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Ameotokoのブログ一覧

2020年08月30日 イイね!

フラット林道詐欺 ダメ、絶対....


流火稍西傾
夕影遍曾城
高天澄遠色
秋気入蟬聲

薛道衡 「夏晩」





朝晩が涼しくなってきましたね。

夏が大好きな私は、夏の終わりもまた好きです。

てけてけと週に一度はトライアルごっこの練習に余念のない日々でございます。






そんなワテクシが折に触れて遭遇するのが、ドロヘドロ・エンデュリスタの先達様たち....






わあい、今度こそ爽やか林道を走れるんだね!

思えばフラット林道って走ったことないよ、ボク。

いっつもゴリゴリの修練場だもの。

きっと息を飲むような緑を眺めながら風を感じて、見晴らしの良い広場でスコーンとか食べるんだねっ!

ステキ!

さあ行こう、やれ行こう。


......




川じゃねーか....。



....え?

川沿い?

川沿いを征くの?






.....中だよね、うん。知ってた。知ってたよ。




「ココ走んないと、夏が終わんないよね、コキキキキ(笑い声」

「うるせーよ。走んなくても終わるよ。公転ナメんなよ」



水没と隣り合わせのヒリつく空気が否応なく技術の向上を強いてきます。だってコケたら文字通りエンジン終わるもんネ♪

こうも毎回、謀られると「そもそもワダツミの爽やか林道なる概念のほーが間違ってんじゃねーかな」とゆー気がしてきました。



早朝から日暮れまで、思うさま引き摺り回された安息日。






...実のところ、初心者の私がきちんと練習になるように、下見をしてルートを開拓し、水位の深い場所に石を持ってきて深度を調整したりと、いつも皆さん予め準備をしてくださっているのです。

本当に親切な方々といつもご一緒させてもらっています。




この画像の奥に見えているようなガレ場は、安定して走り抜けられるようになってきました。望外に懇篤な先達を得て、エンデューロもイロハのイは身についてきた気が致します。



相も変わらず、人に恵まれる果報な内燃機関ライフ。

幸せなことです。

せめて感謝を忘れないようにしたいですね。

今日もありがとうございました。





Posted at 2020/08/30 22:10:48 | コメント(11) | トラックバック(0) | セロー
2020年08月27日 イイね!

彼岸過迄...


嗚呼、強いのは良いな。
強くて傷つくのは、なんとも良いな。
(拙訳)

ロマン・ロラン 「ジャン・クリストフ」






夏が好きです。

まあ、嫌いな季節はないのだけれども。

ロマン・ロランって夏が似合います。ある文章家に人が抱いている印象って、どの季節をその人が想起するかで垣間見えたりしますね。

私はロマン・ロランやニーチェとか、アントニオ・タブッキなんかを連想します、夏。

皆さんはどうですか?




素人なりに姿勢は良くなってきたのですよわはははは



50cmくらいの段差を探して近隣を徘徊する、不審なバイク乗りと化している今日この頃。

どなたさまも、よき夏をば。
Posted at 2020/08/27 23:08:05 | コメント(8) | トラックバック(0) | TLR200 | 日記
2020年08月16日 イイね!

仲間が増えました


ご報告なのですが、

ついにハスクヴァーナを手に入れましたぜわっせろーい!






なんかどこの国かよくわかんないけど、オフロード王国のメーカーなのですよフハハハハ!

なんてーの?

やっぱ本場は違うね!

ニョロリだっけ?

あんなナンパなもんに乗っているのはいずれ軟弱な連中だけよ!

恥ずかしくないのかね、原付とか言われてさ(ブークスクス






見てコレェ!




ハチェットですよハチェット!

斬ってよし(正確にはブッ叩く
殴ってよし(正確にはブッ叩く
投げてよし(要するに遠くに向けてブッ叩く

の三拍子揃ったノルドの荒くれ略奪者たち憧れのステキ・ウェポン!






識字率などどこ吹く風なノルマン・コンクエスターの豪腕が繰り出す一撃の前では、ジャパニーズ・カターナなんてお呼びではありません。

あんなもんポッキーです。

プリッツです、プリッツ。



いよいよ装備が山賊じみてきたな.....

ワダツミはどこに向かっているのでしょうか?

迷子なので、誰か手を繋いでワダツミを導いてください....




なお、みだりに自然を害するのは恥ずべきことです。
山にバイクで入り込む時点で、私は間違った行いをしています。

そのことに無反省ではいられませんが、自然を身近に感じ、様々なことを振り返ることができる良いスポーツでもあるなと思うのです。

私なりに、自分本位ではない対し方をきちんと考えていかなくてはなりませんね。
Posted at 2020/08/16 12:32:21 | コメント(7) | トラックバック(0) | セロー
2020年08月15日 イイね!

彼岸は何こなりや

「夜が心地よいのは、それが記憶と同じく、退屈な細部を消してしまうからだ。」

J. L. B




長雨以来、ようやくきちんと乗ることができました。






雲ひとつなく、此岸ばかりが鮮やかな魂祭の朝。

西哲、東哲としての宗教をこよなく愛するも、その教理に己を委ねるには自らを恃むことすこぶる厚い狷介な私は、盆会もまた、死者の記憶を生者が掌中にもて遊ぶよすがだと思っています。

だからこそ、記憶のように、薄暗がりのなかで送られるのが似つかわしい。

彼岸は不信心な私の目には朧にすら映じませんが、誰もが持ち合わせるのが鬼籍に入った縁者であるというのは、誰しもを隣人と思えるなんとも心地よい夢であることでございます。

どなた様も、よき盆会でございましたでしょうか。

それもまた、縁(よすが)でございます。

南麼。ナウマク。




....さて。

ところでこれがなにかわかりますか?





排気の筒?

やれやれ、これだもんな(バフーっ@ため息


それじゃあ、おせーてあげますけどね?

これは足をジュッってする焼きゴテです。










じゃあこれはなんだかわかりますかどうせわかんないでしょーね?

これはね足をジュッってする焼きゴテとゆーのです。

左脚の隣にあるトランスミッションが「震えるぞシフトレバー。燃え尽きるほどヒート!」なのです。






どなた様も、決して7分丈のパンツでケージドウシャの運転席には乗らないように。

ワダツミとの約束だぞ!


ほんと、暑いですね。

なにもないのに笑い出したくなるくらい、心が浮き立ちます。

夏大好きわっしょーい。
Posted at 2020/08/15 16:05:05 | コメント(8) | トラックバック(0) | Caterham
2020年08月11日 イイね!

夏は夜

夢は演劇の作者にして
宙に組んだその舞台の上にて
暗闇を美しく物影で飾り立てる

ルイス・デ・ゴンゴラ






操作の軽さもまた、目醒めていると夢見るレーヴェで御座います。

ケロリのシフトはワイヤー

手許のレバーを引くと、なんだかんだで下のクラッチ側に付いているキコキコが動くのです。






これまでオイルで潤滑とゆう「みラ倫(日本みんカラ倫理協会)」のコードぎりぎり(アウト側の岸辺)の方法で軽さを追ってみたものの、限界があります。

人差し指一本で半クラを多用するのは数分が限界。

スプリングを除去したり、レバーアームをのばしてみたり手は尽くした。これ以上は望めないか.....




??「軽いクラッチが欲しいか....?」

??「人差し指一本で長時間操れる軽いクラッチが欲しいか....?」

ぼく「誰だっ!?」

??「我は汝....汝は我.....己が双眸を見開き....今こそ発せよ...」

ぼく「『コロ....リ...!』.........語呂悪いな....」

コロリ「オレサマ・オマエ・マルカジリ」




ぼく「........お、おまっ」

コロリ「油圧クラッチだろ、そうなると」

ぼく「......はっ!お、おお..おおう。そうね....」

コロリ「有名なのはマグラの油圧クラッチか...」

ぼく「うん、まあ....」




コロリ「だが操作の軽さって意味じゃあ、ケーブルクラッチと比較して劇的に良くなるわけでもないって情報も見かける。」

ぼく「確かに.........」





ケロリ「マグラ、精度は素晴らしいみたいだがな。しかし俺と貴様のコンビが繊細なクラッチ操作を求めているかと問われれば否。あくまでも眼目は軽さ。油圧であるという時点で、熱を持つほどに引きしろが変化してしまうというワイヤー式の問題が軽減されるのは明白なのだから、やはり軽さこそ我々は追うべきだ」

ボキュ「....おまえ、顔グラそれでいいの?」








そんなわけで軽いと勇名轟く「KOレーシング」さんが作られているトライアル車油圧クラッチを、セロー225WE用に加工して頂きました、わっせろーい。

ホースの中のオイルが、なんやかんやあってクラッチ側のピストンを動かす仕組み。

マスターシリンダーはAJPです。

機構の重量は純正: 440g

油圧クラッチ: 380g

図らずも60gの軽量化。

いいじゃないの。




もともとは車体右側の排気周囲から走っているクラッチワイヤー。ホースの取り回しもタンク内を通してなるべくエンジンから離しました。




ホースを固定する部位を少しペンチで拡げて、このなんて言うのか、筒みたいな部位をブッ刺せばほとんどポン付け。

エンジンに近い部分は断熱材を巻きつけ、その上からアルミテープをぐるぐる。

なんかムニエルみたいになりました。美味しそうです。

華麗に仕上げたいという気持ちがないわけではないものの、コレでいいやと思えるあたりがワダツミの人間性をよく表しています。



この油圧クラッチ、べらぼうに軽いです。





いくらでも指一本で操作できますし、こんな巨大な小石も飛び越えられます。

2度吹かしの練習には、ある程度高さが必要だと知った週末でございました....。



毎日、暑いですね。

夏はとても好きです。



コロリ軽量化メーター: -1230g

Posted at 2020/08/11 21:50:44 | コメント(18) | トラックバック(0) | セロー

プロフィール

「時代人として省みれば「今年がなんの年であった」かは明らかだが、次世紀の星間ウーバーイーツ長者となる杉本哲太の曾孫が「チキンナゲットが初めて成層圏に達した年であった」と振り返る年になるのを僕たちはまだ知らない...」
何シテル?   12/19 14:28
車音痴の本の虫ですがRenault に巡りあい、たちまち魅了されてしまいました。 気楽にRenault Life を過ごすことが出来ればいいなと思います。
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