風越 龍のブログ一覧

夏の日、廃病院の裏庭にて…。

ファンタジーでなければ医療廃棄物とかで危険物MAXな病院跡。
踏んで、ぷす…とかいったら感染症とか…。
野暮な事は言わずに、二次元、安全な世界観が前提です。

モデル撮りでも、ですがあえて引くのも変化球でアリです。
引いて全体の中の被写体。
何もアップだけが能じゃない…。
目線外したり、あえて目線貰ったり…
そういうネガを見ていた時代の遺品のようなものでしょうね、私は…。

今回の変化球の設定、こうやればいい。
少しずつですが分かってきました。

夜明けは過ぎていますが…。
この深い谷には、陽がまだ、射しません。
暗い三椏の谷を…。




小さく、可愛い花です。




ようやく稜線から陽が差し出します。
スポットライトに照らされるかのような三椏たち。




谷の夜が明けてゆく…




だいぶ太陽が高くなりました。




そして太陽に輝く三椏。




いっせいに咲く(かのように見える)、三椏。
皆が夜明けを喜んでいるように見えて仕方ありません。




一条、また一条…。
光が射し、増してゆく…。

夜明けの(ような)寒さの中、体の芯まで冷えてしまった…。
と感じる位の冷えでした。
温かいコーンスープでも欲しくなりますが…。
あいにく、自販機もなく暫し耐えるほかありませんでした。

1878年(明治11年)のマンガン鉱試掘坑跡。
ここは試掘だけで終わったようですが…。

今は水が溜まり、雨の日の後には水琴窟のようになります。
少しだけ味わう事が出来ました。

滴り落ち、音がする…。
そんな有意義で無為な時。
そのありがたさを噛みしめつつ、後にします。

三椏の花を愛でに出かけました。
撮り方はどうしよう…。
色々と悩んでみたものの…。
多分、コレが最適解の一つ、と思います。