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三河屋ワークスのブログ一覧

2020年11月05日 イイね!

エキゾースト系追加整備。

エキゾースト系追加整備。14ってね、やっぱり良いクルマだと思うんですよ。
でも、なかなか正当な評価をされてこなかった。
最近はだいぶ見直されてきたとは思いますケド。


ノーマルの状態でも悪くないと思うんです。13と比べると。
でも、やっぱりノーマル状態のモッサリ感は否めない。


ホントはもっと出来る子なのにね。





と、いう事でね、エキマニ周りを交換してまいりました。
取り敢えずマフラーとエアクリーナーは交換してありますがエキゾースト系の基本は排気直後からでしょ。それにエキマニってNAでもターボでもやっぱ色気あって大好きです。(笑)





まずはエキマニ周りのパイピング等を外していきます。ここら辺は作業スペースもあり特に難しくもなくサクサクと進んでいきます。







今度は一度クルマの下に潜って下周りの作業に移ります。
が、ここで第1の難関が…

今まで一度も外された事がないであろうフロントパイプ触媒側のボルトが意外とすんなり外れましたので、『おおっ、今回の作業は楽勝かぁ~♪』 なんてナメて掛かってたらやっぱりきました。



仕方がないのでエクステンション側のスタッドボルトはパワープレイで3本とも折りました。
ナットにソケットが掛かってくれただけ良かったです。





エンジンルーム側に戻ってエキマニを外す前に水とオイルのチューブを切っておきます。白のタービンはオイルしか回さないタイプで尚且つメッシュホースに変更してますので何の苦も無く楽ショーなんですが、シルビア系のタービン脱着で実はこの作業が一番嫌いです。外す方は良いんですケド取付の時にちょっとでもチューブ曲げてしまうと角度がズレてバンジョーボルトが食わないんです。相手はアルミブロックですから無理矢理は厳禁です。







13系SRとはウォーターリターンの位置が異なり、だいぶ楽な位置になってます。オイルフィード、ウォーターフィード、ウォーターリターンの順に嫌いです。つまり下から順にバンジョーの向きを修正し辛いんです。ずっと中腰の体制だしさ、腰痛持ちには応えるんですヨ。







下準備が出来たのでエキマニをタービン、アウトレットごと外していきます。シルビア系の場合は上からごっそり引き抜きます。ただ、この時気付いた小さな異変があとで残念なことを巻き起こすとは…







降ろしてしまえば意外とスペースがあります。せっかくなのでオイルまみれになっているヘッド、ブロックをキレイにしておきましょう。先日のNVCS交換時にタペットカバーパッキンも交換しておきましたが これも今まで一度も交換されたことが無かったであろう部品で、もう上から下までオイルでデロデロ。手元に来た時に一度スチームでキレイにしたんですけど、あっという間に再デロデロでした。









ごっそり降ろしたのがこれ。
これをバラしてエキマニとアウトレットを交換します。

エキマニ、タービン間のガスケットは定番の漏れ箇所の為ゆるみ止めのロックプレートが付いているのですがコレを外すのにウォーターリターンチューブ外しますが、なるべくズラしたくないので緩める前にマーキングをしておきます。







で、用意したエキマニとアウトレットをドッキング。

でも気を付けててもこの作業のうちにオイル&ウォーターチューブをも曲げてしまうんですよねー どっちにしろ脱着の時にいろんなとこにゴチンゴチンあてて多少は曲がりますからもう諦めてます。(笑)







エキマニガスケットは15用を使います。メタルですから。エキマニ~タービンのガスケットも種類が何種類かあるのですがやっぱり15用が抜けにくいそうです。







でね、ここまでは順調だったんですヨ。ここまでは。何度も何度もやってきた作業ですから段取りで困ることもないし。タービン周り一式を慎重にエンジンルームに戻して丁寧に位置合わせをし、嫌いなオイル&ウォーターチューブも何度も何度も修正しながら繋いでやって。ほら、キレイに収まってるでしょ。でもね…



エキマニの、シリンダーヘッド側のスタッドボルトが折れました。
音もなくホロッと。

マージーかーよー!!





ちゃんとね、均等に締めましたよ。オーバートルクでもないし。エキマニのフランジの当たり具合を確認しながら手で絞めれるだけ締めて、ラッチェット軽く回してたら急にホロッと。ホントにね、全然力を入れてないんです。パキン! じゃなくてホロッと。

そう言えばね、緩めるときにちょっと『あれ?』っと思ったんですよ。でもそのあとフツーに外れたし、フツーにネジを掛けれたので すっかり忘れておりましたがもうこの時点で事が起こっていたんでしょうか。何で何で? って気になったので調べてみましたら特に4番は熱がこもるのか やられてしまう事があるそうで。えー、そーなんだ。知らんかった。シルビア系27年、SRエンジン22年乗ってますがまだまだ知らない事ばかり、ってコトですね。





取り敢えず時間の都合もありますのでそのまま組んでしまいましたが、また降ろして修理しなければならないですね。あーぁ、なんてこったい。





でも、見栄えだけはカッコ良くなってちょっぴり嬉しい三河屋さんです。




Posted at 2020/11/05 20:10:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | 14 の小部屋 | クルマ
2020年10月28日 イイね!

カラカラ音退治、NVCS交換。

カラカラ音退治、NVCS交換。前回のブログの最後に書きましたけどね、14にはやっておきたい作業が幾つかあります。そしてこれ、締め切りがあるんです。出動の予定があるので期日が決まってるんです。だからあんまりのんびりもしてもいられないんです。

と、言いながら実はちょうど1年前からの案件。
NVCSからのカラカラ音退治です。

NVCS。日産バルブタイミングコントロールシステム。SRエンジンとの付き合いももう長くなってきましたがこれが付いてるのって初めてなんですよね。



NVCSって13系には付いていない日産の可変バルブタイミング機構ですよね。初めて14をドライブさせてもらったとき確かに『14ってノーマルでも意外と速ぇーなー』って思った覚えがあります。でも、三河屋さんの14はなーんだかあんまり速くないんですよね。盛り上がり感に欠けるというか。で、スタート時に軽くレーシングするとカラカラン… と。

これ、アカンやつですよね。





でね、NVCS交換かぁー って調べていますと部品の値上がりがまぁ酷いこと。新品なんてとてもとても予算オーバーです。作業もなんだかメンドクサそうだし。(笑) 何かいい方法がないかと色々調べていましたら隣にいる油圧のソレノイドの交換で直る可能性あり。







新旧の比較。



オイル漏れも酷そうだし、これで直ってくれたらなー と思ったのですが… 
残念、殆ど症状は変わりなし。
しょうがない、NVCS交換しかなさそうですね。







NVCSはこの中にいます。もっと言えばインテーク側のカムシャフトの先端に付いていますので、まずはタペットカバーの取り外しからスタートです。ブローバイホース、イグニッションコイルハーネス等をタペットカバーから外し、固定用の10㎜のボルトを外していけば特に問題もなく外すことが出来ます。





と、いう事でオープーン…



あぁ、やっぱりそんな感じだよね。
期待を裏切らない栗皮茶です。(笑)





うん、ここまで来たら美しさすら感じるよね。







さて、冗談ばっかり言ってないで交換に入ります。
夕方までには終わらせて晩ごはんの準備に入らなければならないですから。

タペットカバーを外したらNVCS手前のカバーを外してNVCSを固定しているボルトを外すためのスペースを作ります。そして圧縮上死点を出した後、カムスプロケの合いマークとタイミングチェーンにマーキングをし、後でコマずれ防止のためにエキゾースト側のカムスプロケとタイミングチェーンをタイラップで括っておきます。







NVCSの固定ボルトを緩めるためにはカムシャフトにモンキーを咥えさせて回り止めとするのですが幅が薄めのモンキーでないと入りません。しっかり咥えれたらあとはエイッと。







ここまできたらチェーンテンショナーを抜きNVCSの固定ボルトを外せばNVCSは外れてくれます。







用意した中古のNVCSにもマーキングしてタイミングチェーンの合いマークに合わせ仮留めします。クランクを少し回してチェーンに張りを出した後、チェーンテンショナーを組み付けます。チェーンテンショナー縮めてフックを掛け、Oリングとガスケットも交換します。







NCVSの固定ホルトを本締めし括っていたタイラップを外したらクランクちょっとだけ逆回転させます。そうするとチェーンテンショナーのフックが外れます。今度はクランクを正回転させるとカチカチとチェーンテンショナー伸びて正規の位置に戻ってきます。









あとは元通りに戻していくだけですが最後の最後で問題発生。タペットカバーパッキンが外れる外れる。日産純正ベンガラを忘れてトヨタ純正シールブラックを使ったので機嫌を損ねたのか後方の半月部分がハマんないでやんの。何気に狭いしパッキンが直ぐ外れやがる。13の時にはこんなに苦労した覚えは一度もないぞ。(涙)

格闘すること10数分。なんとかタペットカバーも元に戻してホースやハーネス類も戻していきます。ちょっぴりドキドキしながらキーをひねるとエンジンは無事に始動。油圧が掛かってしまえはカラカラ音も無くなりました。うん、よかったよかった。





ボロいなりにも正常な状態に戻ってくるのは嬉しいものです。
スッキリするというかなんというか。

これで初めて14に乗った時の
『へー、14ってノーマルでも意外と速ぇーじゃん。』
ってとこまで戻ってくれればいいんだけどな。








Posted at 2020/10/28 23:23:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 14 の小部屋 | クルマ
2020年10月26日 イイね!

バッテリーボックス 変更。

バッテリーボックス 変更。少しづつですが個人的にはひと段落してきた感じのある最近。今がチャンスと、溜まりに溜まった手付かずの案件をどれからこなしていこうかとあれこれ思案中です。


と、言いながら休みの日に暇を見つけては復活した白でプラプラと裏山にお出掛けしたり。やらなきゃと思っていることより、目先の楽しい事に現を抜かすのは相変わらずな感じです。(笑)







ただ一応楽しいからってだけでなく、新しい白との距離感を確認するのになるべくたくさんの時間を掛けたいと思っているんです。早く以心伝心の関係に戻りたいのですが、やっつけ仕事でこなしてはただ時間を無駄にするだけ。少しづつでいい。新たな顔や、今まで気付かなかったことをキチンと知りたいと思うんです。





で、そうやって今までより多くの時間を一緒に過ごしているとホントに少しづつ走りの方はシンクロしてきた感があるのですが、ハード面では気になる部分も出てくるんですよね。例えばバッテリーボックス。もう記憶の彼方くらい昔にバッテリーを後方に移設したのですけど、使用状況の関係から実はもう10年程前くらいからバッテリーボックスを変更したいなぁ… と、思っておりました。



今まで使っていたのは TAYLOR社のアルミバッテリーボックス。当時ショップオリジナルの物も無くはなかったんですが、コゾーだった頃の三河屋さんはアメリカンな感じに何となくヤラれてしまいまして。(笑) いや、雰囲気あっていいんですヨ。今でもカッコいいなー、って思いますし。でも、通勤に使わなくなってからの白はバッテリー上がり防止のためマイナス端子を外すことが多くなり。そうすると、あの蓋んトコの蝶ネジが段々とめんどくさくなってきてしまって… あれが武骨な感じでカッコよかったんですケドね。





そうは言っても勝手が悪かったらしょうがない。
昔の自分とは考え方が変わることだってあって当然ですし。
取り敢えずサクサク外していきます。



TAYLORのバッテリーケースはサンドイッチ構造になっていて蝶ネジを緩めフタを外すとあっという間にここまでバラけます。2本の長い棒ネジでケース、バッテリーを同時に抑えているという非常にシンプルな構造です。





底蓋を外すとフロアが結構乱雑な感じになってしまってます。



バラしながら気付いたんですが20年前の自分の作業って結構ハズカシイものがあります。アンダーコートを剥がした時にフロアを傷だらけのベッコベコにしてしまっているし、塗装もバッテリーケーブルやハーネスにペタペタと付着してしまっているし。とても納得出来る仕事じゃあないです。作業は質よりスピード。おんなじ事すんなら仕上がりを少し落としてでも早い方が偉い。当時そんな風に考えていたんでしょう。もちろん機能上問題なければ、の話ですが。





なので取付穴加工をするついでに多少お化粧直しをしておこうと思います。20年後、今の三河屋さんはこーゆーのが許せない心小さな大人になってしまったので。(笑)



うん、遠目にみれば合格でしょう。





今回はボックスのみの交換ですからのんびりやってもそんなに大して時間は掛かりません。最初に移設する時の方が何かと気をつけないとイケナイ事がたーくさんありますモンね。作業自体はさほど難しいワケではないのですがひとつ間違えたら大変な事になりかねません。若いときはそんな事なーんも考えずにやってましたが、いま見ると結構ヤバい部分を見つける度にドキドキします。ホント、シロートって怖い怖い(笑)







今回変更したバッテリーボックスは以前銀にも使ったのと同じモノ。メーカー品でもショップオリジナルでもなく、プライベートで作ってみえる方に再度お願いしました。サイズ的に丁度いいってのもあるのですが、仕事がね丁寧なんです。手造り感はあります。機械で生産されたモノの方が仕上がりはいいかも知れません。でも、あなたが作ったモノを自分のクルマに使いたい。そう宣言してお願いしたモノを使いたい。そういうのって最近の自分には凄く大事な部分なんです。





自分でも自覚があるんですけどね、最近今までにも増して拘るポイントがメンドクサくなってきてます。ホントにね、いろいろと思案してると時間が幾らあっても足りません。でもね、そこをどーでもよくしてしまったら白と以心伝心の関係は成り立たない。そう思うんです。プライベートには終わりがない。自分の気の済むまで幾らでも。そう、ゆっくりと じっくりと。







あー、そう言えば14もそろそろ始めないと。
こっちは締め切りもあるのでヤバいっすね。(笑)


Posted at 2020/10/26 21:48:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | ガレージライフ | クルマ
2020年09月17日 イイね!

私的ストリートカー再考。

私的ストリートカー再考。白が復活してから約1か月。走行会の後処理もひと段落し、時間も取れるようになってきましたので少しづつ白の手直しをしておりました。


今年の春からガレージ三河屋および三河屋ワークス事務所を移転したおかげで移動時間が無くなりホント助かっています。
もともと隙間のような時間を使って動いていましたので、ふと出来た時間を有効利用できるのは嬉しい限りです。







エンジン関係やセッティング等、プロの技術にお任せしたい部分は某社長のお力を頂いておりますが、
基本的にはプライベートで仕上げてきた白。
手直しも可能な限り自分の手で自分の納得いくところまで仕上げていきたいんです。



肝心なところはちょっぴり秘密でお見せ出来ないですケドね。(笑)







少し前まで新しいエンジンの仕様に慣れるために少しブーストを下げて様子を見ていました。今までだったら 『どんだけ速いの?』 って、直ぐ設定最大ブーストにして乗っていましたけど、今回は少し丁寧にクルマと自分をシンクロさせてみたい気分でした。
途中までブーストの設定チャンネルの切り替え方が分かんなかっただけとは よー言えませんが。(笑)


一応納得のいくところまで仕上がったので、今日はストリートに繰り出してみたいと思います。お米の精米でしょ、子供の学費の支払いでしょ、ナンバー付きのストリートカーですからウチの用事も済ませれなきゃ。

タバコ屋からサーキットまで。
三河屋ストリートカーの基準です。







でもね、コイツに関してはただ調子よく動いてくれるだけじゃダメなんです。
だから…









ブースト計の針がビッと張り付き、
255のSタイヤがガッチリとアスファルトを蹴り飛ばす。
ブーストとエンジン回転はキレイに連動し、
リヤタイヤが簡単にブレイクするような不安定感はない。





やっぱコイツ、
ヤバくてサイコーです。 (笑)


Posted at 2020/09/17 17:16:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | ガレージライフ | クルマ
2020年08月28日 イイね!

『三河屋ワークス』 走行会 VOL.3 2020 開催。

『三河屋ワークス』 走行会 VOL.3 2020 開催。先日、恒例の三河屋ワークス走行会をいつものモーターランド三河にて開催して参りました。


前回の5月は15年ほど前に始めてから初めての中止。

今回も直前まで非常に迷いましたが参加者の方々にご協力頂くことで開催することと致しました。































今回開催したことが良かったかどうか、実は今でも分かりません。
でも、この状況ってクルマを走らせることと似てると思うことがありました。

続けようと思ったら考えなかん。
好きだから、だけじゃアカンのだって。



ご参加頂きました皆さま、有難うございました。
ご参加出来なかった皆さま、次回また。

皆さまの早く日常が取り戻せますように。







さて、遠征組最速戦のランキングにも変動がありました。



上位5人にシリーズチャンピオンの可能性が残っているという
混戦の様相を呈してまいりました。



… なんか補足説明がありますね。



最終戦が楽しみです。(笑)


Posted at 2020/08/28 20:55:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | サーキット | クルマ

プロフィール

「20年以上ともに闘ってきたエキマニとエクステンションが熱害でもう素材として再生不能の状態に。スペアで持っていたものに交換しエンジン始動したら… オイルラインからオイル漏れ。そうね、これも同じだけ使ってるからね。でも、タービン自体は全く問題ないのはエラいもんだ。」
何シテル?   10/01 18:35
三河屋ワークスと申します。 とにかく走るのが好きで気付くと30年超…  未だに悪い病気は治る気配はなさそうです。 峠、草レース、タイムアタック...
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