MASUOのブログ一覧

最近、思ったように仕事が進まないMASUOです。
一人で作業をしている事を知っていながら、無理やり作業をゴリ押ししてくる人って、減りませんね。
そう言う人に限って、自分の仕事の愚痴を言って帰るんですよね。
おっと、愚痴がうつった(笑)
人のフリ見て我がフリ直しましょうね。

ＥＪ20の作業です。
燃焼室の拡大＆容積合わせが概ね終了。
加工に出す前にほんの少し修正研磨しときます。

まずは、ポートの

砂落とし（？）本物の砂ではないですよ。
砂型の合わせ部分にこのようにアルミの凸凹が出来ます。
見た目に効率悪そうですよね。あまり、気にする必要も無いかもしれませんが

軽く均す程度に削ります。

お次はシートリング付近。

この様に僅かですが段付きがある場合があります。
空気が入っていく方向から見ると

明かな段付きです。
コレも、効率は落ちるでしょうから？
削りましょうね。

ココはシートリングも削ります。
硬いので大変ですよ。
完成後に撮影するの忘れました。

ＥＸポートも同じ様に修正していると？

ガイドの脇の肉が気になります。


こんな風に仕上げました♪
ビフォーアフター的な画像になってます(笑)

ＭＡＳＵＯ的に、ポートは細かい修正が基本です。
俗に「ポート研磨」という作業はあまりやりません。
パワーに対して純正のポートが大きいと思っているからです。
さらにハイパワーを求める場合にはポート研磨もやりますが…料金がね！
高いんですよ、ポート研磨は！！
お金に余裕があるなら良いんですが、なかなかそう言うお人も少ないので。

少しずつ修正研磨するだけで、効率ＵＰしますし、
コスパは大事ですよね。

金額とパフォーマンスのバランスを大切にしているＭＡＳＵＯでした。

天気が晴れれば暑くなり、雨が降れば
寒い！
気温の変化に、体がついていけないのか？
異常に疲れてるMASUOです。
風邪をひかない様に注意しましょうね。
今風邪ひいたら、新型コロナのおかげで、
ややこしい事になりそうなので(笑)

ＥＪ２０の作業です。
先日から燃焼室の拡大加工を始めました。

ノーマル燃焼室のスキッシュエリア部分をカットして

こんなんしましたが、容量は全然増えません。
前回は１ＣＣ以下と書きましたが正確には？
ノーマル比０．４ｃｃＵＰです。
久しぶりの作業でビビり過ぎてて全然削れません。
なので、さらに削り込み♪

フルサークル形状にしました♡
果たして、ＥＪ２０でフルサークル燃焼室は
アリなのでしょうか？
コレで、ノーマル比０．８ｃｃ
まだ削っても大丈夫そうなので、さらに？

慣れてきたので結構削りました。
全体的に削り込んでるので、画像で違いが判るか？
不安な程度ですが(笑)
結果、ノーマル比１．４～１．９ｃｃ
大胆に削ったので誤差が出始めました。
ココから、デカい所(ノーマル比１．９ｃｃ)に合わせていきます。
今度は、丁寧に削って、再度容積を測ります。

結果
１番　４８．４ｃｃ
２番　４８．５ｃｃ
３番　４８．５ｃｃ
４番　４８．５ｃｃ
と、誤差０．１ｃｃにまで合わせました。
ＭＡＳＵＯはビユレットを使ってますので、最小メモリは０．２ｃｃ
本来は、偶数しか出ないのですが
無理やり、メモリの半分も読んでます。
要は容積が合えば良い事なので(笑)
今回の燃焼室の加工はコレで一旦終了です。
この後、ヘッドを修正面研掛けるので、容積は変わるハズです。
面研後に再計測して、必要ならまた削ります。

ＥＪ２０の作業です。

ストロークＵＰのおかげ？で、圧縮比が上がったＥＪ２０。
普通なら、ヘッドガスケットの厚みを増して圧縮を合わせるのですが…ＭＡＳＵＯ的には
燃焼室を削りたいと思います。

理由は？
日産やスバルのペントルーフ形状が気に入らないから(笑)
トヨタや三菱の様な形状なら良いと思うのですが。
メーカーさんが様々なテストの結果、コレが最善！と決めた物にケチをるけるのもなんですが…。
機材を使ってテストなんかしてないけど、日産のＳＲやＲＢはフルサークルの方が良く感じてます。

てなわけで、

この燃焼室を？
とりあえず、

こんなふうに削ってみました。

コレで２ｃｃくらいいったかな？
再度、燃焼室容積を測ります。
が！ほとんど増えてません。
削れたのは１ｃｃ以下でした。

久しぶりに燃焼室を削ったので
ビビり気味だったようです。
ＥＪ２０は削り過ぎてもヘッド面研でごまかせませんので。
タイミングベルトの問題でバルタイが左右でズレる為。

で、まだまだいける！って事でどこを削るか？思案中
ＭＡＳＵＯ的には？

バルブの周りの段付きが気になります。
この凸分、カムのリフトが存している様な…
でも、ココを全て削るとなると結構大変！
燃焼室全体を削ることになるので？
容積的にもかなり増えそう。

削り過ぎは厳禁だし
どうするべきか？

腰痛は治まってきましたが…
今度は髪の毛が？
またしても、円形ハゲができたMASUOです。

心身共に病んでるようです。

ＥＪ２０の作業です。

ショートブロックを組上げたので
ピストン側のクラウン質量を測ります。
上側にストローク２ｍｍＵＰなのに、
コンロッドは、２．７ｍｍ短いので
ピストンは０．７ｍｍ下がっている事になります。
その分の容積も多くなっているハズです。
ココは、組上げてから正確に測りたかったので…

１６．６ＣＣでした。
０．７ｍｍ分が４．７ｃｃ程度だと思っていたので
ピストンのクラウン部分は、１２ｃｃってとこでしょうか？

続いて、先日腰を痛めながらバラしたＢＬ５のヘッド側は？

４７．２ｃｃでした。

コレで、ノーマルの０．７ｍｍガスケットを組んだとすると
圧縮は、８．７：１

ハイブーストを楽しみたいユーザーさんの希望は
圧縮　８：１

厚いガスケットで調整する手もありますが、その前に
　
削りたいと思います。

人と違う物が好きなMASUOです。

ＥＪ２０の作業です。

組込み前の下準備が出来たＥＪ２０。
いよいよ、組込み♪…と言いたいところですが

その前に？

シリンダーブロックのネジ山を修理
ブロック周辺のＭ８サイズのネジ穴が１本死にました。
この車、強化ボルトで組まれてましたが、１本だけトルク不足だったんです。
たぶん、初めに組んだ人がオーバートルクでやっつけた？
ヘリサート突っ込んで修理完成です。

さて、組込みに入ります。

ＥＪ２０は、先にクランクにコンロッドを締め付けます。
ちなみに、コンロッドメタルは？

東名パワードのコンペティションメタルを使います。
純正だとＳＴＤかオーバーサイズなんて、大まかな選択しかできないので。
なにやら、怪しい色ですね(笑)
表面処理の錫メッキがされてないそうです。
東名のＨＰで詳しく説明がありますので興味のある人は見て下さい。

準備が出来たら組込んでいくのですが…
コレが一人でやるのが大変
他の店の人はどうやって押さえてるんでしょう？
そうこう言っているうちに

コンロッド組込み完了♪
続いてこのクランクをブロックに組込みます。

ブロックにメタルをセットして…
メイン(クランク)メタルもコンペティションメタルです。

手順は？
右バンクのブロックにクランクを載せて、Ｏリングをセットし液体ガスケットを塗ります。
左バンクのブロックを重ねます。
左バンク側のメインボルトを４本軽く締めこみます。
ブロックを横方向に置きなおして、右バンクのメインボルト６本を締めます。
強化ボルトの締付け手順に従い１０本のメインボルトを締付け。
最後に、周辺のＭ８ボルト７本とＭ６ボルト１本を締めこんで完成！

！

またしても、Ｍ８のネジ山死亡！
もちろん修理してないところ…

もう一度バラしてヘリサートで修理しようか考えましたが…
この強化ボルト？

ブロックネジ山に対し長さが短い！
もしかして、残ってるネジ山で締まるんじゃ？
と思い、別のネジで締付けると、無事に締まりました♡
やはり、前に組んだ人のオーバートルクが原因のようです。
次からは、１度組み直されたＥＪは、ブロックを交換します。
今回の様にヘリサートで修理してもオイル滲みが有ったら
俺の責任にされますからね。

てなわけで、ＥＪ２０の

ショートブロック完成です♪
オイルシールを１個注文し忘れて、オイルポンプはまだついてませんが…

こうして見ると、クランクやシリンダーの色が
怪し気に黒いですなぁ(笑)