32年目の今年も頑張って走ってくれました。
人も車も健康な時はとても楽しい車です。
2021年の整備記録を振り返ると、ヒーター回りの経年劣化や雨水の浸水等の水難対策などで走行を停止していた時間にこれまで保留していた改善課題などの細かい工作の整備が少し進んだ一年でした。
簡単にまとめてみました。
1月
新年早々パワステOILタンクの低圧側ホース部に滲み発見。
クランプを締めても効果なし。
ホース硬化の診断と新ホースの手配をお願いしました。
1月
床に液体のシミ発見。
パワステOILを疑いましたが良く見ると緑の液体。
ヒーター付近のクーラント漏れでした。
場所と程度が判らないのでこの日から運休に。
1月
動かせないので整備課題に残していた箇所の工作を開始。
センターコンソールを外したので放置していたパネルの割れの補修をトライ。
1月
パネルのエアコンSW取付部の割れも繕い補修。
ここの割れはアルアルだそうです。
1月
回路のリレー化でバックランプSWの延命を。
このSWは12Vを直接に制御していました。
2月
ヒーターバルブからのクーラント漏れ無し。
漏れはヒーターコアと判断。
パーツ入荷の連絡を頂いたので真冬にヒーターバルブを締めこんでGBさんまでひとっ走り。
生きていると判断したヒーターバルブもホース接続部の割れを発見して結局交換へ。
精度が怪しいパーツでしたが今のところは健康のようです。
2月
クーラントを全抜きしたので疲労感のあったリザーブタンクも交換を。
2月
中華製サーモで駆動制御している電動ファンにサーモをバイパスする強制駆動回路を追加。
サーモの動きが怪しくなってきた時の備えを。
2月
中華製サーモに付属しているサーモセンサーが逝ってしまうかもしれないのでコネクターを割り込ませて現場対応可能な状態に。
2月
後付けHID回路のヒューズBOXを防水型に交換。
3月
1月に滲みを発見して頂いたパワステホースを交換。
このパーツにも廃番のお知らせを受けてしまいました。
3月
間違えて購入してしまったワイパーブレード。
ブレードにロック構造が無い樹脂ワイパー用でした。
開封してしまったのでタイラップで縫い上げて無理やり取付けました。
3月
リアウインドのバックル。
樹脂が割れたので予備品と交換してパーツストックに割れたまま放置していました。
細ビスで締め込んで骨折が回復出来たので再びパーツストックへ。
4月
プラグ交換。
RXプラグを試してみました。
特に不調感を感じなかったエンジンが大きく変化。
嬉しい誤算でした。
5月
トランク内のバッテリーからケーブルを引いてヒューズBOX横にアースターミナルを設けています。
接触改善を兼ねた清掃を。
5月
昨年GBさんに頂いた当時モノのヒューズBOXカバー。
スナップ部も健在だったのですがやはり割れ落ちてしまっていました。
アースターミナルの清掃時にスナップ部分を拾うことが出来たので復活工作を試みました。
プラバン,小ビス,プラリペアが大活躍でした。
5月
フロントグリル
10年程放置していたヘッドライトグリルの欠損部の復活をプラバンとプラリペアで試みました。
6月
使用中のリビルトミッション。
「スパスパ」入るミッションではないし、ノイズもそれなりに。
期待を込めてOILをオメガ690に替えて頂きました。
「スパスパ」にはなりませんが「ヌルっと滑らか」に変化してくれました。
7月
ボディーカバーを被せている時に飛んで行ったルーフアンテナのアンテナ部。
有線化で導通性を高めながら復旧を。
7月
フロントスピーカー。
新スピーカーに交換する構想でしたが現スピーカーをちゃんと鳴らせていないことを疑い始めて、アルミバッフルボードを製作してみることに。
計測と設計、作図してレーザー切断を委託。
ボードとスピーカーの取付構造も確実度を高めてみました。
結果、変化と効果に満足して新スピーカ化は廃案に。
8月
フロントスピーカーの工作中はリアスピーカーだけの音楽環境でした。
リアスピーカーも32年モノ。
経年を考えて交換を考えていました。
しかし、改めてリアスピーカーだけの音を聞き直してみると決して悪くありません。
であれば、コンデンサーの交換と全体のメンテで復活を試み音も満足な結果なりました。
8月
パワーウィンドウ。
SWを強く押し込まないと動かない状態に。
とりあえず予備品と交換し、分解してみるとやはり接点は酷い汚れが。
接点清掃と接点改善、シリコンでストロークを円滑に。
9月
ドライバー側フロアカーペットが濡れていました。
臭くないのでクーラントではなさそう。
雨漏りの発見に消失感と脱力感が。
カーペットを捲ってみるとフロアに穴が2つ。
昔々初代オーナーから聞いていた「フットレストは外したよ」の言葉が浮かびました。
何某かの防水処理は成されていたと思いますが30年はもたなかったようです。
9月
フロアの乾燥対策や穴埋め,防錆処置の作業で数週間の走行停止。
この機会に長年のペダル操作で薄くなっていた部分を発泡シート等で繕っていたフロアマットの補修をしてみることに。
以前補修していた発泡シートを全て剥がし、裏面ゴムは劣化部はゴムシートを張り直し。
カカト部分はアルミ板をねじ止めで張り込んで競技車風にしてみました。
フロアカーペットに成形されたフットレスト部分にアルミ縞板を貼り付けて30年ブリに復活させてみました。
9月
フロアマットの補修と同時にマット固定の純正ピンを備えることが出来ました。
このピンの存在をしらずに30年を過ごしてきました。
9月
ブレーキマスターシリンダー。
走らなくなっても困るけど、止まれないともっと大変なことに。
念のためにパーツの枯渇を危惧して互換ボアアップ版をストックに。
社外品ですがBMW刻印と思わしき部分は削りとられていました。
10月
6月にオメガ690に交換したミッションオイル。
シフトフィールは交換当初とくらべても継続的にフィールが良くなっています。
このタイミングで丸山モリブデンを添加して変化を試してみることに。
結果、ノイズも減ってシフトフィールはいっそうスムーズに。
成功でした。
10月
オイルの焦げる臭いを感じました。
オイルがエクゾーストに垂れているに違いなし。
ボンネットを開けてみるとびっくり。
ヘッドカバーやデスビカバーにオイルが飛び散っていました。
不完全に締めたオイルフェラ―キャップからオイルをまき散らしていたようです。
私のミスでした。
11月
E30全国ミーティングで教えて頂いたサイドフレーム表面の熱劣化。
あらためて確認すると醜いありさまで驚き。
早速、錆取りと防錆塗装、ダイヤモンドブラック色の塗装を実施しました。
11月
ウォーキング用と車用で数千曲をストックしているiTunesミュージック。
娘のお古でもらったピンクのipodが8GBしかないので曲を絞って選曲していました。
ヘッドユニットも年代物のDHE-P940ですが気に入っているので、手持ちのipodtouchへ変更を考えていました。しかし30pinからライトニングへの変換コネクターもすでに廃番。
メルカリで見つけた純正品を謳う製品も電源供給が出来ませんでした。
もう一度子供達に休眠中の30pin仕様のipodを尋ねると娘が「クラシックあるよ~」と。
横浜で娘から譲り受けたipodクラシックはHDD型の160GB・・・有り余る容量でした。
12月
ヘッドブロック後端のカバーパーツ。
オイル滲みの診断を受けてガスケット交換を。
ノーマークのメンテ箇所でした。
12月
ウォシャーレベルの誤報が持病化していました。
コネクターの接触を改善して暫定処置を。
今年の最長ドライブは四国の尾根と清流巡りの1050kmでした。
来年も時々はドライブ旅行を楽しみたいですね。