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Ameotokoのブログ一覧

2020年09月26日 イイね!

九月二十六日 日記


Bilde, Künstler, rede nicht!
Nur ein Hauch sei dein Gedicht!

つくれ、芸術家よ。休むなかれ。
その一息だに、詩の一片たれ。

J. W. ゲーテ







Posted at 2020/09/26 22:01:50 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2020年09月24日 イイね!

問わず語り(なお長文....


ここは「みんなのカーライフ」。

嗜好は千差あるものでございますが、拙日記をご覧になる奇特な皆様は何れ劣らぬ車好きであられることかと拝察します。

皆様お詳しいしね、車。

かたや私は...




私は20代を海外で過ごしました。

ユーラシアからアフリカへ。南米に渡って北米まで。三年余りかけて地球を一周。

それからは零細会社を作って気ままに根無草。

欠片も車に興味はなく、思いついて日本に戻るまで自動車免許も持っていなかった始末。

おかげで車の歴史は未だにサッパリです。

それが今では車好きの端くれとくらいは名乗ってもいいのかな....と逡巡しつつ思うこともありやなしや。

起こりそうもないことが起こるものです。




どうしてこんな言わでもの話をするかといえばそれが、私が自身をどう認識しているかを端的に表す記号たり得ると思うからです。


どこまでも楽観的で行き当たりばったりの無責任。甘ったれで明後日の方向にだけは無駄に行動的。そして救いようもなく、そんな自分に満足している。


自嘲でも自惚れでもなく、客観的に見て私は困った人間なのです。

自分を困った無頓着だと思えばこそ「他者はそうではないのだ」と自戒してなるべく気遣うよう心がけていますが、さて....上手く出来ているのやら。



私はこの「みんカラ」という場がとても好きです。

畢竟、それはみん友の皆様が好きだということ。

本当になんの内容もないけれど、私には大好物な「みん友劇場」を演じてくださる皆様が、私の乗り物熱を持続させてくれる大きな要因であることは先にも申し上げたかと思います。

私がそのことでどれほど皆様に感謝していることか。

きっと皆様には想像もつかないでしょう。




そんな「劇団みんカラー」のsakosさんが、コメント欄で最近バイクで転げ回っている私を本気で心配してくださっています。

思えば、ありがたい忠告をくださった方は他にもいらっしゃった。



ケータハムに乗り換えるとき、いえ、それ以前から、私のみん友の皆さんはそれは親身に助言をしてくださいました。

会ったこともない赤の他人のために、自分の時間を割いて何かをする。心を砕く。

それって考えてみればとんでもなく得難いことだと思いませんか?

そのことを思うにつけ、私は本当に果報者だと嬉しくなってしまいます。

そしてその果報は責任も伴いますよね。

私は皆様に、危うく映っているのでしょうか?





私は思うのですが、他者を動かすことのできる「こともの」というのは、英語で言うsomethingです。

something

ごく基本的な英単語ですね。

しかし、とりわけ米国では文学的な広がりを持つ単語でもあります。

貧弱な私の記憶が呼び覚ますことの出来る限りでは、その単語を特別なものにしたのはウォルト・ホイットマン。

鉤括弧付きの「なにか」と訳せば、多少のニュアンスは伝わるでしょうか。

それが文章でも。絵画や音楽、ゲームでも食べ物あるいはネット上の書き込みでもなんでも。他者を動かす「なにか」を備えたものは敬意を払われ、その美しさを認められるべきだと思うんです。


meganeは私に運転の楽しさを教えてくれました。内燃機関の愛し方も。

Clioはそれを深め、私が車に求めているものを鮮やかに提示してくれました。

caterhamは不便さとささやかな記憶のよすが、それに歓びと広い空をくれています。...あと顔面に虫とか足に火傷とかもくれます。周囲の白い目とかね。

しかし、今現在、私を最も大きく動かし変えたのは疑問の余地なくserow です。


日課から食生活に至る、私のライフスタイルはこのコップ一杯の単気筒によって一変しました。

ドライビング・プレジャー

操る歓び

「serow の邪魔をしない」

そう。私には決して出すことの出来ない20psの力強い躍動と走破力は、その邪魔を私がしなければ文字通り縦横無尽に駆けてくれます。

私が上達するほどに、serowはより自由に走ることが出来るのです。

その驚きと愉悦が私を大きく大きく揺さぶり、動かします。





私は地球を一周歩きました。

だからこそ内燃機関の、私を遥かに凌ぐ圧倒的な力を心から尊敬しています。

私は車に疎いのです。

だからこそ車は特別で、いつだって非日常の象徴。実用性はすぐにうっかり忘れてしまいます。

ただただ、内燃機関が傍で自由に爆発してくれることが、どうしようもなく楽しいのです。




私は大なり小なり、きっと転んで怪我をするでしょう。

私の本当に親切なみん友の皆様は、あるいは心配してくださっているのだと思います。呆れているのかも。

でも私はこと自分のことに関しては特に、どこまでも楽観的で無頓着で、困った人間なのです。

本当に心苦しくは思うのですが(本当ですよ?)、私はserowとの出会いを私の人生の僥倖だと感謝していますし、もっと自由にこのバイクを走らせてあげたいと思って止みません。

取り返しのつかないことも含めて、「それもまた内燃機関との楽しみの果てじゃないか」と思ってしまうくらいには。

楽観的に。

皆様に対して無責任に。

困ったことに。

ご心配。得難いものだと本当に感謝しております。

くれぐれもご忠告は忘れず、気をつけて転ぼうとおもいますまる(説得力ェ...






読み返すとボツ文章ですね....

研鑽を怠っている証拠です。

しかし無責任な私でも、ご心配くださる方々に少なくとも私の心持ちくらいはご説明しなくては申し訳が立ちません。

深謝。

駄文、失礼をば。

Posted at 2020/09/24 22:30:18 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2020年09月23日 イイね!

ヒモ理論


「物理の原理をバーのウエイトレスに説明できないのであれば、それはウエイトレスではなく、その原理に問題があるのだ。」

アーネスト・ラザフォード




このところ、いいだけバイクの練習に没頭しています。

少し内容もステップアップしまして、今はこんな感じのターンの練習を。




安定しないものの、真っ直ぐなら10mくらいはキープできるようになってきました。



...別に曲乗りがしたいわけではないのです。

...いやまあ、出来たら楽しいだろうけれども。

あくまでも、経験値が低く、アリアハン近郊のスライムとすらフル・ラウンドでファイトを繰り広げたのち、判定にもつれ込むレヴェルのワダツミが、

・ヒル・クライムでフロントが捲れる直前の感覚を身に付けたい

・フロントが浮いた状態でも、リラックスして操作ができる経験値が欲しい

・山でライン取りのため、体力を消耗せず右へ左へバイクを振る練習

などなどを目的に練習しているのです。


.......いやちょっと待って、やっぱおかしーわ。

今、書いてて気づいたけど、この程度のレヴェルのワダツミがあんな極悪ヒル・クライム(壁)や岩場に連れて行かれているのはやっぱおかしーと思うわ....

ツーリングはアレがデフォって、ちょっと良識疑うわ

おれはなにを練習して付いていこうとしているのか.....

ちょっとやっぱ納得いかねーわ....





.........まいっか☆

練習しよっと♪






おかげさまで、我が家のスッテンコロリは以前にも増して転けまくっている次第。

壊れないのよねー

こうまで健気にワダツミに付き合ってくれる(強制)ケロリ

愛おし過ぎて、リアルに毎日、練習後にハグしております。


もう少し頑張ってくれな、ニョロリ。

安心しろ。このあたりの扱いがこなれてくれば、先々お山でも転ける機会は減っていくはずだ。.....たぶん。

もうお前に苦労はかけないからな。

根拠も確信も特にないが、なんなしかそこはかとなくそのつもりではいるからな!



今日も楽しい楽しい


Posted at 2020/09/23 23:11:05 | コメント(9) | トラックバック(0) | セロー | 日記
2020年09月18日 イイね!

日記 九月十八日


やあみなさん、連休ですねっ!

拙泡沫日記をお読みくださる、奇特な我が「みんカラ・ソウルメイト」の皆さまにおかれましては、

「ヌクヌクと連休に充実した毎日を過ごしました☆」

などとゆー眠たいアップはくれぐれもなさらず、

「連休返上出勤ワロタ......ワロタ....」

とか

「初代バイオのマネして壁に向かって足踏みしてたら連休終わってた」

とかゆーよーな、ワダツミの心が歓喜に震え、暖かい気持ちで満たされるような報告をくださいますよう、かたくお願いをしておきます。

世界中のみんなが不幸のどん底でもがき苦しめば、ワダツミは世界で一番幸せな人間になれるもん。

世界同時革命ってそういうことよねっ、マシュー♪(アカ疑のアン@暗黒面





さて我が家のスッテンコロリ。

純正スプロケットは15-45で、二次元ソクヒは3.000。



6速/5000rpmでおおよそ80km/hで巡行が可能です。

この5000rpmというのは、ウチのニョロリのエンジンを不快感なく回し続けられる限界付近となります。

加速でも最高速度でもステキに遅い。



少し前に、山仕様で前のトゲトゲを13-45に交換。

二次減速比は3.462へ。



6速/5000rpmでの速度は67.2km/hと実に10km/hもダウン。

対価として、低回転での力強い加速を手にした印象です。

速度の伸びは明らかに落ち「もはや高速には乗れないな」という印象なのですが、この減速比がなんともセロリのキャラクターに合っています。

低速からスロットルを開けるとしっかりパワーが乗り、ぐいと加速してあっさり頭打ち。

動力性能がうてば響くよう。

トレールバイクとしては軽めで、取り回しの良さが身上のニョロリ。車体の重さや適度に低い剛性感から伝わってくる動態のイメージと13-45のスプロケットがもたらす運動性能が丁度良くシンクロしているように思えるのです。


そして「IRC TR-011 ツーリスト」という山遊びの定番かつ、やや外径が大きいタイヤを入れるついでに、トゲトゲを13-50へと交換しました。

二次元ハルヒは3.846

6速/5000rpmで60.5km/h(白目



純正から実に20km/hも速度が低下。

チェーンは純正120コマに対して124コマ。

あれ?

このペロリ、原付かな?

舗装路では1速が使えなくなりましたが、山中では素敵すぎて原付を地面及び岩及び丸太に叩きつける作業が捗って仕方がありません。


日曜日に出かけた地味練習では13-45でした。
最後の暗いなかやっているのが昨日の13-50です。




日曜日はフロントアップで上に伸び上がって後方への荷重移動が不十分ですが、昨日は少し良い感じ。

しかし膝が伸びたかわりに腰が引けています。

楽しくて仕方ない。そんな日常。

Posted at 2020/09/18 12:24:14 | コメント(15) | トラックバック(0) | セロー | 日記
2020年09月15日 イイね!

日記


「読書はドン・キホーテを紳士にした。だが読んだ内容を信じたことが彼を狂人にした」

バーナード・ショウ


「世界全体はシンボルの戯れに過ぎず、全ては別のことを意味している」

ド・クィンシー






ケータハムに乗るようになってから、空を見上げることが多くなりました。




ラ・マンチャの痩せた土地で驢馬に跨る架空の狂人の目に、あの美しすぎて悲しくなるようなトレドの青空が本当の意味で映じていたのかは疑わしいですが、ロシナンテ(のろま野郎)を駆って紳士を気取る私もまた、偏愛するかの狂人と似たようなものなのでしょう。

本を傍にひと走り。ページを繰りに公園へ。

かくして私のライフワークたちは、結局のところ行き着くべきところへ収斂してゆくのです。

車と本を繋いでくれるケータハムは、やはり私にとっての「車」であると。ごくごく独りよがりなことながら、それがとても嬉しい週末。




どなた様も風邪など召されませんよう。


雨男 拝
Posted at 2020/09/15 12:50:56 | コメント(13) | トラックバック(0) | Caterham

プロフィール

「時代人として省みれば「今年がなんの年であった」かは明らかだが、次世紀の星間ウーバーイーツ長者となる杉本哲太の曾孫が「チキンナゲットが初めて成層圏に達した年であった」と振り返る年になるのを僕たちはまだ知らない...」
何シテル?   12/19 14:28
車音痴の本の虫ですがRenault に巡りあい、たちまち魅了されてしまいました。 気楽にRenault Life を過ごすことが出来ればいいなと思います。
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