7月11日仕事を終えて帰宅すると、薬を飲んで就寝。何か悪い物でも食ったか酷い下痢の為である。日付の変わる前には起き出し、今年の夏旅が始まる。目指すは、「吉田くん」の故郷島根県!7月12日深夜の名阪国道を埋め尽くすトラックの流れに恐怖を感じながら、東名阪→名阪国道→西名阪→近畿道→中国道と走り、眠い目を擦りながら6時前には広島県庄原市の七塚原SA到着。昨晩の胃腸も回復し、さぁ温泉巡り…と思ったら、洒落にならん位の雨!豪雨の中を北上し、島根県に入る頃には雨も上がり、本日の1湯目【千原温泉】美郷町にあります、千原温泉湯治場。温泉好きには有名な足元湧出源泉のぬる湯。どんな山奥かと思いましたが、この看板までは良い道でした。【外観】泉質は、ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉。底板からポコポコ湧き出す35度程度の源泉は、プール?な感じですが、浸かってると、炭酸と濃い成分でだんだんポカポカしてきます。ルールとして、1回1時間の制限ですが、もっと浸かっていられる気持ち良さ!ここは、休憩室利用の5時間が絶対お薦めですね。※そうすれば、ひと眠りも出来たし、後々そうしなかったことが悔やまれます。島根県の第1湯に大満足して後ろ髪引かれる思いで、次に飯南町にある赤来温泉加田の湯に向かうと…なんと浴室改装の為今週臨時休業!次の場所を探して、湯抱温泉に電話してみると…2人から受付で、お一人様は駄目らしい(ノД`)・゜・。諦めて、本日の宿付近の三瓶温泉へ。ここでも、当初9時位から開店の亀の湯が夕方5時からに変更されてて断念。【三瓶温泉 さんべ荘】この国民宿舎にて本日やっと2湯目。【足湯】内部は、御多分にもれず「撮影駄目」ですので外の足湯で…泉質はナトリウム塩化物泉(低張性・弱酸性・温泉)。温泉と言っても、かなり冷たいです。加温浴槽と、源泉かけ流しの2つが楽しめるので良い所かと。【昼食】見た目豪勢ですが、入浴券セットの昼食だったのでこれにしました。平日は、食後の珈琲もサービスでお得。流石に徹夜走の疲れがでて、ここの休憩室で暫く横になってから次へ向かいます。【志学薬師 鶴の湯】第3湯は、三瓶温泉街にある公共浴場の1つ。こちらも朝からの営業のはずが、12時からに変更になってました。この辺りは、泉温が総じて低いので、加温するために、遅くなってしまうのは仕方のないことだとは思いますが。【浴室】以前は冬季のみ加温…だったようですが、最近は、加温され適温です。ただし、【豪快かけ流し】隣で、無駄に豪快かけ流しの源泉。どんどん流れ行く源泉を見ながら、「もう1つ源泉かけ流しの浴槽作れよ~」と思ったのは言うまでもありません。今の時期は、この源泉を浴びていた方が気持ちよさそうですもの。ここから、本日の宿に向かう途中【謎の露天風呂】道端に、「露天風呂作っちゃいました」な謎の温泉。【浴室】実は、温泉街有志による実験的な催しで、豊富な源泉をビニールプールにかけ流して作った遊び場だそうです。※鶴の湯入口のビニールプールも同じです。【三瓶山】この山の麓に、三瓶温泉や本日の宿もあります。区分上火山ですが、この近辺の温泉は全てぬる湯であります。【狭い道】街中から、どんどん狭くなる道。こういう道を走ると、「イグニスって素晴らしい!」と思います。腹摺り気にしなくていいし、小回り効くし(笑)【小屋原温泉 熊谷旅館】マニア絶賛の本日の宿に到着です。チェックインより、随分早い時間でしたが、快く受け入れてもらいました。部屋に荷物を置いたら、速攻本日の4湯目へGo!【廊下】右側に並ぶ4つの扉に各浴室。一番奥は最近使ってないとかで3浴室です。日帰り入浴は、1つの浴室のみ1時間利用なので、全てを楽しめるのは宿泊客の特権ですよ。【奥の浴室】3つの中では、ここが一番広いかな?ちなみに、フチ子さんが、泡泡なの解ります?【真ん中の浴室】一番狭い浴槽。ほぼ、ここの浴室を使ってました。【手前の浴室】色々なサイトを見てみると、この手前と真ん中の浴室の間位から源泉が出ているようで、その2つの浴室が人気のようです。どの浴室、桶も、含有の鉄分?で全て「茶色」なんですけどね~。綺麗な浴室じゃなきゃダメ!って人は、この宿無理ですよ(笑)38度程の源泉は、やはりぬるめ。でも、すぐに全身に纏わりつく気泡。拭っても暫くすると泡だらけになる楽しさ。温泉の良さを実感します。暑い日差しの照り付ける外を眺めながら、ずーっと気持ち良いぬる湯に浸り続けました。【晩御飯】お酒は、一宮酒蔵の石見銀山純米酒冷酒。地魚や宿自慢の三瓶蕎麦等必要十分な料理を満喫。本日は、もう1組初老の夫婦が宿泊されてました。夜の8時頃から、外の川べりで蛍が見れるかもとか、入浴時間が10時半までとか聞いてたんですが…徹夜走の疲労と、お酒の力で早々に夢の中でした。続く