風越 龍のブログ一覧

秋の夕暮れ時。
廃墟にて。
今日の気持ちを体で、動きで表現してみて！。

そんな課題に応えてくれた彼女。
でも、地味にかなりヤバい…。
足を滑らせたら間違いなく死亡フラグが立つ…。

2次元だから出来ること。
そう、強く思います。
リアルだったら、モデルさんにこんな事は絶対にさせません。
怪我や事故になることはさせられません。
が、どの口が言っているのだと、過去の行いを突っ込まれそうですが…。
右手の傷を見るたびに、危ない事は可能な限りしないという行動の縛りを思い出させます。

夕暮れ時、星空も出つつある空のもと。
海っぺりで踊る少女。

そんな感じのイメージをAIに伝え…。
描いてもらいました。
スカートが舞いあがり、躍動している感じが出ていると思うのですが…。

でもね、指を骨折してるのですよ…。
AIさん、彼女に痛い思いはさせないであげてください。。。
と、毎度思います。
痛い筈なのに笑ってもらい、申し訳ない…。

友人と飲んだあと…。
身内の家に泊まり、帰り道で見たものたち。



硝子の星空。




ビルの裏側、ダクトから吐かれる油汚れやパイプ類。
ごちゃぁ～…とした街だからこそ、と思います。
何処に泊まったのよ？、と突っ込まれそうな、何処で撮ったか全く分からない景色。




近代的ビルを…。
こういう所より、ド田舎(にあるような古民家)に住みたい。




ちょっと甘かったけど…。
昭和らしい車止め。




常磐線列車の車内から…。
都内は相変わらずごちゃごちゃしてる。
こういう所に生まれ、育ち、そして家出(Iターン)して…。
色々あれど、良かったと思う。

ツマらんのに引っかかって、ノリノリで養子になるつもりでいたが…。
さらに移住して、相手の地元で仕事探して…のつもりで仕事辞めた途端、ちゃぶ台返しとか…。芸人のネタかよ！って突っ込まれそうな事がリアルであったり、と普通の会社員ではなかなか無い事が起こったり、本当に色々ありましたが…。
面白い、と言えば面白い人生です。




撮っていて思う。

本職ですら、もうコストが高すぎて出来ないという暗室ワーク。
講義をすっぽかして毎日毎日毎日毎日、暗室にこもっていました。
イルフォードのマルチグレード、もしくは2号紙(というかほぼ2号紙)のキャビネを1日で100枚は使っていました。

出が悪い所は手で暖めつつ、撫でる…。
もしくは覆い焼きで表現する…。
もう、ほぼほぼ廃れてる技術ですね。

そんな事をバイト代で賄える範囲とはいえ、金に糸目を付けずにやり切ったこと。
それだけは学生時代で唯一自慢できる事かもしれません。
そんな事をしているから…。
ベルボンのマーク７がヨドバシのポイントで貰えました…。
幸せな時でしたね…。




疾走感を出すために低速シャッターで。
思った通りの動きが出たと…、私は感じているのですが見た方はどう感じるのか。
ソレは答えがない問題です。
感じる方次第で、どうにでも感じ方は変わりますのでね…。

炭焼きの方たちの食事のあと…。
炭を大地に埋め、水をかける一歩前。

そよ風よりも風はないのに…。
右に、左に…。
煙は揺蕩いながら、空に吸い込まれます。

私が夢中でレンズを向けて撮っているので、「(水かけて)いい？」と聞かれ…。
ありがとうございます(OKです)！、と答え彼らの熱い命は失われます。

放水開始。
水蒸気が上がり…。
そして土をかける。
何もなかったかのように、大地は私を見つめます。

この物語も観察していなければ、無いものとして扱われます。
何となしに見る、感じる、撮る。
を、していたから見られたものたち。
日常にも物語は溢れている、
気が付くか、付かないか、は本人次第。
生きている間に、一つでも気づき、見つけ、撮りたい。
それこそ私であり、私らしい生き方と思います。

輝く空をフィルム時代のレンズで切り抜く。
ど真ん中位に太陽があり…。
大地の力を引き出す太陽に、雲も輝きを増す…。

刹那の輝き。
人もまた同じ…。
(星野)鉄郎が言っていた言葉の意味が、ようやく分かる年頃になったものです。
秒単位で光は変わり…。
僅か数秒の劇が終わりを遂げます。




モノクロ調のカラー。
光を絞って疑似夜空を…。