MASUOのブログ一覧

ここ最近、お店に引きこもり状態で
お出かけしていないMASUOです。
競技車両の製作に取り掛かってから
まったく出かけていません。

当然ですが、季節を感じる食材とも出会えない！
MASUOにとって意外とデカいストレスです。

しかし！神様ってのは居るんですね？
大量のキミを頂きました♪
キミ　＝　トウモロコシ
で、早速？

茹でました♡
で、熱々のを？

いただきま～す♪
うま～～～い！
毎年の様に食べていたブランドトウモロコシより美味しいかも

今年も、夏が来ましたね♪

本日は、休日出勤してＡＺ－１と遊んでいます。
シャッターを開けると？
お客さんが来てしまう(?)ので、閉め切っての作業です。
おかげで、工場内は？
蒸し風呂状態です(笑)

さて、ちょっとずつ電圧上昇中のＡＺ－１
オーナーさんにお願いして？

ノーマルオルタを送って頂きました。
このノーマルオルタもリビルト品でしたが…
日本の電装屋さんのステッカーだったので一安心。
で、早速交換して？
電圧測定！

なんと！14.46V
直アースの効果もあってか？
良いではありませんか！
ECU側でも？

ライトを点灯する直前まで
14.2V出てます♪
ライトを点灯すると？
14Vに…
さらに電動ファンが回ると？
13.7V
徐々にダウンします。
コレは、アイドリング状態の為、
オルタネーターの回転が足りない？
アクセルを開けて、回転を挙げてみます♪

あれ？上がらない？
13.5Vって、気持ち下がった？

うんむ～…
発電電流不足か？
ノーマルは５０Aだったし。

送電線が喰ってる？

ＡＺ－１の電気足りない問題。
現在、ＡＺ－１の作業は、他の作業の隙間でやっています。
休憩時間が少なくなって？
だいぶくたびれてきたMASUOです。
いや、歳のせいか？(笑)

さて、ちょっと配線対策して
ちょっと電圧が上がったので、試走してきました。
結果！

ライト点灯＆電動ファン作動
アクセル全開時に電圧は低下します。
もちろん、失火してます！
黄色い縦線がある部分が、画像左上の数値
電圧は12.85V
配線を小細工する前よりは、0.6Vくらい上がってますが…
この負荷状態でも、13.5Vくらいは無いと
ターボ車の過給域では失火してしまいます。
まだ、ブーストは65kpaですけどね。

普通は電気消費に合わせて、オルタネーターの発電量が増えます。
が！
発電量が増えていないのか？
オルタネーターから送電できていないのか？
オルタネーターは、交換したばかりと聞いていたので、
やはり配線が怪しい？それはわかりきっている。
とは言え、新品といえど壊れていないとは
限りません！
確認の為にも、ノーマルに戻してみる必要がありますね。

急に夏が来た当地域。
暑くなると？
A/C修理が殺到します。
例にもれず、当店の代車まで！
エアコン効がねくて乗ってられねぇ(怒)
てな具合で、作業を急がされるハメに。

さて、電気が足りない問題のＡＺ－１。
お次の対応策は？
発電効率ＵＰ作戦！
ＡＺ－１のオルタネーターには、アース線が無かったので？

アースを新設♪
このアース線は、バッテリーマイナス端子に
直配線します。
たったこれだけの作業で？

14.16VにUP！
テスター接続時には、水温も80℃
これより低いときには、14.24Vとか出てました。
僅か、0.2V程度ですが、この車の場合？
違いが体感出来そうです(笑)

そして、もう一か所
バッテリー～ECUの１Vの電圧低下の原因を探ります。
まずは？

イグニッションリレーを交換してみます。
が、変化なし！！
元に戻します。
テスターを当ててみると、リレーのところですでに１Vダウンしている様子。
では？

エンジンルームのヒューズボックス
イグニッションヒューズが３０Aなんですが、
このヒューズの先の配線は？

こんなに細い！
1.5sqか1.75sqでしょうか？。
どう見ても普通の銅線。
カシメを広げてみたら、
被覆は焦げてるし
中身の銅線も変色してます。
コレは怪しい！
てなわけで？

高級配線で、新設♪
結果！


13.8V！
ギザギザ具合もだいぶ落ち着いて安定してます♡
バッテリーが14.２Vくらいなので
その差、0.4Vに♪

この0.4Vは、イグニッションリレー～ECU間の配線で消費しているのでしょう。
そこも引き直せば良いのでしょうが？
来年には、配線引き直しを予定してるので、
とりあえず、コレで様子見してみます。

電気が足りなくて、まともに吹けないＡＺ－１。
コレを修理しないと、またすぐ？
エンジンブローの可能性があります。
とは言え、目視では見えないのが電気
まさしく見えない敵です。
整備工場やチューニングショップでも
この手の作業は電装屋さんに外注！ってところが多いですよね。
専門職ですので非常に高価になりますが。

見えない敵に向かう前に、見える部分を点検します。
まずは？

キースイッチを外して分解！
グリスが乾燥(劣化)して接点不良を起こしてる場合が多いです。
この車のスイッチは無事そうでした。
一応、古いグリスはふき取り新しいタイプのグリスで組み上げました。
このキースイッチ、配線が異常に？

太い！
理由は簡単
スターターリレーの代わりをこのスイッチがやっているから。
リレーというのは、電気式スイッチの事
このキースイッチは、機械式スイッチな訳です。
今時の車なら、信号線だけがキースイッチに繋がってます。
で！、元通り車に装着しようとしたら…

ターボタイマーハーネス！
良くあるパターンですが、配線が明らかに細いです。
実はコレ、非常にヤバいです！

配線が過熱して、一度被覆が溶けたのでしょう。
変形して固まってます。
さらに？

端子は変色し、緑青を噴いてます。
このままでは、車両火災につながる可能性が…
迷わず？

ターボタイマーは撤去しました。

努力の甲斐もなく
問題解決には至りませんでしたが、
先のトラブルを未然に防げたという事で♪
さて、次はどこを攻める…