なんで？

加工屋さんのチョットした心遣いに関心したＭＡＳＵＯです。

今回、ナプレックさんにお願いした加工は？
俗に言うハイレスポンスKitと同じような内容です。
〇レース用バルブガイドSet
〇バルブガイド打ち替え
〇ガイド穴リーマー合わせ
〇シートカット(突き出し合わせ)
〇ヘッド面研(最小限)
〇純正(ＧＲＢ)ＩＮ＆ＥＸバルブ１台分(これは持込みですけど)
コレら一式で、部品代＆加工代で？、
140,000円(税別)！
チョットお高い気もしますが…
新品ヘッドにバルブを購入すれば、17・8万くらいでしょうから
コレでも安い？ハズ
ちなみに、SR20のハイレスポンスレースキットは同じ内容で？
104,000円(税別)！
物凄くお得になってますね。
ＥＪってエンジン本体に手を入れる人が少ないから？
割安な料金プランが出ないんでしょうね。
これから先は、修理が必要な個体も増えてきますので、そのうち出るかもね？
さて、作業に移ります。
まずは、バルブすり合わせ

リン青銅のバルブガイドに目が行っちゃいます(笑)
灰色になってる部分が当たり面です。
吸入面積を少しでも稼ぐため、
バルブの最大径部分が当たる様になっています。
シートリング側もキレイに当たってます。
最近は、シートカットして新品バルブなら「すり合わせは必要ない」なんて言うメカニックも増ええますが…ＭＡＳＵＯはバルブをバラしたら必ずやってます。
バルブのすり合わせが完了したら、燃焼室容積を測ります。

画像は使いまわしです。
ヘッド面研してるので容積が変化してるハズです。
計測結果！
１番　４８．８㏄
２番　４８．９㏄
３番　４９㏄
４番　４９㏄
アレ？なんで増えてんの？
加工に出す前は
１番　４８．４㏄
２・３・４番　４８．５㏄

今回のヘッド面研で０．０８ｍｍ削ったから、ちょうど４８㏄くらいになる予定だったのに？
面研して増える事が有るんでしょうか？
不思議です。