そろそろ夏の旅行も近づいてきたので
やる気のないエアコンの
点検をしてみます。
ザックリ言うとウチのZILは
キャビンのエアコンガスをリアに分岐してダイネットを冷やすWエアコンです。
しかし、元々3人乗りのトヨエースがベースだからエアコンの能力自体が
かなり低いのですよね。
そのおかげでZILはエアコンが効きません。。
まずは現状把握。
現在外気が約30℃くらいで5分程度走行中の吹出口温度
17.3℃くらい。
そんでリアエアコンを入れて
またちょいと走行します。
吹出口の温度は
22.6℃
普通に暑い。。
22.6℃じゃほぼ気休め程度やね。
エアコンラインを増設されてるから、規定のガス量がは分からないけど
健康診断のためマニホールドゲージに繋いでみます。
高圧2.6mpa、低圧1.1mpa
この時点で外気温35℃だけど高すぎ!
よくコンプレッサーがロックしないもんだ。
1月に保証でコンプレッサーをリビルト品に換えてるから
ガス量が知りたくてRVランドに連絡。
サービス担当の外注業者から折り返しで電話があり充填量は800gらしいです。
とりあえずガスは入っている事が前提でコンデンサーを清掃してみます。
洗浄ガンに中性洗剤を入れてまんべんなく清掃し
ホースの水でジャブジャブすすぎます。
その後コンデンサに水道水をかけたままエアコンONで状況確認。
水をかけ続けた状態で14.8℃
水かけてるなら一桁まで下がって欲しかったな~。。
この時点でのマニホールドゲージの数値は
高圧1.5mpa低圧0.6mpaまで下がってきました。
これで解ったことはコンデンサーの容量不足もしくは冷却ファンの能力不足ですね。
清掃して少しはマシになったかも知れないので試乗に出るけど
またもや無情の22.6℃。
ちなみにリアは停止でフロントだけの数値です。
朝より気温が上がったから、どうやっても吹出口温度が下がらないし。。
このままだと今月の旅行は中止にするしか無いかな~
なんて考えが頭をよぎり始めました。
ちなみに最近ではカムロード用に
サブコンデンサーキットなんて物が売られてるけど12万円もする。。
「どうしたもんかな~」って車を眺めながら考えてたら
さっきの外注業者の言葉を思い出しました。
バンテック車両で、でかいエアロが付いてる車両は
コンデンサーの風が入りづらいのでエアコンの効きが悪いって話。
コンデンサーはバンパー左のフォグの裏側だけど
覗き込んでも殆ど見えない。
牽引フックの穴からかろうじてコンデンサーが見える程度。
こうなったらフォグを外してしまおう!
どうせ薄っ暗くて使ってないし夏場の冷房には変えられん!!
ボルト3本で留まってるだけなので脱着は簡単
簡単だから冬は戻しても良いしね。
すでにコンデンサーも見えてるし期待できそうだ!
エンジンかけてエアコンON、フォグ部分に手をかざすと
風が動いてるのがよく分かる!
期待できそうだ!!
次に気になったのがコンデンサーの排気側
サイドステップで行き止まりだから、熱気は車体下に逃がすしか無いみたい。
停車中だとメチャメチャショートサーキット起こしてるじゃん!
どっちかって言うとエアロバンパーよりサイドステップの方が問題なんじゃない?
前のオーナーもエアコンが効かない件で色々試したみたいで
ステップにホルソーで穴開けたみたいだけど
ドアが閉まったら結局ほとんど熱気は抜けないよね。
折角キレイに塗装したけど思い切ってこいつも外しちゃう
サイドステップを外したのでコンデンサーの下側が外気に触れるようになりましたw
期待を持って早速試乗!
ヤッター!14.6℃まで下がった!!
普通の街乗りで14.6℃だからバイパスとか高速とかならもう少し下がるかな。
ちなみに5分位アイドリングで停車してると19℃くらいまで上がっちゃいますけどね。
サイドステップ外したけど、
それほど違和感ないから、このままで良いかな?
とりあえず第一弾冷房対策は終了。
諸事情でまたしても北海道が中止になり月末に福井に行くけど
これで駄目なら更に対策しなきゃだな~。
一番簡単なのはウォッシャー改のウォータースプレーだけど
水に制限があるのは車としてどうなんだろう?
なんて事を考えながら、
吹出口からは常に一桁台の温度が出る黒テリで帰宅したとさ。
Posted at 2018/07/01 20:26:44 | |
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ZIL520 | 日記