
2013年のジュネーブショーでピニンファリーナによってランニング・プロトとして発表されたセルジオが生産されことになったのは既知の通り。
故セルジオ・ピニンファリーナに捧げられたデザインは458スパイダーをベースにディーノ・プロトタイプをモチーフに取り入れたとのこと。その為、ジュネーブショーでは隣にディーノを展示していたわけだが、何でもセルジオが最初に取り組んだプロジェクトがディーノだったそうで、その事は
パオロ・ピニンファリーナが東京に来た時に話していました。
ピニンファリーナの風洞。
ディーノ・プロトタイプがモチーフ。
ロンドンのフェラーリ・ディーラーで展示していました。
そしてその最初の1台がアブダビで開催されたFinali Mondialiにおいてデリバリーされました。プロトのままで生産するのは法規上困難なことは分かっていたのですが、やはり量産型は数多くの妥協が施されています。フロントの角度が違うだけで全く異なる車に見えてしまうが、公道を走るためには致し方ないところか。。。プロトの雰囲気を生産車で何とか表現しましたといった感じ。
生産台数はトータル6台、その価格は300万ユーロとも言われてますが、残りの5台の行先も発表されました。今月末までに3台がアメリカに、1台がスイスに、そして残る1台が何と日本にデリバリーされるそうです。多分、東京か名古屋のオーナーになるんでしょうけど、春先のブランチかFRDで拝むことができるかもしれませんね。何とか実車を見てみたいものです。

Posted at 2015/01/22 23:53:00 | |
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