今朝、私はいつものようにろくむし号に乗り込み、午前3時前に自宅前のガレージを出発しました。あまりに早朝ですし(深夜ともいいますな)、いくら純正マフラーとはいえ、暖気を開始した直後で1500回転まで上がった4本出しのマフラーからの排気音は静まりかえった住宅地の中ではあまりにも重厚すぎます(汗)
なので、私は毎日、エンジンをかけたらしずしずとローギアでゆっくりとクラッチミートし、そのままアイドルアップした1500回転という回転数のまま(つまり、アクセルは踏まずに)で住宅地の中の道を県道までのろのろと暖機しながら走っていくワケなのですが・・・。
いつもなら行き交う車もまったくいない道を単独でノロノロと走っていくんですけども、今朝は後続車がありました。我が家の前の路地から住宅地の中の道に出たところ、ルームミラーにその車はあからさますぎる存在感を放っていました。。一発でその車が何なのかが判別できました。なぜって・・・
ルーフにキラキラと回っている真っ赤な光
がいやが上にも目に飛び込んでくるんですもん(^^;) あちゃ~(汗)パトカーだよぉ~(苦笑)別に悪いことは何もしていないので、おどおどする必要もないので、そのままアイドリング回転を保ったままでノロノロと住宅地の中を進んでいくろくむし号。。道に出たときには遙か100メートルぐらい後方にいたパトカーは、どんどんとろくむし号に迫ってきます(こっちは時速10キロ少々ですから当たり前なのですが)
う~ん、前にストリームで同じような状況に出くわしたときには、ストリームが
京都ナンバーだったということもあり、
盗みに入る家を探して住宅街をうろつく県外の窃盗団
と間違われて職務質問を受けたことがあるんよね~(ちゅど~んっ!) 深夜の住宅地でノロノロ運転はけっこうケーサツの気を引く行為のようです(^^;)
このときには後方のパトカーに気を取られすぎ、思わずなーんも考えずに踏切をそのまま渡ってしまい、「前の白い車、止まりなさい!」とやられてしまったんですよね(核爆)
今回も同じようなシチュエーション(^^;) こりゃまた止められるかなぁ?? と思いながらも、過去の経験を生かして交通法規を守りつつ、時速10キロという超安全運転で住宅街の中を進み続けるろくむし号。。。今回は徳島ナンバーだしね、なにか軽微な違反行為でもしない限りは職質のきっかけがないから止められないはず、って思ったんです。
案の定、ピッタリとろくむし号の後ろについてくるわりには停止を求めようとはしません。ずーっとついてきます。。。でもなんだか真っ暗な住宅街の中、他にまったく車がいない状態の中でパトライトをバリバリ光らせているパトカーを真後ろにしたがえて走るのって、あんまり気持ちのいいものではありませんね(苦笑)
この奇妙な組み合わせの二台はやがて県道との交差点まで進んできます。
信号は赤。当然、ろくむし号は停止です。ここでろくむし号の暖気はいつものようにおしまい。水温は60℃を超え、オートに設定した空調からは勢いよく温風が吹き出し始めます。
ルームミラーですぐ後ろのパトカーを観察すると、どうやら小型のミニパトのようです。
乗員はおきまりの2名乗車。しっかりと白いヘルメットも装着しております。おそらくは夜間の警ら活動中にあやしげな黒い車を発見して様子をうかがうために追尾している、っていう雰囲気ですね。
やがて信号は青に。
なんせ毎日通っている道です、ここから先、信号の変わるタイミングはしっかりと頭に入っています。ここから青信号で普通に発進していくと、すぐ先にある信号でまた捕まってしまいます。なので、最初の青信号で出発するときにも、暖機運転のときと同じようなトロトロとしたスピードで走ると、ちょうど次の信号が青になるタイミングなのです。今朝ももちろん、同じようにゆっくりと発進しました。
つまり、県道に出てからも二つめの信号をこえるまではノロノロ運転が継続されているわけです・・・。
やっぱりミニパトはついてきます(汗) ふたつめの信号をこえて、そこから普通に加速、末広大橋(もともと有料道路だった、かなり大きな橋です)のランプへと進入。ここからはごく普通に時速60キロです。ランプウェイはけっこうアールがキツいんですけども、走り慣れた道ですし、インプレッサにとってはこれぐらいのコーナーなら60キロでも余裕綽々(^^) でもひょっとすると・・・一般車両からしたら「速すぎる進入速度」と見えてしまうかもなぁ~(汗) なんて思いながらもいつものペースで走ってしまう私(^^;)
ランプウェイから本線に合流し、いつもならそこからもう一段加速するところなのですが、さすがに背後にパトカーのいる状態ではそれもできないので(爆)そのまま時速60キロ+αで巡航(^^;)
それでも背後のミニパトはつかず離れずでくっついてきます(滝汗)
やがて橋を降りるところにある信号が赤なのが目に入りました。左右には左折レーンと右折レーン、そしてその間に2本の直進レーン。私はここの信号の先で右折するので本来なら右の直進レーンに入るんですけども、その右の直進レーンには大型のトレーラーが停車しているのが見えました。
となると、ごく普通に左の直進レーンに入ってトレーラーを左から追い抜き、その先で右に進路変更を二度して一番右の右折レーンへ、っていうのがいつものパターン。今回も右側のレーンを走っていたのでトレーラーを視認してからウインカーをしっかりと出して左レーンへ車線変更しました。
トレーラーの停止している信号まであと少し、というところで青信号になりました(汗)ろくむし号はまたしても減速しつつも完全に停車することなく、青信号をそのまま通過、トレーラーを左からゆっくりと追い抜いて・・・いこうとしたらこのトレーラー、意外にもいい加速をしたもんだから追い抜ききれません(ちゅど~んっ!)
もちろん通常ならそのままフル加速して強引に前に出てからすいすいっと2車線またいで一番右の右折レーンまで移動するんですけども、さすがにこれができない(>_<) 時速60キロ+αで追い抜けると思ったらトレーラーが追い抜けないと分かったので、やや減速しつつ、今度はトレーラーの背後へと右に車線変更(爆)
さらにそのさきで右折レーンへとさらに右に車線変更。。別に私からしたらちゃんと意味のある車線変更をしているだけなんですけども、おそらく背後のパトカーからは
やたらと右に左にとウロウロと車線変更しながら走る怪しい車
っていうふうに見えてるんじゃないかなぁ??(^^;) なんて思いながら、右折レーンの先頭で信号が青になるのを待っておりました(苦笑)
やがて青信号。数台の対向車線の直進車をやり過ごしてから右折開始。 ここで初めて「停車から普通に加速して時速60キロへ」という挙動をパトカーの前で見せたろくむし号なのですが・・・ほら、今のろくむし号は燃費運転ってことで「Sモードで元気よく加速し、速やかに巡航速度に」という運転をしてるんですよね(核爆)今までのらくらと抑揚のない運転をしていた黒い怪しい車、右折するなりいきなり
「やたらといい加速」して走っていくじゃないの! っていうふうにまたしてもパトカーの警官には見えたんじゃないのかなぁ??(汗)なんて考えながら時速60キロで巡航しつつ背後のパトカーを気にしていると・・・
ぐわっ!
と、真後ろにつけていたミニパトが右側の車線に車線変更!
キタァァァァ!(どっか~んっ!)
そのまま加速してろくむし号に並び併走状態へ(滝汗)
ヨコの車、止まってくださ~い♪
やっぱそうきたかぁ~(^^;) はふぅ~(ため息)
そりゃね、私はなーんにも悪いことはしてないんですけども、ミニパトの警官からしたらね~(苦笑)
発見したときにはやたらノロノロと住宅街を走り、信号でも止まりそうで止まらないという抑揚のないのらくら運転、かと思ったら広い道路に出たとたんにやたらと加速して逃げるように走っていくし、複数車線の広い道路では右に左にと妙にフラフラしてるし、信号でやっと止まったと思ったら青信号のとたんにまた猛ダッシュ!
っていう挙動は明らかに
怪しい!しかも深夜の3時だしぃ~(^^;) ということになってしまうんでしょうね~(苦笑)
ハザードを出して路肩に停車し、降りてきた警官に応対するために窓を開けると・・・
どちらに逝かれるんですか? ゆっくり走ったかと思ったら急にスピード上げたりするし、過労運転っていう可能性もあるしちょっと念のために止めさせてもらったんです。
とのこと。あ、やっぱそうなんやね~(^_^;) まぁ言い方は穏やかで丁寧なので腹が立ったりはしませんでしたけども、まぁパトカーの中での警官同士の会話では
おい、前の黒いハッチバック、やっぱ動きヘンだよな? 普通じゃないよな? なんかヤクとか飲酒とかしてるんちゃうか? 違反したら職質できるのに違反せーへんし、急加速にかこつけて一発止めてやるか!
ってなことになってたのが丸わかり、って感じですよ、こちらからしたら(爆)
とりあえずなんでそういう運転をしていたのか、ってことで、
朝が早いですから暖機運転するのは近所迷惑でしょ? だから毎朝ああやって県道に出るまでの区間でゆっくりと走りながら暖機運転をしてるんですよ。
という説明をすると、ああ なるほどそういうことですか。
とナットクした様子(^^)
まぁ市場の仕事は出勤時間が早いので、どうしても危険物検問だとか飲酒検問だとか、一斉検問だとかによくぶつかるのでこういうことには慣れちゃってるから別にドキドキもしないんですよね(苦笑)
なので、普通に免許証をだして、身元確認をしてもらってる間におくれて降りてきた警官と世間話なんぞ(笑)
警官
いや~急に寒くなりましたね。
ろくむし
ほんとに寒いですね~
警官
私も昨日からパッチ履き出したんですよ(笑)
私らは車だからいいけど、バイクの警官なんてホントに大変なんですよ。
ろくむし
でしょうね~(^_^;) ほんとお疲れさまです♪
警官
オシゴトは市場なんですか。どっちのほうですか?
ろくむし
あ、鮮魚のほうなんですよ。
警官
は~ じゃ、これからの季節は寒いんじゃないですか?
ろくむし
そらもう(笑) お互い大変ですよね~♪
な~んていう話をしていたところ、身元確認をパトカーに照会していたもう一人の警官が戻ってきて、免許証を返してくれました(^^)
もちろん、なんにもおとがめもナシでそのまま解放されたんですけどもね、なんか久しぶりになぜかワクワクしたろくむしなのでした(核爆)
ってなわけで、今朝も元気に出勤したろくむしなのでした(^o^)
そうかぁ~警官もパッチ、履いてるんや
なんて思いながら、ね(笑)
ちなみに今回出てきた私の通勤ルート、末広大橋ランプを登るところからの映像はこちら(^^)