夏…それは誘惑の季節
だからといって曲名繋がりでフォーリーブスや西城秀樹を特集するわけではありませんw
しかしまー、なんですなー、最初に誰が言い出したのかは分かりませんが、夏というのは誘惑が多い季節でありますな。
…だからといって「夏のアバンチュール(笑)」だとか言って夏の一時の恋に落ちる…
なんてことが私に縁がないのは言うまでもないですよね?!
うん、無いんですよ…うん(グスン
まあ、私が夏の誘惑に負けたといえば…
今夏のコミケで売られた薄い本を買いすぎたことくらいでしょうか(ぇ
冊数自体はそこまで多くはないと思うのですが、今年に限って贔屓にしているサークルさんの好みの作品の総集編が多数出されていて、一冊自体の価格が高くなってしまったんですよね…これでもだいぶ堪えた方なのですが^^;
というわけでこれをネタにするわけでもありません。
ここは”みんなのカーライフ”が語源のみんカラらしく、車に関した話題の散財ネタを紹介することにしましょうw
先日の広島旅行で訪れた、ブックオフスーパーバザー広島大手町店のミニカーコーナーのガラスケース内でその商品を見かけた時に、その商品は売られていたのです。
「これは以前から探し続けていた逸品!かなり値段が安いが…しかし……」
そう、値段が格安なのにはわけがあります。
肝心な部品が外れて欠品だったのです!
「これはなかなか手に入らない品物…しかしこういった不完全な状態では手に入れたくない…ならば!」
私は店を出た直後、スマホからヤフオクで同じ商品が出品されていないか検索し、即座に入札しましたw
で、その後は何の憂いもなく、陸奥亭班長さんとの
夏のアバンチュール(違 アッシー君(大違 送迎ドライブ
デートを堪能したのです(ぉ
で、昨日その商品が出品者様の元から私の手元に届いたのです。
その商品は…
??「ちくわ大明神」
??「日産オリジナルチョロQ 第6弾(910ブルーバード & U31プレサージュ)でしょ?」
誰だか知らんが、先にバラすなよ!…といいますか、既にタイトルとタイトル画像でネタバレしてますしね。ここまで引っ張って更に隠そうとする意味もありませんよね^^;
というか、誰だよ今の??

というわけで、これが今回購入した日産オリジナルチョロQ第6弾セットです。
このセットは2004年ころに発売されていましたが、日産ディーラー限定は販売チョロQは、元々は2001年半ば~暮れ頃に第一弾が発売されました。

元々はこのような箱型パッケージに入れられた、既存の日産車のチョロQに実車を模したホイールパーツを組み合わせた仕様で発売されました。
当初は販売店の系統がまだレッドステージとブルーステージが分けられていた時期で、それぞれの取り扱い車種をモチーフにした車種の組み合わせで展開されていました。
元プリンス店の流れを汲むレッドステージでは、画像下側の箱のように「歴代スカイラインシリーズ」で展開され、第一弾はKPGC10ハコスカとKPGC110ケンメリのセット。一方ブルーステージでは特にそう言ったシリーズ名は設定されず、Z10キューブとD21(?)ダットサントラックのセットから展開されました。
(余談ですが、Z10キューブチョロQは元々一般販売ではなく販促品としての配布が目的だったからか、造形がイマイチだったりします。飽くまでも私の主観ですが^^;)
その後も既存の金型を流用した商品がメインでしたが、この頃はまだ通常品で販売されていなかったK12マーチやJ31ティアナ、その後も一般商品化されなかった車種では初代モコも金型から自作して製品化していました。
あまり実車に似ているわけではなかったので、どちらかと言うと「よくこの車種で商品化してくれたな!(歓喜)」という意味での価値が大きかったような気がします。
造形が良いJ31ティアナとK12マーチをお探しの方は、日産限定品ではなく通常のスタンダードチョロQでの製品を探したほうが良いかと思います。日産の方は、実車そっくりなホイールや細部までの塗り分けも細かい日産限定の方が圧倒的に上なのですが。
以前にも紹介した
ネッツ店配布用チョロQも造形が…だったことを考えると、一度きりしか生産しないであろう商品に、必要以上に拘るのはコストと時間の無駄、と考えられていたのかもしれません。
それでも一般販売も念頭に入れられていたのなら、
マツダ店で配布されていた初代プレマシーのように、細部まで拘った造形に出来るのかもしれませんが。


しかし、今回の日産オリジナル第6弾セットはこのセットのためだけに作られたチョロQでありながら、出来が非常に優れているのです!
というわけで、一台ずつ見てみましょう。
910ブルーバード
歴代ブルーバードの中でも大ヒットした、6代目モデル。

実車は4ドアセダン、4ドアハードトップ、2ドアハードトップ、ワゴン、バンとバリエーションがありましたが、チョロQでモデルになっているのは4ドアセダン。グリルに青い鳥マークではなくSSSマークが付けられている上、トランクリッドにはターボエンブレムが印刷されている上に特徴的な純正ホイールが装備されているので、モデルとなっているのはセダンターボSSS-Sあたりでしょうか。
フロントフェンダーにはフェンダーマーカー、リアフェンダーにはロッドアンテナまで再現されている等、造形の細かさには思わず唸ってしまいます!

そしてボンネットも開閉可能で、その中にはZ18ETらしきエンジンがシールで再現されています
(ストラットの位置がおかしいとは言ってはいけない、デフォルメですから)
ただ、ボンネットを開閉可能にしたからか、真正面から見るとボンネットの厚さとチリの合わなさが気になってしまいます^^;
チョロQ本来の”子供のおもちゃ”として考えると、危なくはないのかな?と思ってしまいますが、車種選定などから”大人向け”と考えられるので、あまり意識しなかったのでしょう。
この車種を製品化してくれるだけでもありがたいものです^^
そしてもう一台は…
U31前期形プレサージュ

モデルとなったのは2003年にフルモデルチェンジしてから2006年にマイナーチェンジされるまでのU31前期形プレサージュ。
こちらも910同様、このセットのために作られたチョロQですが、こちらも仕上がりは良好な一台。
側面のクリアウインカーレンズやリアスライドドアの溝まで再現されています。オミットされがちな給油口まで!
トランクリッドには左側にエンブレムが印刷されているだけではなく、コインホルダー裏に隠れている部分にもナンバープレート周りのメッキガーニッシュまで再現されています。

こちらも910同様にボンネットの開閉も可能で、こちらはVQ35DEが収まっています。
ということは、モデルとなったグレードは350XV(と言うか、VQ35搭載グレードはこれしかないですね^^;)
そして車体色はシリカグリーンだと思うのですが、実車で見た記憶が無い色なので確証が持てません^^;
この後に出た日産オリジナルチョロQは、市販のチョロQは、の色変え品がメインになったので、恐らくこの2台が日産オリジナルの専用車種になったのでしょう…
日産限定チョロQもなくなり、現在はチョロQ ZEROを専用の箱に変えたものをオンラインショップや日産ブティックで売っている程度なのでしょうか…
また何かの機会があれば、専用車種を新規開発して市販してもらいたいものです^^;