ちゃむとのブログ一覧

外出自粛が続いています。
過去のドライブ記録をブログに上げて、ドライブに行った気分を味わうバーチャルドライブシリーズ。
今日は埼玉県春日部市の首都圏外郭放水路へ。
（投稿日は2020年4月26日です）



生まれ育った町は東京・葛飾区の中川左岸。
江戸川にはさまれた低地で小さい頃は台風のあとによく冠水していました。
当時は下水道が完備されていなかったからあふれた水は非衛生的だったはずですが、子供はそんなことも気にせず水遊びしていました。

現在の中川流域にはすごい味方がいます。
それが今日の目的地　首都圏外郭放水路　です。

地底50mでつながった世界最大級の地下放水路で、中川などの水を集めて東端の排水機場から江戸川に流してくれます。

今日の見学地はその排水機場に隣接する立坑と調圧水槽。
調圧水槽は地下の巨大空間で、支柱が並ぶ様は神殿に例えられています。
また、操作室はあたかも地球防衛軍司令室。

見学会はＷＥＢ予約が必要で、降水状況によっては安全面から当然ですが中止になります。
開催日は多くありませんが無料です。
午後３時の会に参加しました。
（２０１８年から有料化＆開催日増加。休日も開催となっています。）

ではでは。

入口看板


排水機場


江戸川土手から


見学順は 建物内 → 屋上 → 調圧水槽・立坑でした。

ポンプを回すガスタービン


操作室


ロケリスト


屋上から

広々

調圧水槽の上はグラウンドになっています

左上に入口

案内されて入ります


まさに神殿


奥が第１立坑

近寄れません

溜まった泥を処理する車両が立坑に落ちないようになっています。

支柱断面は円形ではなく長円形。

サイズ感はこんな感じ



ここの立坑のように多量の雨水を溜めておく施設が都心にもでき、ゲリラ豪雨対策に役立っているそうです。