
先日のこと。
うちの三男がリビングで「僕のiPodがない〜」と騒いでおりました。 ったく、またそんな大事なもんをどこに置き忘れたんだか・・と思ってたのですが、どうせそのうちにそこいらへんの荷物の下とかからひょっこり出てくるんだろうと思っておりました。
そんなことのあった夕方の翌日。嫁さんがワタシのところに三男のiPodを持ってやってきました。あ、やっぱりあったんやんか。どこにあったん? と聞くと・・・
洗濯機の中
という、、およそ聞きたくない発見場所を告げられたのでした(ちゅど〜んっ!)
ええええ〜っ!(爆汗) ってことはまさかこれ洗っちゃったんかよっ!?(滝汗)
・・・どうやらそうらしいです orz ズボンのポケットに入れたままで洗濯機に放り込み、そのまま洗濯してあまつさえその後に脱水までしてしまったと(我が家の洗濯機はドラム式で選択後にそのまま自動的に脱水までするタイプです。そのまま乾燥プロセスもできますが我が家では乾燥は普通に干して乾かしてます)
ってことはかなり長い時間を浸水した状態でぐるぐるとかき回され、そしてそのあとに超絶な遠心力で水切りまでされてしまったことになります。なんで気が付いたのかというと、脱水しているときに洗濯機からカラカラといかにもな音がしてたから、嫁さんはまたワタシが仕事着のポケットにボールペンとかを挿したままで洗濯機に放り込んでたんだと思って探ったからだそうで(苦笑) ボールペンは実際ワタシ、よくやっちゃうんですけども・・嫁さんもボールペンではなくiPodが洗濯機から出てきたので青ざめたそうで(^^;)
・・・で、ワタシのところに持ってきた、というわけ。
さて、そこまで聞いてとりあえず電源ボタンを押してみたものの・・・案の定、電源は入りません(苦笑)ま、まぁそうですよね(^^;) これで入ったら
「iPodは完全防水だった!」っていうBlogタイトルになってますよ(ちゅど〜んっ!)
しかしなんとなく、電源ボタンを押した瞬間に画面がふっと明るくなったような気もしたんですよ。
・・ま、まさか通電の瞬間にとどめを刺してしまったのではないだろうか?(滝汗) と、イヤなことを考えてしまいました(苦笑) とりあえず、Macに接続してiTunesを起動してみます。
すると・・なんてことでしょう!?
画面は点灯しないのですがiPodのメモリに収録されている曲はしっかりとiTunesに表示されるのです。もちろん、iPodの名前も表示されており、普通に認識している状態。
つまり、液晶は死んでるっぽいのですが、メモリその他内部回路は活きてるっぽいのです。こ、これはひょっとして・・・そのまま放置して乾燥させたらひょっとしてひょっとするかも!?
でもまさか・・・ちょこっと浸水したとかならまだしも、洗濯機で普通に洗ってしまったらそれはムリだろうとは思ったのですが、それでも修理するのにもお金がかかるわけですしとりあえずそのまま放置してみることにしました。
数日後。やたらと嬉しそうな顔をして三男がワタシの部屋にやってきました。手には件のiPodが。
まさか復活したんかっ!
と、驚きつつiPodを受け取るワタシ。電源を押すとなにやら画面が表示されるではありませんか! コイツ、液晶も活きてるじゃないか!!(爆汗) しかしそんなことってあるのかよっ! 思いっきり芯まで浸水してるだろうに・・・。
しかし電源を押すと冒頭の画像のような英語のメッセージが出るばかりでほかには何にも反応しません。っていうか再度電源ボタンを押しても表示を消すことすらできない。。しばらくすると勝手に表示は消えるのですが、電源を押すとまたこの表示が出るばかりなのです。
でもここまで表示が出るってコトは、とりあえず液晶も活きてるし内部の回路も生きてる公算が高い。この表示の意味をネットで検索してみると・・・意外にもこの表示はiPodがコンフリクトしたりとかフリーズしたときにけっこう出ることもあるようなんです。
で、この表示が出たときには強制再起動をかけるといい、ということが分かりました。この世代のiPodnanoの場合、強制再起動はボリュームのマイナスボタンと電源ボタンを同時に長押しする、というものだということもわかったのでさっそく試してみたのですが・・・たしかに再起動はするのですが、起き上がってくるとすぐにまたこの画面が表示されるばかりでどうにも改善しません。
ってことで、またMacに接続してiPodを初期化してみることに。この時もしっかりとiTunesには認識されており、初期化のコマンドも普通に受け付けてくれました。初期化もトラブルもなく普通に完了し、初期化後の再起動をすると・・やっぱりこの画面(^^;) どうやら今日はコレまで、って感じです。
でも数日放置したことで内部が乾燥したのか、挙動に変化が見られたのでさらにこのまま放置してさらに乾燥させてみよう、ということにしました。
・・そしてさらにそれから数日後。またまた三男がiPodを手にしてワタシの部屋に。
なんとそこには・・・
アイコンが並んだ通常の画面が表示されているではないですか! マジかよ! あれだけ長い時間激しい水流に揉まれて内部が完全に浸水したであろうiPodがここまで復活するものなのか??
でも曲がひとつも入っていません。それはそうですよね、前回しっかりと初期化をしてるわけですから(^^;)
ってことで、またまたiTunesに繋いで曲をシンクロしてみることに。
おいおい、ちゃんと曲がコピーされていくじゃないか・・・ホントにコイツ、復活しちゃうんだろうか??
しばらくずーっと三男のiPodにアニソンをてんこもり数百曲コピーしてやり、しかるのちに再生モードにしてみると・・・
うわぁぁっ 普通に再生してるしっ!(*^_^*)
ってなわけで、iPodって完全に浸水しちゃってもきっちり乾かすと意外と復活してしまったりすることもあるんですね(汗) こんな経験はワタシは初めてだったのでかなーりビックリしちゃいましたよ(苦笑)
まぁでも間違ってもポケットにiPodを入れたままで洗濯なんてしないほうがいいに越したことはないんですけどね。
ちなみに三男の場合、ヘッドホンではあまり聴かずにもっぱら自室のiPod接続タイプのオーディオシステムのクレードルにiPodを置いて、スピーカーから曲を再生することが多いので実際にその使用環境でちゃんと再生ができるかどうかを試してみたところ・・・これがねぇ ちゃんと再生できちゃうのです(爆)
ただ、どうやらボリュームボタンのプラスが水分のせいなのかショート気味のようで、つねにボリュームが最大でそこから下げることができない状態だったりします(^^;)
ただオーディオシステム本体に別にボリューム調整をするボタンがあるので、そちらで音量調整はできるので実際の使用では支障はないようです。
これもひょっとしたらさらに時間が経過したらボリュームボタンも元通りになるのかも(笑)
しかしAppleの製品ってiPhoneなんかにしてもどちらかというと繊細というか壊れやすい華奢なイメージがあるんですけども、こんなにも派手に浸水しても乾かしたら意外と復活してしまったりすることもあるんですね〜(^^;)
異物とかが挟まってて回路にダメージが発生したらもちろんダメなんでしょうけども、洗剤の入った水で長時間洗ったから、意外と内部までキレイになっちゃったのかな?(どっか〜んっ!)
まぁなんにせよまたiPodを買わされるのかと一瞬覚悟してたのですが、臨時の出費がなくてよかったですわ(^^;)
みなさんもiPodを洗濯しちゃった!! なんていうときには、すぐに修理依頼に出さずにとりあえず風通しのいいところに数日放置してみると案外直ったりすることがあるかも、です(^^)