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2013年06月07日 イイね!

BNR34STDタービン、取り付け完了。

BNR34STDタービン、取り付け完了。梅雨で思うように進まなかったタービン交換ですが、ようやく完了しました。

約半年前に、ノックセンサー故障がきっかけでインテーク側に手を入れ、今回のタービン交換作業でエキゾースト側を触りましたので、RB26エンジンの吸排気作業は、一通り経験したことになります^^;こちらに作業記録を残しておきました。

はやる気持ちを抑え、作業した箇所のボルト、ナットの締め付け、各ホース、チューブに締め忘れが無いか、最終チェック。そして、エンジンをかけます・・・。



途中、オイル・水の配管ができた時点で、一時的にエンジンををかけ、漏れが無いかの簡単なチェックはしていましたが、その時は当然エアフロ接続前の不完全状態でしたし、冷却水のエア抜きもしっかり行っていませんでしたので、まずは冷却水のエア抜きを行います。

すると・・・。



@@;やべー!!何かが焦げている!?そんな馬鹿な!?燃えるものなど何もないはず・・・。

一瞬パニくりましたが、少し冷静になって、匂いの種類からビニール類が溶けるような匂いでなく、これは潤滑剤が焼けるような匂い・・・。エアのシリコンホースや、O2センサー配線が高温部に触れている様子もなく、煙の発生場所はエキマニ、タービンアウトレットの遮熱板の下から出ているようだ・・・。

ここで一つ、心当たりを思いつきました。

これらのパーツは、汚れ落としのために新サンエスK-1に漬け込んだあと、錆予防のために防錆材入りの潤滑剤を流布しておりました。スプレー後、ボロ布で軽く拭き取ってはいましたが、当然ながら表面には油膜が残り(だから防錆になるのですが・・・)、これが焼けているに違いないハズ。

まぁ動画とってる時点で、多少心には余裕がありましたが、もし万が一発火・炎上したとしても、手もとの冷却水をぶっかければ、最悪火災は免れるハズ、そして自分の作業にミスは無い!と信じ、様子を見ることに。

初めての経験でドキドキものでしたが、10~15分程すれば、煙も匂いも無くなりました。最悪、もう一度バラして組み直すことを覚悟しましたが、何事もなく本当に良かったです。



ヒーターをフルハイにして何度かエンジン回転数をあげ、無事冷却水のエア抜きも終わり、いよいよ試走です。気温は31℃、もう真夏並みですね。



冷却水のエア抜きも問題ないようで、この気温で街乗り時の水温が78~81℃であれば、充分だと思います。水温は合格。



エアフロ電圧、AACバルブ開度、インジェクター開弁率など、いつも見ていたパラメータを見る限り、異常はなにもありません。ここも合格。

少し車を止め、エンジンルーム、車体下回りを覗き込み、エア、オイル、水などの漏れがないかをもう一度チェック。これも問題なし、合格。



今回交換したタービンは中古品であり、つい先日まで動いていたものなので、新品ほどの慣らしは必要ないと思いますが、しかし配管のガスケット類は新品ですし、いきなり全開もアレなので、徐々にブーストを上げつつ、120kmほど慣らし運転しました。

・・・そして、全開!!

A/F計で見る限り、ブーストと空燃比の関係は、このROMのままでもなかなか良好のようです。

そして乗った感じですが、明らかに下のトルクの立ち上がり方が、BNR32STDタービンとは変わりました。これまでのタービンでも、私なりにバルタイ振って、ROM弄って相当下のトルクは出ていましたが、今回はさらにその上を行きますね・・@@;

具体的には、タイトコーナー立ち上がりでアクセルをラフに踏み込むと、BNR32STDタービンのときは、ピークブースト付近でドーンとトルクがかかり、リアからブレイクするのですが、BNR34STDタービンだと、同じコーナーで、フロントから即ブレイク、アテーサの介入が早くなり、プッシングアンダーになりました。

レスポンスに優れるBNR34STDタービンなので、踏み方で調整できるとは思いますが、挙動に違いがハッキリ出ました。なかなか面白いですね^^

そして、皆さん注目の最大馬力ですが・・・。今のところ、まだハッキリとはわかりません。

とりあえず直線で踏んでみましたが、ブーストが約0.85~0.9kで安定し、BNR32STDタービンで出した、過去のエアフロ電圧には及びませんでした。これを見る限り、最大馬力はBNR32STDを下回っていると思いますが、条件をできるだけ揃えて、近々オリジナルパワーチェックグラフを描いてみようと思います。

しかしながら、これは妥当な結果のような気もします。BNR32STDの時は、バイパスポート径がφ18mmで、今回のBNR34STD改はφ20.5mmです。

どちらもブーコンは無く、純正PCMバルブ制御のオリフィス抜きなので、BNR34STDにポート拡大加工を施した(BNR34STD改)ことにより、排気の抜けがいい状態でもアクチュエータによる制御下に留まり、BNR32STDのときよりブーストが下がっただけ、という気がします。

自前の計算では、BNR34STD改(バイパスポートφ20.5mm)だと、ブースト1.2kを超える辺りからアクチュエータの制御外になるハズですので、以前と同じ馬力を出したければブーコン入れないと無理かもしれません。それか、触媒抜いたり(サーキットで、ですよ^^)、寝かせている柿本改のマフラーを再び投入すれば、多少ブーストが上がるかもしれません。しかし、下のトルクも出ていますし、最大馬力はこのままでも、今のところは特に不満は無いです^^今後、馬力が欲しくなった時に考えてみます。



今、走行距離が149,000kmを少し超えたところですが、これでエンジン回りのホース、パイプ類の状態はすべて把握できましたし、タービンからのオイル漏れも無くなりました。一般的には過走行エンジンではありますが、タービンもリフレッシュされ、私的にはバリバリ行ける仕様に仕上がったと思ってます。

ここら辺りで、私の32Rのチューニングも一段落、かもしれませんが、まだまだ続くかもしれません(爆)^^
Posted at 2013/06/07 22:48:38 | コメント(6) | トラックバック(0) | 車いじり | クルマ

プロフィール

「ホース類を全て新品交換したWGNC34ステージア燃料タンク。BNR32への取り付けは、フューエルチェックバルブへのブリーザーホースを若干切り詰めただけで、その他は全てボルトオンでした。もちろん、タンクバンドにはワッシャー挟んでテンション下げして、タンク割れ対策済み。暑かった☀️」
何シテル?   08/03 10:54
【所有車歴】 S13→HCR32→S15→JZS171→BMW F10→ 走りのBNR32、上質さとゆとりを愉しむW212、更なる非日常を求めたCBR600...
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