数日前、スタジオジブリが日本テレビHDの子会社になるという発表がありました。
宮崎駿先生は82歳、鈴木敏夫社長も75歳ということで、後任をどうするかという問題はずっとあったかと思います。
一方、アニメ界は今激動の時代、作画もデジタルなら制作も制作委員会方式だけでなく、ネトフリのようなプロバイダーがコンテンツ作製まで絡んで来たり、動画マンは中国を始め海外頼みとか、果ては原画も生成AIが・・・なんていう世界に、新海誠監督のような成功例も無くはないですが、もうひとりのクリエイターが実験的な作品を作るという時代は終わったのかも知れません。
ハゲタカ投資会社にジブリ作品の版権のばら売りをさせない為にも、クリエイターには創作活動に専念して貰う環境を用意してくれるタニマチみたいなスポンサーが必要だったということなのかなと思います。
そもそもスタジオジブリは徳間書店のサポートで出来た会社ですしね。
タイトル画は最近ジブリが「常識の範囲内で自由に使って下さい」と提供している素材のひとつとなります。
他方、ここで気になるのが数年前にジブリに吸収合併された「二馬力」です。今回分離したのかな?
「二馬力」は宮崎駿監督の愛車シトロエン2CV(ドゥーシーボー)から取った社名ということですが、昔は「夫婦共働き」を意味する言葉で、ここでいう夫婦とは息子さんの宮崎吾朗監督だと思います。ずっと「二馬力」の社長をされていましたし・・・そして「二馬力」のアトリエは「豚屋」という愛称がついていました。
「紅の豚」の根元がここにあったのだと思います。下の写真はそのアトリエです。
2CVは知人が所有していて、一度運転させて貰ったことがありますが、独特なシフトチェンジとか、スムーズに運転出来ませんでした。
Posted at 2023/09/26 23:57:57 | |
トラックバック(0) | 日記