2011年3月11日に東日本が発生してから、今日で10年となりました。
本当に月日の流れとは早いものです。未だに
発生時に就活のために埼玉にいた時のことを鮮明に思い出してしまいます。あの時は普段全く訪れることのない、縁もゆかりもない場所で遭遇し、交通網も麻痺していれば停電で何も情報も入らない上に真っ暗な町の中を彷徨っていたので、一生忘れられないことになるでしょう…。
そして、その後予約していた大宮のビジネスホテルに辿り着き、テレビで津波による惨状を見たときの絶望感も未だに脳裏に焼き付いています…。てっきり都市直下地震に見舞われていたとばかり思っていた意外性と、想像を遥かに上回りパニック映画としか思えないほどの酷さ…筆舌しがたいものでした。その晩はそのショックと小規模ながら一晩中続く余震に震えながら夜を過ごしていました。
そして、その7年後には
大阪北部地震にも見舞われました。当時の職場は、あろうことか震源からほど近いところでした。緊急地震速報が来るよりも先に大きな揺れに見舞われたこと、ほんの僅かな時間の揺れで何トンもありそうな大柄な工作機械が大きくずれてしまったこと…その日はずっと偏頭痛が続くほどの衝撃でした。
思えば幼少期に阪神淡路大震災に見舞われ、その後も普通に大阪市内で過ごしていれば被害が少なかったのにも関わらず震源に近い所へ行ってしまっていたことを考えると、これから先の人生で、何度このような大規模な地震に巻き込まれるか、想像も付きません。下手すると、怪我したり生命の危機に晒されるかも知れません…。
そのためにも、普段から地震に遭遇したときにどう対応するか、何ができるのかを考えながら過ごしていくべきだと感じました。奇しくも、現在の職場も地震に少なからず関係する職務。気を緩めることなく、常に警戒して万全の対応で備えておきたい所存です。
Posted at 2021/03/11 20:31:41 | |
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