
今日は漫画ネタでも…って何なんですか、その不服そうな顔は(;´Д`)
「どうせまた『魔法少女まどか☆マギカ』とか『けいおん!』とかの萌えネタだろ。もういいから…」
いや、私だってそうでない漫画だって読みますよ。気楽に読めて気分転換もできる、所謂「萌え4コマ」は確かに好きですが、そうでない普通の漫画も読みますよw
ついでに言うと、普通の小説や新書だって多数読みますよ。最近は忙しくてご無沙汰状態ですが(;´∀`)
余談ですが、意外と所謂ラノベには全く興味がなかったりします
というわけで、今回は誰にでもおすすめできる(?)、普通の漫画を紹介します。
今回紹介する3作品は、いずれも浅田次郎が執筆した小説を原作とした漫画です。
実は私、親の影響で浅田次郎の小説(特に初期の頃の作品)が大好きです。
今回紹介する作品の原作も、いずれも名作ですね。
高校時代は学校の図書委員会を務めており、委員が選定して納入する新しい本として多数の浅田次郎の小説をリクエストして納入させたことも…(勿論普通の本も多数納入しましたよw)。もちろん図書委員会新聞でその本は紹介したのでノープロブレムです(たぶんw)
ちなみに、同委員会の委員長を務めていた時、職権で「太田裕美白書」を納入させようとした時は「私的すぎる」ということで却下されましたがね(本当に高2らしかぬチョイスですな…w)
というわけで、図書委員時代の文学少年だった私がハマッてしまった作品を原作とした漫画の紹介に入ります(前置き長すぎるよw)
画像左より順に…
『プリズンホテル』
浅田次郎原作/田中つかさ画 リイド社SPコミックス 全5巻
極道小説を書く作家、木戸孝之介の唯一の親戚にして極道の親分である木戸仲蔵がホテルを建てた。
それはリゾートホテルでありながら、客も大半の従業員も極道という任侠団体御用達ホテル、通称”プリズンホテル”
訳ありな客と個性豊かな従業員たちによる、笑いと涙の傑作です。
原作となる小説は全4巻。漫画版では1~3巻で原作第一巻全体、4~5巻で原作第二巻途中まで描かれています
(しかも幕引きがかなり中途半端かつ突然な終わり方…無理矢理な終わらせ方から察するに恐らく何らかの事情で打ち切…うわなにをするやめ)
とは言え、第3巻までは原作にほぼ忠実に描かれていますので、1~3巻は強くおすすめします。そして原作も読んで貰いたいものですw
『きんぴか』
浅田次郎原作/片山誠画 集英社ビジネスジャンプコミックス 全6巻
敵対組織の親分を襲撃して懲役13年から帰ってきた鉄砲玉、たった一人でのクーデターを実行した元自衛官、収賄の罪を被って家族を失った政治家秘書…。3人の悪党が不条理に対抗するため、手を組んで世直しに挑む悪漢小説。
笑いとシリアスさは原作譲り、面白さが損なわれていません。雑誌掲載時期のために一部エピソードの順が変動していますが、最後まできっちりと描かれています。収賄の根源となった政治家を追い詰める終盤のエピソードは特に痛快です!
『鉄道員/ラブ・レター』
浅田次郎原作/ながやす巧画 講談社文庫 全1巻
廃線間近の終着駅で定年を目前に控える老駅長と謎の少女を描く『鉄道員』、偽装結婚した相手の、亡き異国の女性に抱いた不思議な愛情を描く『ラブ・レター』の二編を収録。
どちらも映画化された名作です。この二作は原作以上に奥深さが出てきたように思える作品です。両作品共に泣けてくる名作です!
他にも『壬生義士伝』なども漫画化されていますが、私が所有しているのはこの3作品のみです^^;
映画化されるのも良いですが、色々と原作とはイメージが変わってしまいがちな作品が多いものの、漫画家されると映画よりも原作に近い、さらなる名作に仕上がっているのは私だけでしょうか?
もし可能ならば、『天国までの百マイル』や『椿山課長の七日間』も漫画化してほしいものです(どちらも映画化されてはいるのですが…^^;)
Posted at 2013/02/23 17:22:32 | |
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