
前々から行きたかったのが、兵庫県加西市にある旧鶉野飛行場跡に建てられた、紫電改のレプリカを始めとした資料館を兼ねた地域振興施設、soraかさい。
意図せぬ形で訪問することができました⋯!

というわけで、去る2/23に行われた「タテグロとプリンス車ミーティング」に見学してまいりました。主催が関西舞子でもお馴染みのタテグロオーナー、赤電話氏だったりします。そして前回開催時(その時はタテグロのみでしたが)は高速有鉛デラックスVol.100にも掲載されています。
今回は天候の都合等で予定通りに参加できなかった参加表明者も多かったようで、前回よりも台数が少なかったとか⋯(汗)
それでも高所(といっても赤電話氏のもう一台の愛車、E25キャラバンのルーフ上のキャリアからですが(;・∀・))からの一台ずつの記念撮影、そしてsoraかさい周辺での小規模なパレードランが行われるなど、充実したイベント内容でした。

先頭を走るのが、赤電話氏。撮影する私に気付いてパッシング&お手振り。

最近はムーンアイズのキャップが履かされています。先日の関西舞子の会場入り直前に故障したようですが、割と早く復活できたようで何よりですε-(´∀`*)ホッ

ここまで多数のタテグロが並ぶ光景というのもなかなか見れるものではありません。ましてやパレードランで隊列を組んで走る姿は尚更!

泥除けも含めて当時物と思しきオプション品も装備された、非常にきれいな個体!
他にもノーマルの良さを残した個体が多いのが印象的でした。車検証がプリンスとなっているプリンス自動車製の車が参加対象となるのが今回のミーティング。そのメインとなるタテグロこと三代目グロリアはプリンス自動車のイメージが強いのですが、どうやら開発はプリンス自動車ですが実際に発売された際には日産に合併されたあとになってからのようで。だからこのこのタテグロの泥除けも日産ロゴだったわけですね⋯!勉強になりました。

ワイヤーメッシュホイールと黄色いフォグランプでのモディファイ、さりげなくて実に好みです。

よくアメリカンなデザインだと評されるし私自身もそうだと思うデザインですが、よく見る黒や白の高級車らしい車体色だけでなく、鮮やかな車体色もアメリカンな雰囲気を更に増してくれるように感じます。

バンとなると、更にアメリカンなデザインに仕上がっているように感じるのは私だけでしょうか?知らずに真後ろだけを見ると、私はそうだと信じてしまいそうです(;・∀・)
先程のブルーのセダンと同じくライトブルー貴重の車体、そして濃淡のツートンで塗り分けてピンストライプまで入れられているともう完全にアメ車の雰囲気⋯!
ところで上記の白いバンですが、本来なら存在していない5ナンバー登録のワゴン車⋯?!

私が把握している中で最も遠方から来られていたのが、コチラの白いセダン。なんと湘南ナンバーです⋯!しかもパレードラン時に運転されていたオーナーさんは以外にも若い女性?!なんというか、もう色々と凄いです⋯!

タテグロの先代に当たるハチマキグロリアこと二代目グロリアも二台参加!青い方の個体は展示用に初代オーナーから受け継いだと思われる「愛5」ナンバーを飾りナンバーとして装着されていました(すでにナンバープレートとしての効力は失っていますが、それでもホンモノなので一応隠してあります^^;)

そして私としては見逃せない一台、S54プリンス・スカイライン2000GT!
詳細は大昔に書いた
コチラを読んでいただければ分かりますが、私が生まれるより遥か昔に亡くなった父方の祖父が乗っていたのと同年式同モデルです。父のおぼろげな記憶から日産合併後の年式、タコメーターや2000と書かれたエンブレムなので2000GT系には違いないのですが、GT-AかGT-Bかまでは分からずじまい⋯

これが祖父や父が見ていたのと同じ、当時としては一般的ではなかったタコメーター、そして大排気量な2000ccを象徴するリアエンブレムですね⋯改めて考えてみると、今現在で例えるとレクサスIS500やGS Fみたいなハイパフォーマンスな高級セダンを社用車として貸与されていたと思うと凄いものですね⋯(IS500などと違って高級装備は無いようなものでしょうけれど^^;) よくよく考えると当時は市販車で他に見なかった5穴ホイールを履かされていますし、エンジンはレースカー仕様のものをほぼそのまま積んだようなものですし。そんな車を市販していたプリンスも、持て余されていたとは言えそんな車を社用車として貸与してくれた祖父の勤務先は色々と凄いものです。
お陰で4ドアスカイラインと速いセダン、それも特に”羊の皮を被った狼”みたいな仕様が大好きな私みたいな者が育ってしまいましたwww
そう言えば、ギャラリー駐車場にもすごい車が一台いましたっけ⋯

会場入りした際に真っ先に目についた、何故かマツダ純正ステアリングで意味ありげにボンネットを開けていた330グロリアセダン。ギャラリー参加車は後でゆっくり見ようと思っていたら、駄弁ってばかりいたら気付いたら見る間もなく全車帰っておりました⋯実に残念です(;・∀・)
で、帰宅して撮影した画像を見ると、よく見たら何故かR32の純正ホイールを履いているし、前席シートもロータリーエンジンのローターを模したバケットシート⋯RX-8純正シートでしょうか。そしてフロントグリルには何故かマツダスピードのエンブレムと「RE13」のエンブレム⋯⋯そう、まさかの
ロータリーエンジン換装の330セダンなのです⋯?!
翌日の堺浜でお会いした壱虎さん、そしてTwitterにて赤電話さんから聞いた情報によると「かつて関西舞子や堺浜に来たこともある、RX-8のエンジンや足回り、インパネとシートまで移植したモンスターマシン」だそうです⋯!
ステアリング以外は画像をパソコンに取り込むまで気付かなかったのが悔やまれます⋯またどこかのイベントで遭遇できたら、穴が空くほど細部までじっくり観察してみせようではありませんか⋯!

周りにセドグロやら日産車やらのギャラリー参加者がいるからダットサン310あたりかな?と思いそうになりましたが⋯いや、違う。これ、ダイハツ・コンパーノ ベルリーナではありませんか!まさかこんなところで遭遇してしまう車種だとは⋯()

その後で紹介するとインパクトが弱いかもしれませんが、Y30やハコスカ、S30Zが多いギャラリー枠駐車場の中で個人的に最も興味を惹かれたのが、このY31前期セドリックのグランツーリスモ。5AT&インタークーラー搭載後の後期型はよく見かけますが、前期型となると意外と全く見かけないものですね。それだけにかなり興味を惹かれました⋯!
それにしてもsoraかさい内部で展示されていた原寸大レプリカの紫電と九七式艦上攻撃機、そして前者の組立工場と航空隊としての旧飛行場の歴史、そしてその後の特攻隊へとつながる歴史とその後の平和への思い、しっかり目に焼き付けてまいりました。そしてこの地への振興として地域の特産物をお土産に買って帰り、以前からの目的であったsoraかさいも存分に満喫できました。それらも含めたこの日の模様は
コチラのフォトアルバムからご参照ください。
運営の赤電話氏をはじめとしたヤマモト藝術社の皆様を初めとした参加者・関係者の皆様、当日はお疲れ様でした。そして来週もよろしくお願いしますm(_ _)m
え、来週⋯?
そう、
来週3/2(日)には同じ場所、同じ主催者で510ミーティングが開催されますよwww
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オフ会・イベント | クルマ
Posted at
2025/02/26 22:57:39