子供の頃は所謂「鉄ちゃん」だったので、ある程度の鉄道路線の知識はありましたし、ツーリング中などに廃線跡を見つけるのは得意でした。
みんカラは車のSNSなので余りディープな廃線跡巡りを載せるのも似つかわしくないでしょうから、道路から見えるような鉄道遺構をエクシーガを入れながら撮ったり、車を止めてちょいと撮影出来るような廃線跡をドライブの備忘録としてフォトアルバムに掲載しています。
只、今迄走ったことがない所は当然どこに鉄道遺構があるか知らないので、宮脇俊三さんの「鉄道廃線跡を歩く」(JTBキャンブックス)を参考に当たりをつけてドライブしていました。勿論、偶々廃線跡を見つけて後から確認するような逆パターンもありますが。
ただ、この本は10巻まで出ているはずなのですがブタは8巻までしか持っておらず、欠けている情報も結構あるようです。また、本の発行自体も古く(8巻が2001年初版印刷、1巻については1995年が初版)ですので、少なくとも20年以上前の情報となります。
そんな折、年明けに本屋をうろついていたところ見つけたのがこれ「レールウェイマップル全国鉄道地図帳」です。
勿論マップルさんですので正確な道路情報ですし、鉄道線が道路のどちら側とか、跨線するポイント、トンネル位置などが詳細に描かれているので、「撮り鉄」の方が撮影ポイントロケハンのプランニングに使うのもいいかも知れません。そして何といっても秀逸なのが廃線もしっかり掲載されていて、駅名変更などの記録も書いてあるところです。
中央本線の笹子峠廃線跡を辿っている時に「甲斐大和」という駅に出たのですが「こんな駅あったっけ?」とこの地図帳を見ると旧「初鹿野」駅で1993年に「勝沼ぶどう郷」と同時に改名されたと書かれていました。「勝沼ぶどう郷」は知っていたのですが・・・便利です。
「鉄道廃線跡を歩く」のように現場写真などは載っていないので現役時の雰囲気や廃線跡の状況までは分かりませんが、最近はドライブのお共に持ち歩いています。
Posted at 2021/05/16 12:44:09 | |
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