前戦新潟ラウンドから中一週でやってくる第6戦は富士スピードウェイジムカーナ場。
今年は合間の練習会などの機会もなく・・・あ、僕の怠慢なだけですが
新潟から帰って来たままの状態からカバーを剥がして朝早めに家を出て、半分は下道でのんびり行こうと峠道に差し掛かったあたりで・・・
ズック先輩(このクルマの前オーナーでBRZの師匠)が竹刀を持って待ち構えてました!
雨の峠道で、ズック塾早朝課外レッスンです(鬼~っ!!)
法定速度内でクルマの走らせ方を特訓されて、予想以上に早く会場に到着
天気予報は土曜雨だったのですが、何とか5本中4本は一応ドライ。最後1本だけ霧雨。
コースは雨を想定して異常に短く、ターンもないうっかりすると何も考えないまま一日が過ぎてしまいそうなコースでしたので、しっかりテーマを持って!
・・・
って、
思ってたんですけど、
会場の微妙な放送設備と控えめなおねえさんのアナウンスはドリフトコースの爆音に勝てるわけもなく、パドック戻って奥さまに聞くとか(それでも聞こえない)、一巡した後に発表されるタイム表を見るだけなので、誰が良かったのか、結局目標がどれくらいなのかさっぱり分からないので、結局ダラダラとやり過ごしてしまった感じですね(ダメです)
個人的には2速の守備範囲を確認したのと、ハイグリップでフラットな路面でどこまでムリして良いのかを調整した程度でした。
タイム的には4~5番手くらいのタイムで終了。
それ自体はまぁ良いのですが、イケてる感とやらかした感がリンクしないタイムと、FSWのWET路面が初めてだったのですが、スリッピーな路面に思い描いたラインに乗せられないモヤモヤ感で前日練習は終了。
15:30にはホテルの大浴場でゆっくりストレッチして体をほぐして
今日のビデオ観ながら0次会でウォーミングアップ
そして、
18:00には戦闘開始!
今回はコースだそうで、いつもよりすごいSNS映えするメニュー(≧◇≦)
30分もすると、焼酎やら日本酒の瓶があっという間に注がれて
今回は久々に風紀委員長、副委員が揃ってるので
1時間半くらい経つと
もうね・・・
(SNSアップ写真まとめ)
惨劇┐('~`;)┌
僕はひっそりと、大きなお魚をみんなで食べやすいようにほぐしたり、お酒を注文しに行ったりしてました。
〆のおにぎりとカニのお味噌汁美味しい
隣接のコンビニで〆のアイス
あれだけの大騒ぎだったのに、解散して部屋に戻るのはまだ21:00ちょい過ぎでした。
風呂入りなおしてゆっくり就寝(もちろん解析なんて雑事はしません)
明けて本番朝
ホテル前には30年くらい前に読んでたホリデーオートの巻末コーナー
『Oh My 街道レーサー』に載ってたような車の人達がホテル6階にいても煩いくらいの直管で20数台が何故かここのコンビニ前で待ち合わせだったみたいです。
ずっと居据わられると僕らも出られないから困るな~って思ってたら!
総長と思わしきクルマが!
なんと!あのもくぞう先輩の舎弟達だったようで、
総長を護衛する布陣で一斉に出発されました。(Photo by Yda氏)
もくぞう先輩スゲー!!
晴れ予報のはずが微妙な空模様。
路面はまだちょい濡れですが、出走時にはドライになると思われます。
今日の本番コースはコレ
コース図だけみると、ダラダラと続く長いコーナリングで、ターンは最後の1本のみ。
ゴール折返しは確実にサイド引くとして、コースの端々に置かれてるので車速重視派と多角形コーナリング派、2速派と1速派にも意外と意見が分かれてます。
僕は消極的チョン引き2ヶ所の2速オートマ作戦だったんですけど・・・
1速派閥の方とお話して1速に変更しようとしたら、進入から1の人は結構とっ散らかるか、吹け切っちゃうので、少し作戦変えて、下側スラロームは2速進入の7番通過するところで1に入れて立ち上がって行くことにします。
定常円は4輪綺麗に使えるように急の付く操作をしないように車速重視で臨む。
そんな心の作戦の1本目
あまり路面温度上がらず、ジャダー多めで加速はイマイチ。1コーナーは突っ込み過ぎないようフロントタイヤを鳴らしながらそこそこな感じで2本巻き。
これが、本当にピッタリAピラーに2本目のパイロンが隠れてる位置なので、全然攻められない(まぁそういう練習を疎かにしてたのですが)
ハンドル切ろうにも怖いので正面に無いことだけが唯一の判断材料なので、ダラダラとやり過ごして三角窓にパイロン見えてから微調整してようやくアクセルオン
中央横断は距離を走らないように手前で大きめに向きを変えとこうと意識しつつも、意外と次のパイロンが視界に入って来ないな~
グリップ感も結構出てきたけど、スラローム進入は7番に詰まらないよう丁寧に向き変え、
1に落として今日の最高速ポイントへ加速!
奥スラローム入りはチョン引き派なんだけど、アンダー消し程度で良いので一瞬!!って思ってたら意外と効かない(ちょっと大回り)
2速定常円はリアがズルズル来る感じを維持したままテクニカルへ。
タイヤ温まった富士の路面で270°は効きにくいことを想定して結構強く長く引いたのに、意外と引っかかってちょっと大回り。
それなりには走れた感じしたけど、思ったよりタイム伸びないな~の10番手で折返し。
お昼休み終わる頃は結構晴れてきておそらくタイムアップ合戦の様相になるでしょう。
ってことは・・・
前のめりで行かなきゃイケないって思っちゃいますよね。
解析してみると、下スラロームで1に落とした瞬間からガクッと車速落ちすぎて、ズック先輩の走りから0.5秒も遅い!
定常円は結構0~90°程度のカウンターで走ってた割にはこの区間はそれほど遅くない(マジで?)
ってことで、サイドセクションとスラロームだけで1秒上げる作戦で決まり!
下スラロームから抜けるところの車速だけ気を付けて、後は行き過ぎ注意で臨んだ2本目
スタートはジャダーも出ず超絶決まった!(1コーナーまで0.5秒回収♪)
そういう時にツッコミ過ぎないように、1コーナーは早めのブレーキから内側意識してライン気を付けてみるけど、どんなに落ち着いてもピラーでパイロン全く見えない。
決め打ちドライビングでパイロン踏んづけるわけに行かないのは同じで、三角窓からパイロン見えるまではやっぱりアクセル踏めないし、車速落とせずダラダラと回っちゃう。
この先のS字折り返しは1本目遅くなかったので自信もって突っ込み気味に行くとフロントが突っ張るように曲がってくれない。
その先でもなぜかど・アンダーでガードレールに吸い込まれそうになって、怯んでアクセルオフのピヨピヨブレーキ。(0.3秒失速)
オーバーは軽く踏んでる方が安心できるけど、アンダーは怖くて踏めないっすよね。
そして問題のスラロームは丁寧に手前で曲げて車速落とさないように心掛けて2速オートマ走り。
そこそこ成功した感じで抜けれた(※後述説明の勘違い)けど、この辺りからブレーキ突っ込んだり、アクセル踏んだりするときにやたらとVSCお仕置きランプがチカチカしてリアブレーキをすごい抓んでくる(はぁ?!)
奥チョン引き立ち上がりでも、アクセル踏んでるのに電スロとリアブレーキでお仕置きモード。
定常円は内側にハンドル切るのを心がけるも、脱出で焦ってテールがすっぽ抜け。
テクニカルは保険分を削って、思いっきり小さく回しこむつもりが、やっぱり脱出でVSC効きまくる。
すごいストレス溜まる感じのゴールはほんの0.5秒上がっただけで後続の撃沈待ちでしたが、結局14位でフィニッシュ。
昨年末からイグニッションコイル不良でエンジンチェックランプが付きっぱなしなんですけど、どんどんひどくなってきてたんですが、それが原因なのか・・・
グリップ良い路面でインリフト気味になるのでデフが弱いからなのか・・・
ここ一番で突然アンダーとか、ブレーキの掛け方がスイッチブレーキになってるんでしょうね。
リア周辺しか気にしないで運転してるのを、前寄りに意識向けていかないとですね。
おうちに帰ってロガーでおさらい。
明らかに走りかたを変えてみた下のスラローム脱出付近
1に落とすとこで強烈な減速によるタイムダウンだと思ってて、午後はグリップも良いので比較的平均速度は稼げたような気がしてたんですけど、スラローム通過は確かに平均車速高いけど、1の加速との相殺で、びた一文変わって無かった件
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
最後定常円もインにハンドル切ってもカウンター気味に走っても、ラインも車速も全く変わらなかった。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
(立ち上がりはダメです)
どアンダー箇所は0.3秒落ち、上スラローム入口ちょん引きで0.2秒回収、結局ほとんどスタートの成功分だけでした。
う~ん、
こんなに感覚とズレがあるんじゃ対策立てる方向間違えっぱなしになるな。。。
富士は昨年も前日だけ何故か良くて、本番は意味不明のターン不良とかだったりするんですよね。
トップ2台は対照的な走らせ方なのに、ほぼ同タイム。
ズック先輩の早朝課外レッスンを活かしきれなかったな。
特殊技能不要な言い訳できないコースでキッチリタイム差が付けられる。
分かって動かしてる人とクルマなりの人の差がでちゃうよいコースでしたね。(悲しさ倍増)
お疲れさまでした~(俺)