
仕事先で寄った店の自販機で見つけた、サンガリアの『みっくちゅじゅーちゅ』
一時は売られているのを全く見かけない時期もありましたが、最近ではコンビニでも自販機でも見かける機会がまた増えてきました。
とは言え、ワンコイン自販機などで売られているからか大したことのない無名ドリンクと思われがちですが、濃厚な甘さで、昔ながらのミックスジュースの王道とも言える味で、見かける度についつい買ってしまうほど美味ですw
実はこれ、今から10年以上も前にテレビ番組の企画で作られた飲み物なんです。
朝日放送制作のバラエティー番組、ごきブラこと
『ごきげん!ブランニュ』が始まった当初、当時の番組のコンセプトによって”大阪の新しい名物をつくろう!”という企画の一環で作られました。
そのため、『みっくちゅじゅーちゅ』にはこの番組のロゴが入っていました。因みに、商品名ロゴは番組の司会を務めている赤井英和氏によって書かれたもので、こちらにも「題字:赤井英和」と書かれていました。番組ロゴ共々、削除されてしまいましたが…
番組の放映が終了したから題字が削除されたと思われる方もいるかもしれませんが、番組は今も継続中です。変わったといえば、番組の放送時間と内容が大きく変わってしまったことによるものでしょうか。
当初は一般的なスタジオで土曜夜11時頃(現在『スマステーション』が放送されている枠)で放送されていたのですが、後に平日深夜の放送になり、企画内容も大きく様変わりしました。細かく説明するとややこしくなりそうなので、気になったらウィキペディアなどで検索してみてくださいw
最近の企画だと「赤井英和のルーレット旅」などが好きなのですが、深夜番組らしさが薄かった頃の、初期の頃の方が面白かったように思いますね。『みっくちゅじゅーちゅ』だけでなく”おかんカレー”など、最近の放送以上に一般の人を絡めたネタ(「パンチパーマ高校生は絶滅したのか」、「タクシー運転手は千差万別」等)、関西だからこそ番組のネタとなるようなネタ、昔の駄菓子や懐メロ、懐かしCMを見るなど、懐かしいものもネタに多かったように思えます(公式サイトからも当時の放送内容が確認できます)。近年の放送内容だと関西の若手芸人が中心の深夜番組的な雰囲気も面白くて好きなのですが、初期の頃の素朴な雰囲気も、明るいイメージもあって好きでした(この頃にだけ放送されていた、キダタロー作曲の番組テーマ曲も明るい雰囲気だったからでしょうかね…)
今となっては全く別番組とも言えるほど放送内容も変わってしまいましたが、『みっくちゅじゅーちゅ』は今でも当時の放送内容のことを覚えている生き証人みたいなものかもしれません。
もし見かけたら買って飲んでみてください。当時の企画が広めたかったであろう大阪の味を、ぜひとも味わってもらいたいです。
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関西ネタ | グルメ/料理
Posted at
2014/07/03 23:01:23