラーにはならなかったこともあってか、タバコブランドとしてではなく、この三桁の数字はスバルのモータースポーツと直結したイメージとなったわけです。

ですからEJ20型エンジンのファイナルエディションが555台限定というのは、そのエンジンが鍛えられてきたWRCへの思いを込めたものでしょう。逆にいえば、WRCからのフィードバックで進化を遂げてきたEJ20型エンジンが生産終了になるということは、たとえばモータースポーツであれば異なるカテゴリーとの関連で新しいブランディングをするという宣言ともいえます。おそらく555台限定という数字が使われるのは、今回が最後になるのではないでしょうか。強固なパートナーシップによりWRCで3度のマニュファクチャラーズチャンピオンを獲得したスバルから555への感謝や惜別の思いがあることも感じます。

限定生産のファイナルエディションとなれば、投機的に狙うユーザーもいるかもしれません。ですが、「555」という数字が持つ歴史を考えると、その数字に共感できる、またリスペクトを感じる人にオーナーになってほしいと願うばかりです。

なお、特別仕様車「EJ20 Final Edition」の販売等に関するインフォメーションは2019年10月23日に公表される予定。専用WEBサイトも用意されています。

専用webサイトURL: https://www.subaru.jp/wrx/sti_ej20finaledition/

文:山本晋也(自動車コミュニケータ・コラムニスト)



「海外向けのSTIはEJ25エンジンを搭載しており、海外向けは継続して生産、販売は続く」
ってのがいつまでVAFを製造しているかって事なのかな?
(海外向けの2.5LはVAFで良かったよね?確か)


スバル「EJ20」エンジン、30年の歴史に幕 なぜ30年も継続使用? 名機と呼ばれるワケ

「EJ20」エンジン ついに引退のとき

text:Kouichi Kobuna(小鮒康一)スバルの東京モーターショー出展リストのなかで、スバルのファンであれば看過できない文字列があったことに、すでにお気づきのことだろう。

それは「WRX STI EJ20 Final Edition」の文字だ。

ここで言う「EJ20」とは、現在のスバルWRXに搭載されている1994ccの排気量を持つ水平対向4気筒エンジンのこと。

1989年1月に登場した初代レガシィに初めて搭載されて以来30年、インプレッサやフォレスターなどのスバルの名だたる名車に搭載され続けてきた名機だ。

生産開始からカウントすれば昭和/平成/令和と3つの時代を渡り歩いたエンジンだったが、ついに世代交代をするときがやってきたということになる。

なお、レガシィ登場以前のレオーネの時代はEA型と呼ばれるエンジンが主力であったが、これは1966年にスバル初の普通乗用車として登場した、スバル1000に搭載されていたものを改良し続けて使用している。

1つのエンジンを長期間かけて熟成させているのだ。

それではここからは30年もの歴史を誇るEJ20型エンジンを振り返ろう。

EJ20の30年の歴史=進化の歴史だった

前述した通り、EJ20は1989年1月に登場した初代レガシィに初めて搭載されたエンジンだ。

そのバリエーションはDOHC16バルブノンターボの150ps仕様とDOHC16バルブインタークーラーターボ付の220ps仕様が用意されていた(ほかに1.8Lもあり)。

スバルとしては初めて200psオーバーのエンジンとなり、ワゴン+200psオーバー+フルタイム4WDと言うキャラクターで大ヒットした。

そして92年にはレガシィよりも、ひと回り小さいボディを持つインプレッサにもそのエンジンが搭載される。

スバルは当時レガシィでWRC(世界ラリー選手権)に参戦していたが、よりコンパクトで機動性に優れるインプレッサにベース車を移すためでもあった。

ネガ、時間かけてリファイン 実戦でも

デビュー当初の評価としてはエンジンの構造上、低回転域でのトルク不足を指摘されたり、馬力もカタログスペックよりも体感するパワー感が物足りないという意見も散見された。

また、どちらかというと高回転型のエンジンということもあり、燃費の面でもドライバビリティの面でも、当時のライバルだったランサー・エボリューションのエンジン(4G63型)に一歩及ばない、というのが当時の偽らざる評価だった。

しかし、ネガな部分が目立っていたエンジンを時間をかけてリファインした。

低速トルクだけでなくピークパワーも上げ続けて行った結果、現行型のWRX STIでは308ps/43.0kg-mという出力を得るまでに至った(2005年に登場した限定車、S204では320ps/44.0kg-mを達成)。

当時はそこまで大きな会社ではなかったスバルとしては、やはり「不利は承知」でWRCなどの実戦の場でEJ20を使い続けなければいけない状況があったのかもしれないが、そういった現場を経てキッチリ仕上げてくるところは技術屋集団といったところだろう。

現在のWRX STIに載るEJ20は初期のものに比べると別物のようなピークパワーやトルクに溢れているが、出力特性は今でも「アクセルを踏み込んで炸裂する」というもの。

現在の主流である直噴ターボエンジンに見られるアイドリング+αからトルクが立ち上がるというフラットな特性ではなく、高回転高出力型の男らしい気骨に溢れたフィーリングは不変となっている。

これはこのエンジンをリファインしていくことしかないからこその、研ぎ澄まされたフィーリングであり、それが30年間研鑽され続けたEJ20の魅力と言えるのかもしれない。


スバル、名エンジン「EJ20」30年の歴史に幕 555台限定「WRX STI ファイナルエディション」が出るよぉぉ【画像40枚】

 SUBARU(スバル)は9月25日、東京モーターショー2019の出展概要を発表。併せて、水平対向4気筒の名スポーツエンジン「EJ20」の生産、およびEJ20を搭載する現行「WRX STI」の受注を2019年12月で終了するとともに、その集大成となる最後の特別仕様車「WRX STI EJ20 Final Edition」を限定販売すると告知しました。

 WRX STI EJ20 Final Editionは、2019年10月23日11時から555台限定で抽選販売。抽選方法や販売方法は同日に特設サイトで公開します。

 EJ20は、スバルを代表する2リッター水平対向4気筒の名作スポーツエンジン。1988年の初代レガシィを皮切りに約30年スバル車に搭載され続けた歴史を持ちます。ターボ搭載型は登場当初からクラス最強などと名高く、WRC(世界ラリー選手権)やニュルブルクリンク24時間レースなどの世界的レースシーンでも活躍しました。

 特に2000年代初頭にWRCで活躍した「WRブルー」、たばこブランド(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)の黄色い黄色いスポンサーロゴ「555」、ゴールドのホイールを組み合わせたインプレッサWRCマシンは、速さと実力を兼ねたカッコよさから多くのクルマ好きを魅了し、大量のスバリストを生みました。WRX STI EJ20 Final Editionの限定台数555台はここに通じています。

 WRX STI EJ20 Final Editionは、WRブルー、EJ20バランスドエンジン、ゴールド塗装のBBS製19インチアルミホイール(!)、専用レカロシートなどの特別装備を備えた「集大成仕様」に仕立てられます。その他詳細仕様は後日特別サイトで公開予定。実車(プロトタイプ)は東京モーターショー2019年で展示します。


スバル「WRX STI」2019年末で受注終了! 最後の特別仕様車が555台限定で抽選販売

■EJ20型エンジン生産終了にともない「WRX STI」の受注も終了へ

 スバルのスポーツセダン「WRX STI」の受注が、2019年12月末で終了することになりました。これは同モデルに搭載されているEJ20型エンジンが、2019年度内に生産を終了するためとされています。

 EJ20型エンジンは、1989年に登場した初代「レガシィ」に搭載されて以来、約30年に渡ってさまざまな車種に採用され、世界ラリー選手権(WRC)やニュルブルクリンク24時間レースをはじめとするモータースポーツでの活躍にも大きく貢献しました。

 その集大成として、現行WRX STIの最後の特別仕様車となる「WRX STI EJ20 ファイナルエディション」の販売が決定し、プロトタイプモデルが2019年10月23日から開催される東京モーターショー2019に出展されます。

 バランスドエンジンやゴールド塗装のBBS製19インチアルミホイール、専用レカロシート(オプション)に加え、フロントグリルとリアバンパーにチェリーレッドストライプのアクセントが施されるなど、Sシリーズを彷彿とさせる機能や装備を採用。EJ20型エンジンのフィナーレを飾るのにふさわしい限定車となります。

 WRX STI EJ20 ファイナルエディションは、555台限定の抽選販売となりますが、価格や抽選方法など販売に関する詳細は2019年10月23日に発表される予定です。

 なお、通常仕様のWRX STIは、2019年12月末まで受注が受け付けられるとのことです。また、FA20型エンジンを搭載する「WRX S4」については、継続して販売されます。

※ ※ ※

 今回、EJ20型エンジンを搭載したWRX STIの生産が終了しますが、次期WRX STIは別のエンジンを搭載して再登場することが予想されます。

 2018年の東京オートサロンで公開された「ヴィジヴ パフォーマンス STI コンセプト」が、次期WRX STIを示唆しているといわれています。

 ヴィジヴ パフォーマンス STI コンセプトは、2017年の東京モーターショーに出展された「ヴィジヴ パフォーマンス コンセプト」をベースに、STIのノウハウが注入されたコンセプトカーです。

 大型リアウイングやフロント・サイド・リアにかけて装着されたエアロパーツなどにより、スポーティな走りを予感させるモデルとして登場。

 また、スバルの運転支援システム「アイサイト」のカメラが装着されているように見えることから、次期WRX STIは安全性能の向上も視野に入れていることが考えられます。

 次期WRX STIがどのようなモデルになるのか、期待が高まります。



555台の限定車「WRX STI EJ20 Final Edition」の詳細情報を入手! EJ20のフィナーレを飾る豪華な中身

 謎に包まれたクルマの詳細が明らかに!

 スバル好きならファンも多いであろう「EJ20型」水平対向エンジン。名機と呼ばれる同エンジンは、2リッター水平対向4気筒ターボで、1989年に初代レガシィに搭載され世に出て以来、ブラッシュアップされながら多くのスバル車に搭載されてきた。

 また1989年の初代レガシィ10万km世界速度記録挑戦、1990年からの世界ラリー選手権(WRC)参戦、そして現在も続くSUPER GT、ニュルブルクリンク24時間レースなどモータースポーツ活躍にも大きく貢献。30年に渡りスバルの走りのアイデンティティを支え続けてきた。

 このたびスバルはこの名機EJ20の生産を終了すると発表。メーカーによると、今後の環境対応を見据えての決断だそうだ。それに伴い、現在唯一このエンジンを搭載する現行車、WRX STIの生産も2019年12月末で終了となる。

 そこでEJ20の集大成といえる限定車「WRX STI EJ20 Final Edition」の販売が決定した。そのプロトタイプが、2019年10月24日(木)から開催される第46回東京モーターショーに展示されることもアナウンスされている。

 しかし現時点ではいくつかの特別装備と555台限定であること以外の情報はまだあまり明らかになっていない。台数限定の抽選であるため購入検討者は早めの決断を下す必要があるが、手もとに情報がないことには躊躇してしまうことだろう。

 そこでWEB CARTOPは正規販売店で独自取材を敢行! このクルマの全貌が明らかとなった。ここで早速お届けしよう。

 2019年11月10日(日)までに決断を下すべし!

■WRX STI EJ20 Final Editionのグレードと価格

 WRX STI EJ20 Final Edition 452万1000円とWRX STI EJ20 Final Edition FULL PACKAGE 485万1000円(10%税込)の2グレード展開。

■ベース車両WRX STI Type Sに対する特別装備

 足まわり・メカニズム

・BBS 19インチ8.5J鍛造アルミホイール(ゴールド塗装)&245/35R19タイヤ

・brembo製フロント18インチベンチレーテッドディスクブレーキ (ドリルドディスクローター&モノブロック対向6ポットキャリパー〔シルバー塗装、STIロゴ入り〕)

・brembo製リヤ18インチベンチレーテッドディスクブレーキ (ドリルドディスクローター&モノブロック対向2ポットキャリパー〔シルバー塗装、STIロゴ入り〕)

・バランスドエンジン(ピストン&コンロッド、クランクシャフト)

・バランスドクラッチカバー&フライホイール

 視界・操作性・計器盤・警告灯

・ウルトラスエード巻ステアリングホイール(ハイグロスブラックベゼル+シルバーステッチ)

・シフトブーツ(シルバーステッチ)

・インパネセンターバイザー(ブラックレザー調素材巻+シルバーステッチ)

・STI製プッシュエンジンスイッチ(STIロゴ入り、レッドタイプ)

 オーディオ

・ブラックカラードルーフアンテナ(シャークフィンアンテナ)

 シート・内装

・ウルトラスエード/本革フロント&リヤシート(シルバーステッチ+フロントSTIロゴ入り/運転席10ウェイパワーシート〔前後スライド/前チルト/リフター/リクライニング/ランバーサポート付〕)

・インパネ加飾パネル(艶消しカーボン調)

・フロントコンソール(ブラックレザー調素材巻+シルバーステッチ)

・ドアトリム/ドアアームレスト(ブラックウルトラスエード+シルバーステッチ)

・コンソールリッド(ブラックウルトラスエード+シルバーステッチ)

 外装

・STIエンブレム付フロントグリル(チェリーレッドモール)

・STIエンブレム付サイドガーニッシュ(ブラックカラード)

・ブラックカラードドアミラー

・大型リヤスポイラー

・リヤバンパー(チェリーレッドストライプ+エアアウトレットグリル付)

・EJ20 Final Editionオーナメント(エンジンルーム内)

 安全装備

・プリテンショナー&フォースリミッター付フロント3点式ELRシートベルト(シルバー)

・リヤ全席3点式ELRシートベルト(左右はシルバー)

■WRX STI EJ20 Final Edition FULL PACKAGEの特別装備

・ウェルカムライティング(フットランプ付き)

・RECAROフロントシート(シルバーステッチ+シルバーアクセント+STIロゴ入り)

・アドバンスドセイフティパッケージ(スバルリヤビークルディテクション〔後側方警戒支援システム〕/ハイビームアシスト〔自動防眩ルームミラー付〕/フロント&サイドビューモニター)

■WRX STI EJ20 Final Editionの抽選方法

 2019年10月24日(木)から11月10日(日)の期間中に正規ディーラーでの商談エントリーが必要。商談エントリー数が限定台数の555を上まわった場合は抽選になるとのことだ。
Posted at 2019/09/25 12:26:01 | コメント(3) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2019年09月25日 イイね!

よくそんな個体がオークションに出品されたな~

よくそんな個体がオークションに出品されたな~日本の自動車オークション、22台が出品 高額落札の人気車/流札のイギリス車 BHオークション

東京で2度目の開催

text&photo: Kazuhide Ueno(上野和秀)日本で精力的にコレクターズカー・オークションを開くBHオークション。

6月に開催された東京オークションに続き、同じ天王洲アイルにある寺田倉庫を舞台に、9月8日に秋季版が行われた。

寺田倉庫でのオークションはスペースの関係から出品台数が限られるが、都心からのアクセスの良さが魅力だ。

今回も選りすぐりの様々なカテゴリーの22台が用意された。目玉となったのは試作だけに終わり量産されなかった2.3Lエンジンを積むトヨタ2000GT MF12、それもシャシーナンバーが1番の個体。

さらに、最も美しいグループBカーとして人気の高いランチア037ラリー・ストラダーレのシャシーナンバー1番車が出品された。このほかポルシェの小特集が組まれ、1976年ポルシェ911ターボから2004年カレラGTまでの8台が用意された。

最高落札額 トヨタ2000GT

6月のオークションに比べて一般的なモデルが多かったことから、今回の入札は一部のアイテム車に集中。22台中10台が落札されるに留まった。

ここでの最高落札額を記録したのは、幻の存在といえるトヨタ2000GT MF12型。マニアの間で「トヨタ2300GT」と呼ばれる試作車は、8800万円で決着がついた。

欧米のオークションにMF10 2000GTが時折姿を見せ、ピーク時は邦貨で1億円を超える額で落札されていたが、最近は5000~6000万円に落ちている。

このMF12型は量産試作として9台が作られたといわれ、メガウェブと北米トヨタに現存するだけという貴重さに加え、シャシーナンバーが1という初号機ということから高額で落札された。レア度満点なクルマだけに、数年前のバブル相場のピーク時であれば2億円近くまで達したことだろう。

もう1台の注目車であるランチア037ラリー・ストラダーレは、こちらもシャシーナンバーが1の貴重な存在で、18年かけて修復されたことが評価されて7040万円まで値を上げた。

ポルシェ 8台中5台落札

このほか人気を集めたのは930最終型1989年911ターボ。走行2万kmの「ミツワ」もので、素晴らしいコンディションに保たれていることから2453万円で落札された。

希少なポルシェ964カレラRS NGT M003クラブスポーツは、いくつかノンオリジナルの部分があったにもかかわらず2420万円で決着。

クルマ趣味の王道といえるイギリス車については、ミニ・カントリーマンとロータス・エラン、3イレブンが出品されたが、どれも最低落札額まで達せず流れてしまった。

コレクターズカー・オークションでは世界的にイギリス車が弱くなっていることを立証してしまったようだ。同様に普通のモデルが多かったメルセデス・ベンツも流札に終わっている。

まだ日本でなじみが薄いコレクターズカー・オークションだが、BHオークションではこの後も様々な場所で積極的に開催してゆくという。日本のクルマ趣味界に定着することを期待したい。


037のストラダーレもそうだし2000GTも
Posted at 2019/09/25 11:30:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2019年09月25日 イイね!

プロトタイプの初お披露目か

プロトタイプの初お披露目か【東京モーターショー】スバルが新型レヴォーグのプロトタイプをワールドプレミア!

2019年9月25日、スバルは第46回東京モーターショー2019の出展概要を発表した。最大の注目モデルは、10月23日のプレスデーにワールドプレミアされる、新型レヴォーグだろう。

WRX STI 最終バージョンの限定モデルも!
スバルは「人生をより良くできるクルマは、きっと、ある。~believe.~」をコンセプトに、クルマを通じてお客さまの人生を豊かにするというスバル ブランドの信念を、世界初公開となる新型レヴォーグ(プロトタイプ)などの出展車両やブース全体を通じて表現するという。

●新型レヴォーグ プロトタイプ(世界初公開)
2013年の東京モーターショーで現行型が発表されたレヴォーグが、いよいよ2代目にフルモデルチェンジされる。新型はスバルの持てる最先端の技術を結集し、自動運転化が進むモビリティ社会の中で「誰もが自分の意思で、運転をどこまでも愉しめる未来」の実現を目指した1台だという。だが今のところ公開されているのは、ここで紹介する画像のみ(タイトル写真より少し加工してある)。なお、専用のWebティーザーサイトもオープンしている。

●WRX STI EJ20 ファイナルエディション プロトタイプ
1989年からスバルの主力エンジンを務めてきたEJ20型が、2019年度内に生産を終了。このエンジンを搭載するWRX STIは2019年12月末で受注を終了する。その集大成となる特別仕様車「EJ20 ファイナルエディション」のプロトタイプを公開する。バランスドエンジン、レカロ製シート(オプション)、チェリーレッドのピンストライプ(フロントグリル&リアバンパー)、BBS鍛造19インチホイール(ゴールド塗装)、6ポットのシルバーキャリパーなど、Sシリーズを彷彿とさせる機能と装備をまとった、EJ20の集大成モデルだ。555台限定の抽選販売を予定している。

●インプレッサスポーツ 2.0i-S アイサイト
10月にビッグマイナーチェンジを予定している第5世代インプレッサスポーツの大幅改良モデル。フロントバンパーやヘッドランプなどエクステリアを変更し、サスペンションの改良で走りの質感も向上している。全車標準装備のアイサイト・ツーリングなど、安全&快適装備も充実させている。

●XV アドバンス
10月にマイナーチェンジが予定されている、XVのe-ボクサー(ハイブリッド)モデル。現在、XVでは受注の3割から4割、フォレスターでは5割以上がアドバンスだという。今回のマイナーチェンジで、XVのエンジンラインアップは1.6Lのガソリンとe-ボクサー(2L+モーターのハイブリッド)のみとなる。アイサイト・ツーリングも全車に標準装備。
なお、同じパワートレーンを搭載する本格派SUVのフォレスター アドバンス(市販車)も出展される。

●VIZIV アドレナリン コンセプト
2019年のジュネーブ モーターショーでワールドプレミア(世界初公開)された、新しいスバル デザインの方向性を示すコンセプトカー。特徴をより際立たせる「BOLDER」という考え方の元にデザインされた。大自然の中を意のままに駆ける愉しさも目指しているという。このデザインを基に生まれる市販車は、何になるのだろうか?

●BRZ GT300 2019
2019 スーパーGTのGT300クラスに参戦している、BRZをベースにしたレーシングカー。2019シーズンは苦戦が続いているBRZ GT300だが、サーキットでしか見られないその雄姿を目の当たりにできるのは、モータースポーツファンにはたまらないだろう。

EVや自動運転など、車両以外の技術展示に関しては、今のところ予定されていないという。
プレスカンファレンスは、10月23日(水)14時から東京ビッグサイト・青海展示棟のスバル ブースで行われ、YouTube上のスバル公式チャンネルで配信される。なお、専用Webサイトも開設され、出展車両に関する情報を配信している。


レヴォーグの次期型って型式VNになるのかな?
WRXだとVA→VBなのかな??


新型スバル レヴォーグまもなく登場! フルモデルチェンジでどう変わる!?

2019年9月25日、スバルは、第46回東京モーターショー(東京ビッグサイト周辺/会期:2019年10月24日(木)~11月4日(月・祝))の出展概要を発表した。

注目はステーションワゴン「レヴォーグ」の新型(プロトタイプ)の展示だ。レヴォーグは、日本国内専売ステーションワゴンとして2014年に登場。「レガシィ ツーリングワゴン」の後継モデルである。

2014年に登場したレヴォーグは日本国内専売モデル。「あらゆる面で進化を遂げた新世代のSUBARUの象徴である」と、スバルの開発担当者は述べる。ただし、搭載するパワーユニットや先進安全装備など、あらゆる部分の詳細は不明。事前に入手出来た写真は、メインの1カットのみだ。

スバルの広報担当者に訊くと「東京モーターショーまでは、詳細は話せません」とのこと。はたして2代目レヴォーグはどんなステーションワゴンになるのか?

レヴォーグのセダン版ともいうべき「WRX STI」の特別仕様車「WRX STI EJ20 Final Edition(プロトタイプ)」も、東京モーターショーに展示される。なおスバルは、レヴォーグ以外にEJ20エンジン生産終了を記念した特別仕様車「WRX STI EJ20 Final Edition(プロトタイプ)」、マイナーチェンジを受けた新型「インプレッサ」、ハイブリッドユニットを搭載した「SUBARU XV」、「フォレスター」、そしてスバル・デザインの今後の方向性を示すコンセプト・カー「VIZIV ADRENALINE CONCEPT」を東京モーターショーに展示する。

文・稲垣邦康(GQ)


【東京モーターショー2019】スバル 「次期型レヴォーグ」「WRX STIラストモデル」を出展

スバルは2019年10月23日~11月4日に東京・ビッグサイトとその周辺地域で開催される「第46回 東京モーターショー」に、次期型「レヴォーグ・プロトタイプ」、台数限定モデル「WRX STI EJ20 ファイナルエディション」などを出展する。


現行のレヴォーグは2014年に登場しており、6年を経てフルモデルチェンジし2代目となる。東京モーターショーに出展される次期型レヴォーグはプロトタイプとされ、発売するモデルとはエクステリアなどに僅かな違いはあるものの、2020年春頃と予想される正式発表の市販モデルと考えてよいだろう。

新型レヴォーグはスバルの持つ最先端技術が投入され、「誰もが自分の意思で、運転をどこまでも楽しめる未来のクルマ」を目指しているとされ、現在のアイサイトをさらに拡張したドライバー支援システムが搭載されると予想される。

なお9月25日からは新型レヴォーグの特設サイトもオープンされている。

WRX STI EJ20 ファイナルエディション プロトタイプ

いよいよEJ20型ハイパワー・エンジンを搭載したWRX STIが終焉を迎える。現行のWRX STIは2019年12月末で受注を終了する。

水平対向4気筒2.0LのEJ20型は1988年12月に初代レガシィに搭載されてデビューしており、30年間も使用されてきた。そのEJ20型には様々なバリエーションがありSOHC、DOHC、DOHCターボがラインアップされ、排気量の設定ではEJ15、EJ16、EJ18、EJ22、EJ25など幅広く展開された。

また最もハイパワーのEJ20ターボも時代ごとにシリンダーヘッド、カム駆動方式、スラスト・ベアリング位置なども変遷しており、30年間を通して共通点はボア・ストローク、シリンダーブロックそしてシリンダーヘッドの基本構造のみだ。

EJ20ターボのパワーは初期型は220ps/270Nm、最終仕様では308ps/422Nmと大幅に高出力化されている。その一方で、スバルのメイン・エンジンは新世代のFA型、FB型に切り替えられており、WRXはFA20ターボに切り替わっている。

したがって、現在はEJ20ターボはWRX STI専用となり極めて少量生産で継続されてきたわけだが、排ガス、燃費規制、企業平均燃費の観点からついに2020年春で生産を打ち切ることになった。

今回のWRX STI EJ20 ファイナルエディションはプロトタイプとされているが、市販モデルそのものだ。このモデルは555台の限定モデルで、抽選販売となる。クルマとしてSTI「Sモデル」と同等で、EJ20エンジンはバランス取りされたスペシャル品で、フロントグリル、リヤ・バンパーにはチェリーレッドのピンストライプが入る。

ホイールはBBS製の鍛造19インチ(ゴールド塗装)、ブレンボ・ブレーキはシルバー塗装、オプションとして専用開発されたレカロ・シートも設定されている。

次期型WRX、WRX STIモデルは2020年後半~2021年に登場する。もちろんSGPプラットフォームを採用し、電気駆動を併用するハイブリッド・モデルが計画されている。デザインは、2017年の東京モーターショーに出展した「VIZIVパフォーマンス・コンセプト」がベースになると予想されている。

インプレッサ/XV

インプレッサは10月にマイナーチェンジが予定され、新たなグリル、バンパーなどを採用したインプレッサ・スポーツ 20i-Sアイサイトが展示される。インプレッサにもアイサイト・ツーリングアシストが採用されている。

XVは、e-BOXERを搭載するアドバンスを展示。なおXVには今後2.0LのFB型エンジンが廃止され、1.6LのFB16型モデルとe-BOXER搭載モデルのみになり、e-BOXER搭載モデルはアドバンス・グレードだけでなく新たに別名のグレードが設定される。

フォレスター アドバンス

フォレスターは現行モデルで、e-BOXER搭載のアドバンスが出展される。現在でも販売台数の50%がe-BOXER搭載のアドバンス・グレードのため、XVと合わせてe-BOXERをより強くアピールする狙いだ。

VIZIV アドレナリン・コンセプト

このVIZIV(ヴィジブ)コンセプトモデルは2019年春のジュネーブ・モーターショーに出展されたコンセプトカーで、近未来のSUVモデルとされている。

デザイン・キーワードとして「BOLDER(ボルダー、大胆さ)」を新たに掲げたモデルで、次期型XVのデザイン・スタディとされている。

BRZ GT300

スーパーGT選手権を戦っているBRZ GT300レーシングカーが展示される。身近で最新のGT300マシンを見ることができる貴重なチャンスだ。



スバル レヴォーグ 次期型を東京モーターショー2019で世界初公開…主査「スバルの最先端技術を結集」

SUBARU(スバル)は9月25日、東京モーターショー2019の出展概要を公表し、『レヴォーグ』の次期型モデルを世界初公開することを明らかにした。国内営業本部マーケティング推進部の永来宏行主査は「持ちうるスバルの最先端の技術を結集させた渾身の1台」と語る。

永来主査は次期型レヴォーグについて「あらゆる面で進化を遂げた新世代スバルの象徴」とした上で、「新しいスバルの幕開けにふさわしいものとして、持ちうるスバルの最先端の技術を結集、結晶化させた渾身の1台になる。『誰もが自分の意志で、運転をどこまでも愉しむことができる未来を』、まさにこれを体現するクルマになっている」と解説する。

スバルが公表した東京モーターショー2019出展概要によると、次期型レヴォーグのワールドプレミアに加えて、特別仕様車『WRX STI EJ20 ファイナルエディション』も初公開される。



スバル 東京ショーに、新型レヴォーグ試作車/WRX STI EJ20ファイナル・エディション

東京モーターショー2019 スバルの展示車

スバルが今年10月に開催される東京モーターショーの出展車両を発表した。

新型レヴォーグのプロトタイプ、EJ20型エンジンの最終章となるWRX STI限定車の登場が予定されている。

2代目となる新型レヴォーグは、今回のプロトタイプ発表が世界初公開という位置づけになる。同社の最先端技術を結集し、自動運転化が進むモビリティ社会において、誰もが自分の意思で、運転をどこまでも楽しめる未来を目指したモデルになるという。

現時点では、予告画像1枚だけが公開されている。

EJ20型エンジン 終了へ

もう1つのトピックは、1989年からスバルの主力エンジンとして採用され続けたEJ20型水平対向エンジンの終了が発表されたこと。今年度内に生産を終えるという。

これに合わせて、EJ20型を搭載する日本市場向けのWRX STI(現行型)が、2019年末で生産を終了することになった。

そして、スバルの名機に別れを告げる特別仕様車「EJ20ファイナル・エディション(プロトタイプ)」が、東京モーターショーの同社ブースで来場者を迎える。

心臓部にはEJ20型のバランスト・エンジンを採用。ゴールドに塗装されたBBS製19インチ・アルミホイール、チェリーレッドのストライプが入ったバンパー、6ポットのシルバー・ブレーキキャリパーを装備する。

また、オプションでレカロのシートも用意された。555台の抽選販売を予定しており、販売方法の詳細は10月23日に発表される見込みだ。

10月発表予定のインプ、XV

これ以外にも10月発表予定のインプレッサ・スポーツ2.0i-Sアイサイトの市販車を展示。第5世代の大幅改良モデルとしてアイサイト・ツーリングを全車に標準装備。外観やサスペンションを変更し、商品性を高めている。

さらに、やはり10月発表予定のスバルXVアドバンス(eボクサー搭載)の市販車も出展。アイサイト・ツーリングを全車標準搭載するほか、Xモードを改良して、路面状況に合わせて2種類のモードを選択できるようにしている。


スバル新型レヴォーグはダウンサイジングターボ搭載か!? 目指すのはドイツのプレミアムブランド

■新型「レヴォーグ」が東京モーターショーで世界初公開!

 2019年10月24日から一般公開される「第46回東京モーターショー2019」には、次期型のスバル「レヴォーグ」のプロトタイプ(試作車)が出展されます。世界初公開なので注目度も高いです。

 現行レヴォーグは、2014年に発売されました。同じく2014年にデビューした現行「レガシィ」は、ツーリングワゴンを廃止して「アウトバック」とセダンの「B4」の2タイプとし、どちらもボディを大幅に拡大しています。

 そこで人気の高かったレガシィツーリングワゴンの後継となるモデルとして、レヴォーグを投入しました。

 レヴォーグは、現在では欧州やオーストラリアでも販売さていますが、当初は国内専用車として日本市場を重視して開発されました。

 全長は4690mm、全幅も1780mmに収まります。最小回転半径は、1.6リッターターボエンジン搭載車は5.4mなので(1.6 STIスポーツ アイサイトは5.5m)、走行性能の優れたステーションワゴンでありながら、道幅の狭い日本の道路環境でも運転しやすいのが特徴です。

 次期レヴォーグは、プラットフォームも含めて一新します。現行「インプレッサ」から採用が開始された新しいプラットフォーム「スバルグローバルプラットフォーム(SGP)」をベースに、性能をさらに高めます。

 2020年にはレヴォーグと併せて、スポーツセダンの「WRX」もフルモデルチェンジするため、両車で基本部分を共通化するわけです。

 新しいプラットフォームを使ったスバル車は、2016年にインプレッサ、2018年に「フォレスター」、さらに2020年はレヴォーグ、WRXという具合に続々と投入されます。

 現行レヴォーグのエンジンは、水平対向4気筒の1.6リッターターボと2リッターターボですが、新型レヴォーグは、1.5リッターターボと1.8リッターターボに変更される可能性があります。動力性能を低下させずに、燃費効率を向上させるのがねらいです。

 動力性能は現時点で十分な水準に達しているため、新型レヴォーグで進化するのは、走りに関しては走行安定性と乗り心地でしょう。インプレッサとフォレスターに試乗すると、新しいプラットフォームの素性が優れていることを実感できます。次期レヴォーグは、その性能をさらに高めるわけです。

 操舵感は、ハンドルを回し始めた段階から正確に反応して、過敏にならないよう配慮しながら、自然に良く曲がる運転感覚を追求します。

 乗り心地は現行型も入念に造り込んでいますが、新型はさらに重厚な印象になり、ミドルサイズワゴンながらラージサイズの乗車感覚を目指すでしょう。

 従来のレヴォーグは適度なサイズのボディによるスポーティな運転感覚が特徴でしたが、新型はこれに上質感を加え、ドイツのプレミアムブランドに近づくともいえます。

■新型レヴォーグの発売は2020年6月頃か!?

 その一方で、ボディをむやみに拡大することはありません。ボディスタイルも、サイドウインドウの下端を極端に後ろ側へ持ち上げるウェッジシェイプは避けます。スバルには、良好な視界などにより、走る前から安全を確保する「0次安全」の考え方があるからです。

 現行インプレッサは、先代型に比べると斜め後方の視界が悪化したので、これ以上見にくくすると0次安全の考え方も成立しなくなります。従って新型レヴォーグの外観が大幅に変化することもないでしょう。フォレスターの先代型と現行型のデザインがキープコンセプトだったように、レヴォーグも基本デザインを踏襲します。

 スバルの販売店によると「今のところ次期レヴォーグに関する情報は、メーカーから聞かされていません。発売時期なども分かりません」とのことです。

 それでもスケジュールは、現行レヴォーグに近いと思われます。現行型は2013年の東京モーターショーにプロトタイプが出展され、翌年2014年4月に発表、6月に納車を伴う発売となりました。

 ただし発表が4月で発売が6月なのに、受注は2014年1月4日に開始しました。早い段階から大量の受注を溜めておけば、生産計画も立てやすくなるためです。

 しかしこの売り方により、ユーザーと販売店は迷惑を被りました。実車も見ないで、商談をしなければならないためです。

 現行レヴォーグの発売当初、スバルディーラーのセールスマンは「いままでこのような売り方をしたことはありません。クルマを見ないで、資料だけで商談するのは難しいです。

 また早々に受注を開始すると、納車まで長期間にわたってお客様のケアをしなければならず困っています」と悩んでいました。

 確かに納車を待つ顧客を放っておくわけにはいかず、定期的に連絡も取らねばなりません。その人数が増えると、手間も要するでしょう。

 さすがに新型レヴォーグでは、このような無理な売り方はしないようですが、発売が6月頃になると受注の前倒しがおこなわれる可能性はあります。

※ ※ ※

 新型レヴォーグも、優れた商品に仕上がっていると思うので、ユーザーが納得して購入できるようにして欲しいものです。

 購入を希望するユーザーには、プロトタイプを試乗する機会を提供するなど、スバルらしいユーザー目線の販売促進に期待したいです。


早くもスバル新型「レヴォーグ」の姿を世界初公開! WRX STIが年内受注終了も発表へ

■新型「レヴォーグ」いよいよお披露目!

 スバルは、2019年10月24日から開催される東京モーターショー2019で、新型「レヴォーグ」のプロトタイプモデルを世界初公開すると発表しました。

 2014年にデビューしたレヴォーグは、「レガシィツーリングワゴン」の後継にあたるモデルとして発売されました。

 2代目となる新型レヴォーグは、スバルの最先端の技術を結集し、自動運転化が進むモビリティ社会において、「誰もが自分の意志で、運転をどこまでも愉しめる未来」の実現を目指しているといいます。

 また、1989年から長きにわたって主力のエンジンとしてさまざまなモデルに搭載されてきたEJ20型水平対向エンジンが、2019年度内に生産終了されることになりました。

 これにともない、EJ20型エンジンを搭載する日本市場向けの現行「WRX STI」は、2019年12月をもって受注を終了します。

 その集大成として、特別仕様車「EJ20 ファイナル エディション」が555台限定で抽選販売されることになり、東京モーターショーにも出展される予定です。

 ほかにも、2019年10月発表予定の「インプレッサスポーツ 2.0i-S EyeSight」(大幅改良モデル)、「XV アドバンス(e-BOXER搭載車)」(一部改良モデル)、「フォレスター e-BOXER」(市販モデル)。

 2019年3月のジュネーブモーターショーで初公開された「ヴィジヴ アドレナリン コンセプト」(参考出展)、「SUBARU BRZ GT300 2019」(スーパーGT参戦車両)の出展が予定されています。


次期レヴォーグから最期の「EJ20」まで! スバルがブース内容を発表【東京モーターショー2019】

 スバルの思想を7台のクルマとブース全体で表現する!

 SUBARUは2019年10月24日(木)~11月4日(月・祝)に開催される第46回東京モーターショー2019の出展概要を発表した。 ※プレスデーは10月23日(水)、24日(木)

 コンセプトは「人生をより良くできるクルマは、きっと、ある。~believe. ~」だ。クルマを通じて人々の人生を豊かにするというスバルの思想をブース全体で表現するという。

 また以下7台の展示車両が発表された。詳しく見ていこう。

 1)新型レヴォーグ プロトタイプ【世界初公開】

 2014年に誕生したツーリングワゴン、「レヴォーグ」。かつてワゴンブームを作り上げるほどの人気を博したレガシィ・ツーリングワゴンの後継ともいえるモデルで、そのスポーティな走りと使い勝手の両立にファンは多い。

 そんなレヴォーグの第2世代モデルが東京モーターショーの場で世界初公開となる。スバルの持てる最先端の技術を集約し、「誰もが自分の意思で、運転をどこまでも愉しめる未来」の実現を目指した1台になっているという。スポーティな国産ツーリングワゴンという、いまや唯一無二の存在であるレヴォーグの進化に注目だ。

 2)WRX STI EJ20 Final Edition プロトタイプ【特別仕様車】

 スバル好きなら知っているであろう名機「EJ20」水平対向エンジン。1989年に誕生し、初代レガシィを皮切りに多くの市販車に搭載されたほか、WRCやニュルブルクリンク24時間レースなどモータースポーツでも活躍してきた。

 スバルはこの「EJ20」の生産を2019年度内に終了すると発表。メーカーによると、今後の環境対応を見据えての決断だそうだ。これにより現在唯一このエンジンを搭載する現行車WRX STIの受注を2019年末で打ち切る。そこでEJ20の集大成といえる「WRX STI EJ20 Final Edition」を販売することが決定した。

 このクルマにはバランスドエンジンやゴールド塗装のBBS製19インチアルミホイールなど、このパワートレインのフィナーレを飾るにふさわしい、特別な装備を纏う。

 販売台数は「555台限定」と、こちらもじつにスバルらしい。

 3)インプレッサ Sport 2.0i-S EyeSight 【大幅改良モデル、2019年10月発表予定】

 2019年8月27日より先行予約を開始しているインプレッサの大幅改良モデル。今回展示されるのはハッチバックタイプの「インプレッサ SPORT」だ。

 今回の改良のトピックともいえるのが、先行車と車線を認識し、アクセル・ブレーキ・ハンドル操作をアシストする「アイサイト・ツーリングアシスト」が全グレードに標準装備されること。

 またフロントバンパーやヘッドランプを刷新し、精悍な顔つきとなった。さらにサスペンションの改良などにより走りの質感も向上しているという。

 4)SUBARU XV Advance(e-BOXER搭載) 【一部改良モデル、2019年10月発表予定】

 2019年10月に発表予定のクロスオーバーSUV、「XV」の一部改良モデルを展示。いままではガソリンとハイブリッドをラインアップしていたが、この改良でe-BOXER搭載モデル(ハイブリッドモデル)のみとなる。さらにe-BOXER搭載モデルのグレードを複数に拡大するという。

 加えて「アイサイト・ツーリングアシスト」が全車標準装備化。X-MODEにも手を加え、いままではオン/オフのみであったが、路面状況に合わせて2つのモードを選択可能とするなど、全方位で進化を遂げている。

 5)フォレスター Advance(e-BOXER搭載)【市販モデル】

 2018年6月に5代目となったフォレスター。現行モデルはスバルの新世代シャシー「SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)」の採用や、X-MODEの2モード化などにより、その走破性をさらに高めた。またハイブリッドモデルの追加も話題となったが、今回展示されるのはそのe-BOXERを搭載する「フォレスター Advance」だ。メーカーによれば、現在フォレスター購入者の5割がこのグレードを選んでいるという。

 6)SUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPT【参考出品】

 2019年のジュネーブモーターショーで初公開されたSUVタイプのコンセプトモデル、「SUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPT(スバル・ヴィジヴ・アドレナリン・コンセプト)」。

 VIZIVとはスバルがコンセプトカーにつける名称で、過去にはSUVタイプの「SUBARU VIZIV FUTURE CONCEPT(スバル・ヴィジヴ・フューチャー・コンセプト)」、ワゴンタイプの「SUBARU VIZIV TOURER CONCEPT(スバル・ヴィジヴ・ツアラー・コンセプト)」、セダンタイプの「SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT(ヴィジヴ・パフォーマンス・コンセプト)」などを公開してきた。

 スバルは今までデザインのコンセプトとしてきた「DYNAMIC×SOLID(ダイナミック・アンド・ソリッド)」をさらに大胆に進化させていくことを宣言しており、そのキーワードとして「BOLDER(ボルダー)」を掲げている。そしてこの「SUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPT(スバル・ヴィジヴ・アドレナリン・コンセプト)」は「BOLDER」の考え方のもとデザインされた初のコンセプトカーだ。

 7)SUBARU BRZ GT300 2019【2019 SUPER GT 参戦車両】

「SUBARU BRZ GT300」は、2012年から日本屈指のレースカテゴリーのひとつSUPER GT(GT300クラス)に参戦。モータースポーツへのチャレンジを通じて、スバルの「安心と愉しさ」の追究を続けている。今回の東京モーターショーでは、今シーズンを戦う「SUBARU BRZ GT300 2019」を間近で見られるチャンスだ。

※写真は2018年レース参戦車両

 また出展車両については本日より専用サイト(https://www.subaru.jp/tms/)で情報を配信する。

 プレスカンファレンスは2019年10月23日(月)14:00から、代表取締役社長の中村知美さんにより行われ、YouTube上のSUBARU公式チャンネル(https://www.youtube.com/user/SUBARUOnTube)で配信される。



【ついにこの時が!! スバルの二本柱に激震】新型レヴォーグ&WRX STI最終仕様発表

 10月24日(木)から11月4日(月・祝)まで、東京ビッグサイト(江東区・有明)を中心に開催される 第46回東京モーターショー2019に、スバルが出展する全7モデルが公開された。

 今回はそのなかから、スバルの次世代を担う最新モデルと、ここまでスバルの主力として貢献してきたが、その歴史に幕を下ろす現行型モデルの注目の2車種を紹介する。

文/編集部
写真/編集部、SUBARU

【画像ギャラリー】スバルが東京モーターショーに出展するクルマを紹介!

■スバルの最先端技術を結集! 新型レヴォーグ プロトタイプ

 レガシィツーリングワゴンの血統を受け継ぎ、 2014年に誕生した現行型レヴォーグだが、今年の東京モーターショーで 「新型レヴォーグ プロトタイプ」とプレスリリース内でも明記された、次期型モデルが 世界初公開される。

 今回、東京モーターショー2019の前に、その次期型のリア後方からのショットを、スバルがティザー画像として公開した。

スバルが公開した次期型レヴォーグ プロトタイプのティザー画像。デザインテーマは「ダイナミック&ソリッド」であり、現行型レヴォーグよりもエッジの効いたデザインになることが予想される

 エクステリアデザインは、2018年にスバルがジュネーブショーで初公開した「ヴィジブ・ツアラーコンセプト」を市販モデルとして昇華させたものとなる。

 ベストカースクープ班が入手している情報では、パワートレーンは現行の1.6Lターボと2Lターボの2本立てから、新開発のダウンサイジングターボに一本化されることになりそうだ。

ベストカーで作成した次期型レヴォーグの予想CG。基本的にヴィジブ・ツアラーコンセプトをより量産モデルに近づけたデザインとなる


 新型レヴォーグ プロトタイプは、スバルの持てる最新技術を結集し、自動運転化が進むモビリティ社会のなかにおいて、「誰もが自分の意志で、運転をどこまでも愉しめる未来」の実現を目指すとしている。当然、次世代の「アイサイト」が搭載されることになるだろう。

 次期型は、現行型のデビューから6年経つ、2020年夏ごろの登場と予想される。

■EJ20の歴史についに幕! WRX STI EJ20 ファイナルエディション

 1989年に登場してから30年、ここまで主力エンジンとして活躍してきた名機「EJ20型水平対向ターボエンジン」が、年内で生産を終了する。

 これに伴い、当該エンジンを搭載する日本市場向け・現行型WRX STIは、2019年12月末で受注を終了することとなった。

 EJ20ターボは、初代レガシィを皮切りに幅広い車種に採用され、世界ラリー選手権(WRC)やニュルブルクリンク24時間レースをはじめとするモータースポーツにおける活躍にも、おおいに貢献してきたパワーユニットだった。

 量産モデルとしては、インプレッサ STIがランエボとのし烈なパワーウォーズを繰り広げたことは、記憶に新しいだろう。初代STiでは250ps/32.5kgmだった出力は、最終型となるWRX STIでは308ps/43.0kgmまで向上している。

 基本設計自体は古いが、パフォーマンスの高さと、ファンを魅了する存在感を感じさせるエンジンは、ほかに存在しなかった。

 そのEJ20ターボの集大成としてスバルは、「WRX STI EJ20 ファイナルエディション」を555台限定で発売を決定、専用ウェブサイトを立ち上げる。東京モーターショーにはプロトタイプも出展される予定となっている。

基本的に、販売に関してはウェブサイト上での抽選販売になると思われる。価格や販売方法などの詳細については、10月23日の東京モーターショーで明らかにされる予定だ

 この特別限定車に搭載されるEJ20ターボは、Sシリーズを彷彿とさせるバランス取りが施されており(※スペックは変更なし)、高回転まで鋭く吹け上がる。

 そのほか、チェリーレッドピンストライプの入ったフロントグリルとリアバンパー、グループAやWRカー時代を彷彿とさせるBBS製鍛造19インチホイール(ゴールド塗装)、6POTシルバーキャリパーなども装備する。

 標準モデルとタイプSも年内に販売を終了するので、「EJ20ターボ搭載車が欲しい!」という方は購入を急いでもらいたい。

 スバルはこの2車種のほかにも、「インプレッサ Sport 2.0i-S アイサイト」「SUBARU XV アドバンス(e-BOXER搭載車)」「フォレスター アドバンス(e-BOXER搭載車)」「SUBARU ヴィジヴ アドレナリン コンセプト」「SUBARU BRZ GT300 2019」を出展する。

 スバルブースに足を運び、ぜひその実物を見てもらいたいと思う。

Posted at 2019/09/25 11:18:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記

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GC6を自らの事故で失った後、次の愛機を探している所コイツが浮上しました。 車重は10 ...
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初のマイカーです。NAという事とコズミックブルーマイカって色なのであまり回りにいない車な ...
スバル BRZ スバル BRZ
兄貴の増車なんですが、いじる許可を貰っているので気ままに弄り回します。
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