
台風一過でようやく晴れ間の戻った徳島県地方・・・昨日は祭日でお休みでしたが、祭日前は台風の影響が思いっきり残っていて魚の入荷もほとんどなし! っていう哀しい状態の我が職場だったのですが、今日はやっとセリ場に魚も戻ってきてくれました(^^) やっぱり魚市場にはこの活気がないとね♪
ってことで、ひさしぶりに仕事らしい仕事をしたわけですが、台風でヒマこいていた間にうちの会社のネット環境をちょこっと整備しておりました(^^)
うちの会社のインターネット環境って、ちょっと特殊、、というか変わってるというか(^_^;) 職場の営業系のパソコンはだいたい5〜6台が常時接続されていて、これに最近だとiPhoneだとかiPadだとかその他会社の子たちの一部が持ち始めているandroidスマートフォンなんかも無線LAN経由で事務所からネット接続されています。
そんな我が社のネットのゲートウェイになっているキカイは何かというと・・・
AirMacExpress 1コのみ(爆)
なのです(滝汗) マックユーザーな人以外だとAirMacExpressって言われてもなんだか分からないかも知れませんが、このExpressっていう無線LAN基地局は、見た目はノートパソコンのACアダプタみたいな小さな四角い箱でして、これにコンセントのプラグが生えている、っていう形状をしています。
これにネットに接続したモデムからethernetケーブルを繋ぐことで無線LANを構築することができる、いわゆる
「無線LANベースステーション」なわけですけども、このExpressっていうのはそんなアップル製の無線LANベースステーションのシリーズの中でも一番シンプルで低価格なモデルなんですね。
なんせ無線LANは構築できますが、
有線LANは一切接続できません(爆) なので、うちの会社はノートパソコンもタブレットもスマートフォンも、そしてデスクトップPCでさえ、
ぜ〜んぶ無線LANでネット接続している、っていう状態だったんですね(^_^;)
まぁ無線であれ有線であれ、普通にインターネットに接続できるんなら別にどっちもでいいんですけども、やっぱり無線っていうのは有線よりも信頼性という面ではちょっと低いのもまた事実でして(苦笑)
で、実際にたまに何の前触れもなく無線LANが切れてしまってネット接続不能になるようなこともしばしば(汗)復帰させるには単にExpress本体をコンセントから抜いてもう一度挿し直すだけ(電源再投入による再起動)なんですけども、ワタシ以外にはそういうのも分からない子もけっこういるしで、ワタシがいないときにネット接続が切れてしまうとすったもんだになってしまうんですよね(^_^;)
さらに困るのが、ワタシの使っているMobileMeサービス。ワタシが職場で使っているiMacは自宅のiMacと「どこでもMyMac」というリモートアクセスサービスでいつでもリンクすることが可能な状態にしているのですが、自宅から職場のiMacにリモートアクセスしようというときに、職場の無線LANがダウンしてしまっていると、当然ですけどアクセス不能(涙) そういうときに限って職場に誰もいないような時間帯だったりするので、そうなるともう打つ手がなくなってしまうんですよね(-_-)
さらにこの職場のAirMacExpress、もう導入からかれこれ6年以上が経過しており、動作が不安定になってきていたんですよ(汗)
職場のパソコンやスマートフォンのネットアクセスを一手に引きうけ、さらにはUSB端子にはプリンタが接続されていて、職場の10台近いパソコンのプリントも一手に賄っていたんですよ(汗)
それこそワタシが苦労してMacからでもWindowsからでも、はたまたワタシのiPhoneからも、はたまたワタシのiMacや社長の使っているMacBookProの中の仮想OSであるParallels上のWindowsからもプリントができるようにセッティングした、なかなか使い勝手のいい無線LAN環境だったんですけども、さすがに6年も酷使し続けてたせいか、けっこうな頻度でダウンしてしまうことが頻発してしまうようになってたのです。。
そんなこともあり、無線LAN環境の信頼性アップとともにせめてデスクトップパソコンは有線LANでネットにアクセスできるようにしたい、っていうことから無線LANベースステーションを新調することにしたわけです(^^)
機種の選定にあたっては、
・無線LANと有線LAN両方に対応するルータ
ということと、従来のExpressで実現していた
・プリンタを接続することでネットワークプリント機能を持つ
という機能も持っていないとダメ。
ってなわけで選んだのが
AirMacExtremeだった、というわけです(^^)
あ、この選定にあたってはAirMac以外の機種、つまりはアップル製以外の無線ルータも考慮した・・・なんてことは一切なくて(ちゅど〜んっ!) 単にアップル製の無線ベースステーションの中から選んだだけだったりします(笑) まぁアップル製の中からの選択肢ならAirMacExtremeかTimeCapsuleぐらいしかほかにはナイので、選択で悩むことなんて全くなかったんですけどね(笑)
ということでチョイスしたAirMacExtremeが順当に職場に届き、セッティング作業をしたのはこないだの日曜日でした。この日は当番で出勤していたので、当番の仕事が終わった後、まぁ1時間もあったらセッティング作業も終わるだろうとタカをくくって作業を始めたのでした・・・。だって今使ってるAirMacExpressをAirMacExtremeに置き換えるだけですもん。そんなに時間なんてかからんだろう、って思ったんですよ・・・今思うとなんて甘かったんだろうと思います(ため息)
しかし、作業を開始してすぐにふと思ったんです。
ベースステーションを交換するってことは、ネットワークの一番根っこの部分を交換するってコトだから、これにぶら下がってるクライアント、、つまりはパソコンやらスマートフォンやらタブレットマシンの設定をいちいち全部やりかえないとアカン、ってことじゃないの??(滝汗)
・・・事実、やっぱりそうだったんですよね(号泣)
まぁやり始めてしまったことだし、事実もうすでにこうして新しいベースステーションは目の前に届いてしまってます(^_^;) なのでセッティングするしかないか、と覚悟を決めてとりあえずはベースステーションの入れ替え作業を開始しました。
iMacのユーティリティの中にあるAirMacの設定ユーティリティで、新しいExtremeのセッティングを開始したのですが・・・設定項目の中に「現在のExpressベースステーションを新しいExtremeベースステーションに入れ替える」というおあつらえ向きなものがあったので、よっしゃ!これでうまくいったらパソコン側の設定はやり直さなくてもいいかも!(^o^) って期待しながら設定作業を進めたのですが・・・
うまく設定できませんでした(号泣)
なぜだか分かりませんが、従来のExpressの設定を全部そのままExtremeに移行することに失敗してしまい、どうにもこうにもいかなくなってしまいました(T_T)
しゃーなしに、じゃぁ手動設定にいきましょうかってことにして、設定作業を始めたのですが・・・ここでとんでもないことが判明(滝汗)
プロバイダの接続先設定のうち、
ログインパスワードが分からない(どっか〜んっ!)
これには参りました(>_<) なんせもう6年以上も前に設定したまんまで、それ以降一度も再設定なんてしてないもんだから、ネット開設当初の書類がどこかに行ってしまって出てこないんですよ(滝汗)
AirMacExpressの中を覗いたら、IDは分かるんですが、パスワードは
「*******」としか見えない(>_<)
2時間ぐらい事務所の中を家捜ししてみたんですが、結局書類は見つからず(涙)
プロバイダのサイトに行って、パスワードが分からなくなってしまったときの対処法を調べてみたんですが、
再発行ははがきにて連絡、通常5日程度かかる
だそうな orz もうしょうがないのでプロバイダのサポセンに電話して、パスワード再発行の手続きをしてもらってたのですが、そのときにオペレータさんが
「プロバイダ料金の振込元口座か、クレジットカードの番号が分かればネット経由で即座にパスワードをお知らせできるんですけども」と言うんですね。
とはいっても設定作業をしていたのは日曜日、ワタシの他には誰も事務所におらず・・・振込元の口座番号なんて経理に聞かないと分かりません(泣)
とりあえずはがき連絡の手続きをしてもらったあと、ダメモトで経理の責任者のおばちゃんに連絡をしてみたら・・・「たぶんこれじゃないか?」という口座番号を教えてくれました。
で、これをプロバイダのサイトで入力してみたら・・・
ビンゴ〜(^_^)v
やっとのことでパスワードをゲットして、ようやくベースステーションの設定作業に取りかかることができたのでした・・・
ここまでですでに3時間かかりました(どっか〜んっ!)
パスワードが分かったらあとはサクサクとセッティングは終了し、とりあえずベースステーションは稼働始めました(^^)
あとは各クライアント端末に新しいベースステーションに無線LANの設定を切り替えてやり、さらにベースステーションにプリンタを繋いでプリンタの再設定作業をこれまた各クライアント端末でやらないといけない・・・嗚呼、気持ちが折れるぅ〜(T_T) ハラ減った〜(ため息)
とりあえずベースステーションのUSB端子に接続してネットワークプリンタとして使っているプリンタのほうの設定はけっこう簡単に終わりました(^^) このへんはもう手慣れた作業って感じになってるので、Windowsマシンでもとりたてて苦労することなく設定は終わりました。以前はWindowsマシンにAirMacに接続されたプリンタを認識させるのに半日以上もウンウンと唸りながら設定してたものだったんですけどね(苦笑) このへんはワタシも進歩したものですわ(笑)
さて、これならけっこう早くできそうだ、って思ったときに思いっきり蹴躓いてしまったのがもう一台のプリンタ。。
うちの会社、ネットワークで稼働してるプリンタがもう1台ありまして(^_^;)
それはメインで使っているプリンタが壊れたときの予備プリンタとして稼働している
無線LAN搭載型の最近の機種のインクジェットプリンタ。
このプリンタ・・・無線LANで直接ネットワークに参加しているプリンタなのですが・・・直接ネットワークに参加している、っていうことは・・・コイツの設定も新しいベースステーションに新たに設定し直さないといけない、ってわけですな(滝汗)
ってことで、このプリンタを買ってきたときに一度だけ使った「プリンタを初めて設定するときには?」という説明書の項目をもう一度読み直し。。
無線LANを一番最初に設定するとき、、すなわちベースステーションを交換したときにも必要になる行程なんですけども、この時にだけはUSBケーブルでパソコンとプリンタを直結し、さらに専用のソフトをCD-ROMから読み込んで設定作業をしないといけないんですよね(^_^;)
まぁこの説明書もUSBケーブルもCD-ROMもちゃんと見つかったので(笑)面倒だけどもiMacとプリンタをUSBで直接繋いでやって、CD-ROMを読み込んで専用の設定ソフトを起動すればすむだけのこと。とくに難しいことはないはずやし、と気軽に初めてみたところ・・・このプリンタ設定のための専用ソフトを起動すると
このアプリケーションはRosettaがインストールされていないと起動できません
ときましたよ(ちゅど〜んっ!)(どっか〜んっ!) ぐはぁぁぁ〜(滝汗) よりにもよってついこないだRosettaのない最新OSであるLionに完全移行してしまったところやないかぁぁっ!(>_<)
また10.6のバックアップHDDから起動し直さないとあかんのかぁ??? と思ってうなだれてたときにふと思いついた!
そうや! MacBookがあるやんか!(^^)/
ってなわけで、サブマシンであるMacBook(黒)を起動して、コイツにUSBケーブルを繋ぎなおして設定専用ソフトを起動したのでした・・・そう、MacBookのほうは
「インストールが面倒だし」っていう理由でまだ10.6のままだったんですよね(どっか〜んっ!)
こうしてなんとかこのもう一台のプリンタも無線LAN環境で稼働できるようになり、なんとかかんとかとりあえずの設定作業は終了。。。この時点で5時間ぐらい経過してました(ため息)
あとは事務所内にあるパソコンをいちいち起動してはネットワークとプリンタの再設定作業をチマチマチマチマ・・・はぁ(-_-)
それから、このExtremeってのは本体のUSB端子にUSBハブを噛ませることで、プリンタ以外にも複数台のHDDを接続してネットワークドライブとして使うこともできるっていう特徴があるんですよ。
今回はこれを利用して社長のMacBookProに取り付けてあるTimeMachineバックアップ用のUSBなHDDを無線経由バックアップ方式に更新してあげました(^^)
ワタシのiMacのようなデスクトップならUSBなHDDを繋いでても別にいいんですけども、社長のMacBookのようなノートマシンだとUSB端子にHDDがぶら下がってたりしたらけっこう鬱陶しいですもんね(^_^;)
なので、無線LAN経由でバックアップが取れるようにしてあげたというわけ。
これはとくに引っかかることもなく、新たに購入しておいたUSBハブ経由でHDDを接続することで、ちゃんとワイヤレスでTimeMachineバックアップが稼働するようになってくれました。
これには社長も大満足の様子です(^^)
そうそう、退役した古いExpressのほうは・・・そのまま使わなくなってしまうのももったいないので、新しいベースステーションの無線エリア拡大用のブースターとしてひき続き使うことにしました(^^) ベースステーションは事務所の2Fに置かれてるので、Expressのほうを事務所の建屋の外にあるコンセントに繋いでやれば、けっこう遠くまでうちの会社の無線LAN電波が飛ぶんじゃないか? と思ったわけですね!
うちの会社は中央市場の建屋の中にあるので、うちの会社の外のコンセントにも雨が当たるなんてことはありませんからね(^^)
しかしまぁ〜なかなかうまくこの設定ができないっ!(>_<) どういうわけかエリア拡張用の設定を読み込ませてるのに、うまく無線LANの電波を掴むことができないんですよ(涙)
ここでまた躓いて、うんうんと唸って設定をなんどもやり直し・・・それでもダメで、1時間ぐらい何度もやり直してたのですが、ここでふと閃いた!
そういや自宅で同じように使い古しのExpressを電波拡張用設定にしたときにも同じコトが起こって、その解決策を調べてたら
802.11nの電波を切らないとExpressをエリア拡張用として認識させられない
というようなことが判明したような記憶がなんとなく思い出されたんです。で、さっそくメインのExtremeのほうの設定をいじって802.11nの電波を切って再設定。それからExpressのほうを拡張用設定で認識させたところ・・・うまくいきました!(^^)/(^^)/(^^)/
この状態でどれぐらい電波が飛ぶようになったのかチェックしてみたところ・・・今までなら事務所の周囲でしか繋がらなかった無線LANが、事務所からセリ場を挟んだ市場建屋の反対側からでも余裕で繋がるようになりました(^_^)v これならセリ場のほぼ全域でiPhoneを無線LAN接続することができます♪
こりゃなかなかいい感じに使い勝手もよくなりましたわ(*^_^*)
で、6時間ぐらいかけてようやくセッティング作業を終了することになったのですが・・・会社を出る時間はいつもの平日と変わらんやん! っていうような時間になってしまってたのでした(ため息) あ〜あ、せっかくの休日だったのに・・・。
まぁそれでもなんとか設定作業も終わって気をよくして帰宅したのですが・・・休み明けに出勤してみたら・・・
ネットワークに繋がらない! って経理のおばちゃん達が騒いでます。とはいってもそのマシンはワタシとは関係ない経理用のネットワークに接続するWindowsマシン。ワタシには関係がないはずのマシンなので知らん顔してたんですけども・・・なんとまぁ話を聞いてみると、このWindowsの経理専用マシン、
勝手にワタシの構築した無線LANに接続してネット経由で帳票ダウンロードする設定に業者が設定してた
のでした(ちゅど〜んっ!) そら繋がらんわな〜 基地局が交換されて設定も変わってるんだから(爆)
でも勝手にワシの設定した無線LANに乗っかられてもそんなのワシは知らんよ〜 ましてやWindowsマシンだし、ネットワーク設定なんてワシは分からんし〜(どっか〜んっ!) ってことで流してました(笑)
まぁこのマシンについては業者がやってきて再設定してたんですけども・・・どういうわけか以前のようにすんなりと無線LANに接続できず、起動するたび、サスペンドからレジュームさせるたびにいちいち無線LAN接続アプリを起動して再接続の手順を踏まないとうまくネットに繋がらなくなってしまったみたい(^_^;)
し、知ーらないッと!(ちゅど〜んっ!)
と、とりあえずワタシの職場のMac環境はとっても快適になったので、ヨシってことにしましょうかね(笑)