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2015年10月11日

青函フェリーに乗ってみた

青函フェリーに乗ってみた 青函フェリーに乗ったので、その模様をレポートします。行った時期は随分と前…乗船記を完成させておきながら、こちらと同様に投稿するのを忘れていました(笑)

車無しの乗船、いわゆる「徒歩乗船」なので、五稜郭駅から徒歩でフェリーターミナルに向かいました。公式サイトには30分と書かれていましたが、実際には20分ちょっと程度でしょうか? ただ、宿泊できる位の荷物を持っているとしんどいです…途中に階段(JR線を越える陸橋)もありますから。


国道227号方面から、フェリーターミナルが見えました



ターミナルの建物です。最近移転・新築したらしく、まだ新しい建物でした


内部です。新築間もないだけあって、どこもピカピカでした


乗船券と下船券、そして領収書です。何故か領収書の方が大きい…

ターミナルで乗船申込書を記入し、予約してある旨を告げて受付を済ませました。この際、割引クーポンを見せると1割引きなので、乗船予定のある方は覚えておくと有利です。

函館港から、11時35分発の8便に乗船しました。乗った船は、2000年に就航した「3号はやぶさ」です。


共栄運輸側に属する、3号はやぶさです。ファンネルマークの「マルシチ」は栗林グループの証。余談ですが、この青函フェリーとは共栄運輸と北日本海運(日通グループ)が共同運航する航路なのです

11時10分頃、まずは徒歩乗船から始まりました。


列に並ぶマイカーの皆さんを尻目に、先に乗船します。徒歩乗船であっても、車両ランプウェーからの乗船です


車両デッキはまだ空っぽでした


床に並ぶ、直径30センチはありそうな巨大なネジ?です。歩いているとつまづきそう!


トラックやマイカーで埋まった車両デッキです。家畜(牛)を載せた大型車が数台乗船していたので、デッキ内は獣のにほひが充満していましたとさ(苦笑)


車両デッキと甲板を行き来できるのは、乗客にとってはこの狭くて急な階段だけ。バリアフリーどころか大きな荷物を持っての上り下りさえ出来そうにない階段ですね。バリアフリー法以前の建造かつ元貨物専用フェリーゆえ、やむを得ません


私が乗った船室です。一般旅客営業を始めて間もない頃に就航した船体だけあって、一般旅客向けには他に椅子席少々と、極めて簡素です。でもその分運賃が安いから、とくに不満はありません


船室には、コンセントが3か所ありました。本来は業務用(清掃等)向けかもしれませんが、これは有難いです。これを撮影した直後にマイカー乗船の皆さんがやって来て、コンセントは全て埋まりました

ほぼ定刻に、船は函館を出航しました。


函館山と造船所です。余談ですがこの船、この近くの「函館どつく」で建造されたそうです


七重浜方面には、青函フェリー最大のライバル「津軽海峡フェリー」のターミナルが見えました。あれ?(旧)ナッチャンworldって塗装変更したの?


よく見ると、手前に貨物重視タイプの「えさん2000」が停泊していて、どうやら錯覚だったようです(笑) そういえばこの船、旧道南自動車フェリー時代からの生え抜きですね

船が出港して間もなく、揺れが若干強くなりました。青森までは約4時間の船旅です。その間は何もやることはなく、首尾よく確保できたコンセントを利用してタブレットに充電しつつ仮眠することに。ライバル社の船は設備が充実しているようですが、こちらは元貨物フェリーゆえ、設備は貧弱そのもの。もっともその分運賃が安いから、文句はありませんが。他の皆さんもやはり同じ考えらしく、皆揃って雑魚寝していました。それはいいのですが、カーペット敷きとはいえ尾てい骨が痛くてなかなか眠れなかった…雑魚寝するには、クッションが必要かも? 一応寝台もありますが、少なくともこの船では上得意のトラックドライバー様専用でした。でもコンセントが使えたからいいかなっと。

いつの間にか陸奥湾内に入ったようで、揺れが若干穏やかになりました。気がつくと、後ろに他のフェリーが付いてきていました。


津軽海峡フェリー「びなす」でした


あと、海上でもハイドラを起動させていました。同じ考えの方はやはりいらっしゃるようで…ハイタッチのしようがありませんが(笑)

そして到着のアナウンスが流れ、船は青森港に到着しました。




函館側と違って、ライバルとほぼ同じ場所にあります。そしてこれまた函館港と違うのは、徒歩乗船客は車両が全て(トレーラーシャーシを除く)出てからの下船なので、急いでいる場合は少々気を揉みます。そんなわけで接岸してランプウェーが下ろされ、車両の下船が始まっても、徒歩乗船客は船室で待機します。やがて数分後、係りの方から下船して下さいと案内があり、下船しました。ここでもやはり、車両のランプウェーを使って下船します。同社だけでなくライバル社、しかもかつて就航していたナッチャン姉妹も青森港ではそうでした(函館港ではボーディングブリッジ)。青函航路ならではの乗下船方法ですね。


青森港にて。このように、徒歩乗船であっても車両ランプウェーで下船します

以上、レポートでした。
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Posted at 2015/10/11 04:08:33

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この記事へのコメント

2016年2月14日 21:22
「青函連絡船」の巻

面白いレポートばかりで、“シラ切り雀さん三昧”の日曜日です。ありがとうございま~す(笑)

勝手なコメントですから、返信は無用であります。


卒業した学校には「ストーン記念館」という校舎が。

貧乏学校でしたし、記念館と言ってもプレハブ作り。小さな2階建ての教室・事務所棟でしたけど。


洞爺丸が沈んだときに、海面に浮かびながら、自分の救命胴衣を人に譲って亡くなったカナダの宣教師アルフレッド・ストーンの補償金で建てられました。

庭には浮き輪を型どった池も。

そうかー、と思いました。

僕もいつか青函連絡船は乗ってみたいですね~
コメントへの返答
2016年2月17日 12:24
どうもどうも、私ごときのブログで楽しんでいただければ幸いですが、しっかり返信させて頂きますからね(笑)

卒業された学校にはそんな記念館がありましたか、これは私も聞いたことがあります。海外では、凍結した川に墜落した旅客機の乗客を救出する際、他の乗客に浮き輪か何かを譲って自分は亡くなった話を聞いたことがありますが、私がそんな立場になった時、真似できるか自信がありません。

国鉄が運航していた連絡船の方は、まだ子供だったので乗りに行けませんでした。この青函航路には何度か乗ったことがありますが、初めて乗った時はカルチャーショックの連続でした。陸奥湾から出た途端にグイグイ揺れ始めたのにも度肝を抜かれましたが。あと、短期間運航されていた高速船にも乗った事がありますよ。

とにかく味わい深い航路なので、いつか乗ってみて下さいませ。

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何シテル?   06/11 09:21
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