
まずタイトルとは全く関係ない非常に些細な事かもしれませんが、久々にブログのスタイルシートをいじってみました。ブログ本文のフォントサイズが小さすぎるかな?と思ったので、取り急ぎ少し大きくしてみました(スマホから公式アプリでご覧になられている方には何も影響しないとは思いますが^^;)。後は暇な時にでも少しずつ手を加えていければ良いな、とは考えています…が、一体いつになることやら(;・∀・)
今回は「何か知らんけど、いつの間にか同型車種のミニカーが集まってきたなぁ…」と感じた車種を纏めて特集にしてみました。その特集のターゲットとなったのは
7代目カローラ(E100系)です!
いやー毎度毎度言っている気がするのですが、昔では考えられなかったような車種でもスケールを問わずに次々に製品化されてきているな、と感じさせられる機会が増えてきています。そう考えさせられたのも今回のE100カローラなのですが、
以前取り上げた後にも色々なところから製品化されてきて、気付けば特集が組めそうな状態になってきてしまいました…!

まずはそれを振り返るためにも、
BMクリエーションのE100カローラセダンの画像を再掲し、その後の動向にも触れておこうかと。
あまりにも人気だったのか、白の右ハンドル車が増産された後、バリエーションとして赤とベージュの二色も追加されました。いやー、まさかここまで人気が出てバリエーションも増えるとは思いませんでした。今となっては右ハンドル車の確保ですら苦労していたのが嘘みたいです。上記の画像のように左ハンドルの白と右ハンドルの非純正グリーンを融合させて作った苦労は何だったのでしょうか…いや、いい思い出にはなりましたけれども、実車には存在しない緑で左ハンドルのフルエアロでネガキャンで社外アルミを履いた方の個体は今でもわがコレクション内でも浮いております(;・∀・)
その後は2022年5月にトミーテックにより、トミカリミテッドヴィンテージネオシリーズ(以下、TLVN)からもE100カローラが登場したのです…!

流石に全く同じ仕様が被ることもなく、こちらはカローラワゴンで発売されました。セダンがE110系にモデルチェンジされた後も継続生産されて、その後さらにマイナーチェンジを受けた97年式で、グレード違いで2車種発売されました。

上級グレードのGツーリングが高級感あふれるワインレッドとシルバーのツートンで。

よりベーシックなLツーリングはシンプルなシルバーメタリックの車体に純正オプションのフロントグリルを装着。

普段ならカラーバリエーション違いの二種類で出されることが多いTLVNですが、珍しくグレードや装備品まで変えられて出されるという異例の待遇!両者ともにユーザーが任意で取り付けるリアスポイラーが同梱されていますが、それとは別に前述の通りLツーリングにオプションのフロントグリルが装備されているのは目新しいです。そして、Gツーリングでは14インチ、Lツーリングでは13インチのホイールが再現されています。そして後部ドアのドアモール直下の後端にあるグレード表記も当然ながら変えられてあります。ありふれた車種でありながらも作り手のこだわりが強く伺い知れる良モデルでした( ´∀`)bグッ!
その後は予想通りといいますか、トミーテックらしいバリエーションも同年10月に発売されたのです…というか、こっちが本命でしょ?と言いたくもなったのが…
カローラバン!

一昔前の町中を走っている商用車といえば間違いなくコレかADバンというのが定番でした…20年ほど前までは町中に溢れかえって都市の一部とも言える程溢れかえっていたものでしたが、気付けばあっという間に町中から姿を消し、大半が使い倒されて解体されたり、海の向こうへと旅立っていったり…気付けば本当に見かけなくなりました(;・∀・)
モデル化されたのは2000年式のデラックス。そう、上述のワゴンよりも新しいのです!

カラーバリエーションは定番の白とシルバーの二色でした。町中で溢れかえっていたのもこの二色でしたねぇ…あと10台ずつ購入して20年前の営業車の車庫を再現したいものですw
あ、あとうっかりしてシルバーの個別画像を撮り忘れましたm(_ _)m

TLVNではバリエーション展開を容易にするためにフロントバンパーだけでなくリアハッチも車体とは別体式の構成にされています。なので前述の110系時代のワゴンとも大きく異なるリアハッチもしっかり再現されています。ウィンドウ下端中央の「16VALVE EFI」ロゴの印刷に最大積載量の表記、そして荷室窓内側には保護棒が内側から印刷されて4ナンバーのバンらしさがしっかりと再現されています。

それにしても、メーカーの違いはあれども令和になってから1/64サイズで揃うだなんて夢にも思いませんでした!本当に良い時代になったものだと感じますねぇ…
それでも1/43はないだろうって?それがあるんですよねぇ…()
TRD2000
何だこれは?!という方も多いであろう珍車。発売元はインターアライドでハイストーリーの一つとして発売された…といえば納得できるかと思います(2021年12月発売)
TRD2000とは1994年10月にTRDから発売された限定車で、4A-G搭載のGTをベースにJTCC参戦車両と同様に2.0Lの3S-GEに換装したコンプリートカーです。他にも専用の足回りや給排気等の専用パーツが奢られているにも関わらず、外装での専用部品はフロントグリルと小さいデカール程度という、生粋の”羊の皮をかぶった狼”なのです!
なのに有名でないと理由としては
・限定99台
・持ち込み登録の関係で販売エリアは1都3県のみ
・販売価格は当時のカローラとしては異例の335万円(ベースのカローラGTが172.6万円、改造費に162.4万円…ほぼ二倍!) 支払いは全額先払いのみ
・25歳への販売不可、新車保証等一切なし
・それ故か99台限定ながら10数台ほどしか作られていない
…という理由が挙げられます。ケンメリGT-Rですら裸足で逃げ出すほどの超レア車両ということですね…!
それにしても、JTCC参戦車両と同様に職人が手組みで組み上げられた車両らしいので、当時よりも車検に基準が緩和された今ならば登録するハードルも低くなっているでしょうし、今ならもっと売れていたのではないかと思わされる一台です。

さてミニカーの本体を見てみましょう。造形的におかしな点や違和感は感じられないくらい良いですが、如何せん上述の通り外装の専用部品がほぼ皆無なコンプリートカーなので、特別な一台とは思えません。だからこそ羊の皮をかぶった狼らしい一台とも言えるのですが。尤も、100系カローラの1/43ミニカーというだけで貴重なので持っているだけでも優越感が大きいですし、眺めているだけでもニンマリしてしまいます(笑)

とは言っても、カタログ掲載車の仕様を忠実に再現しているお陰か、オプション装備もてんこ盛り!6本スポークのTRDホイールとタイヤもオプション品ですが、TRDステアリングや前席バケットシート(ケーニッヒ製!)と、スポーツセダンとして一級品とも言える装備が揃った状態です。
…が、オプションが付いていないとどうなっていたことでしょうか…まさかアルミすら付いていなかったと言うことはないですよね??(;・∀・)
それにしても、改めて発売時のカタログ(と言っても一枚物のリーフレットに近い?)を見ていると、本当にこだわりが詰められた一台ですね。他のオプション品であるLSDやスタビも込みで新車として購入したかったと思わされる一台です(だとしても私は購入条件をすべて満たせませんが^^;)
それにしても、車種ごとに纏めて複数台分の紹介記事を執筆すると大変だと毎回思います…もうやめようと思いつつも、今度発売されるミニカーでもう一度やることになるのは確定しています←