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2018年06月21日

IT vs PESON'S EYE

IT vs PESON'S EYE  



FIFAワールドカップH組でもっとも感心したのはセネガルだ。
アフリカにありがちな大味さはなく、
身長とスピードを兼ね備えた守備は見どころがあった。
攻撃に関してはフィニッシュのアイディアこそ豊富とは言えないが、
チャンスを確実にものにする力はある。





ポーランドは、レバンドフスキがボールを持ったら…。
という怖さは見せたものの、攻撃の組み立てでは、
セネガルの中盤の守備もあってあまり手がなく退屈だった。

日本戦のコロンビアに関しては、カルロス·サンチェス退場後、
早い段階でクアドラードを外してバリオスを投入。
ペケルマン監督の的確な指示がチームだけでなく、
ゲームが落ち着かせた。


ただ、後半途中、ゲームの攻守を担っていたキンテロに代えて、
ハメス·ロドリゲスを投入。
彼はワンタッチでゲームを支配する力はあるものの、
チーム全体の運動能力が落ちているなかで、
ケガ上がりが災いしたのかチームの活性化には至らなかった。

引き分け狙いなら
ハメス·ロドリゲスへの交代はなしで、
別の運動量のある選手への交代の方がよかったとは思うけれど、
初戦、あそこで攻撃的に出た。
1人足りない状態で守備的にカウンターを狙うよりも、
あえて攻撃的な選手を投入することで、
攻撃の意識を高めて成功する例を何度も見ている。

ハメス·ロドリゲス、ファルカオともにファウルを取れる選手で、
日本が彼らに対してファウルをすることで、
1つでもチャンスでできれば点が取れると考えたとすれば、
あそこでエース投入の意図も理解できる。
ただ、ハメス·ロドリゲスの状態が悪すぎた。

日本に関しては、大迫が攻守に渡ってよく動き、
チーム全体もいい連動を見せた。
前回のパラグアイ戦でも岡崎が前線からチェイスすることで、
かなり高い位置での攻守の切り替えができるようになっていた。
柴崎のつなぎ、右サイドの酒井の攻撃も印象に残ったし、
昌子、吉田ともにしっかり潰すところを潰していた。
ただ、大迫、乾、酒井ともに決定機を外した点に関して、
やはりワンテンポ遅い。
ボールを受けるなど、シュートまでの動きは素晴らしいのに、
シュートを打つタイミングの速さなのか、アイディア不足なのか、
日本がなぜ決定力不足なのかを証明するようなプレーだった。

GK川島のキャッチされたももの、 
コロンビアのファルカオがどんな体制でもシュートを打てる力は魅力的で、
ハメス·ロドリゲスとファルカオとのコンビなら、
どんなファンタジックなゴールが生まれるのかとワクワクさせられた。

日本の次戦はセネガル戦。
現時点で日本はポーランド戦のことを
考えなくてもいい状況にある。
セネガルはアフリカのチームにしてはかなりまとまっていたけれど、
ゲーム後半の終盤、やや集中力を欠いていた。
それがポーランドの得点を生んだのだけれど、
日本は90分間で選手交代も含めてアグレッシブさを保てれば、
多少苦戦してもかなりいい線いきそうだ。

今回のFIFAワールドカップでもっとも気になるのは、
VARと呼ばれるビデオ判定の導入だ。
いまやスポーツでは当たり前のシステムだが、
サッカーでは今回が初めての試み。
しかし、AUS vs. DENのPKを見る限り、
VARがまったく生かされていない。
あの試合で、OZのプレーに対してPK判定をしたことが問題ではなく、
結局はレフリーの主観でのみ裁かれて、
テクノロジーを利用した上での、
サッカーとしての基準がまったく示されていないことを露呈した。

足に行っていないファウルに対して出すべきPKなのか、



それともその後一歩踏み出して倒れたことに関して、
シミュレーションを取るべきなのか?




また、VARを導入したにもかかわらず、
ペナルティエリア内のハンドーレッドーPKの流れもどうかと…。
日本が得たレッドカードに対して、
これまでのオートマチックな判定なら当然という意見もあるが、
それも含めて検討すべきVAR導入すべき議論の余地はある。
1人減って、さらに得点を与えた時点で、
2つのペナルティを課しているだけでなく、
1~2点程度しか入らないサッカーでは、
正直、試合としてのおもしろみを失わせる。
他のスポーツでの退場は、悪質なファウルを犯した場合で、
時間を区切ってのものが多い。

ラインを越えたか越えないかで得点を判定するような
ビデオリプレイ判定ならともかく、
特にシミュレーションやハンドのファウルなど、
故意か故意でないか、悪質か悪質でないかを判定するのは難しい。
一方で意図的なファウル、悪質なタックルもかなり多く、
VARを導入したがゆえの判定のちぐはぐさが目立つ。

どのスポーツでも当たり前のビデオ判定で、
使われたシーンで納得できないことはほぼなかったけれど、
根底会ではVARがあるがゆえ首をかしげるものが多すぎる。

アメリカのスポーツなら、ファウルはあって当たり前。
だからルールとしてファウルがあることが前提になって、
ペナルティが与えられる。
ファウルを取るのもテクニックの内だ。
ところが、紳士的に戦うというイギリス的なフェアプレーを謳いながら、
一方でラテン的なずる賢くなければ勝てない。
そんなダブルスタンダードがサッカーには存在する。
VARという最新のテクノロジー導入によって、
そうした矛盾も見える大会でもある。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2018/06/21 21:06:20

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