いやはや壮絶なサバイバルレースとなった開幕戦。昔みたいにエンジンブローやギアボックストラブルでリタイヤしてしまうのではなくて、電気系トラブルでのパワーダウンで止まってしまうのが今どきのレースでした。今のマシーンはホント壊れなくなったので、これはこれでレースを面白くしてました。その中でもやはりメルセデスの安定度は抜群。レッドブルもトラブルさえなければと何とか期待をもたせるものだった。一方、フェラーリのあまりの遅さには辟易。結局春先のテストから何も変わっていなかったし、去年のイカサマが現実味を帯びてくる。ルクレールの表彰台は棚ぼたもいいところ。このシーンでは確かにマシーンが外にはらんでいく感じではあったが、ハミルトンの腕なら接触は避けることができたはず。ベッテルはとても精彩に欠けていて、見ていて痛々しいほど。今週末の第2戦に期待。