
2025年4月28日、ネコ・パブリッシング社の自動車雑誌『Tipo』のfacebookにて、嬉しいニュースが発表されました⋯!
『SPEED FESTIVA2025、岡山国際サーキットにて開催』の旨が⋯!
これは長年参加し続けてきたTipo Overheat Meetingの再来では⋯というかイベント名にも冠されているので実質的に復活したのも同然!これは非常に有り難い限りです。
そしてこのことを最も喜んでいたと思われるのが、我々「Team STRANGE」の面々ではないかと。私がER34に乗り始める前(その時点で15年近く前の話ですが)、主催のDIGAさんを始めとした面々を中心にイベント初期から参加し続けてきた面々が多いチームですから⋯。
それ故に2021年を最後に岡国での開催が終了した時はお通夜のような雰囲気だったチームのLINEグループとメンバーが多かったのですが、今回の復活の報せを聞いた際は一同沸き立ちました!
「クラブミーティングはあるのか?!」
「参加する?する??」
「(D-IGAさんに向けて)チーム参加しますよ?ね??」
「この電子チケットシステム、ヨクワカンネ(阿鼻叫喚)」
そんなわけで、4年ぶりに岡山国際サーキットにOVERHEAT MEETINGと共にTEAM STRANGEが帰ってまいりました!以下、その記録です。
開催当日7月21日朝、会場近くの満開アゼリア館には⋯

ここに怪しい参加車両達が集まるのも久方ぶりですw
当日受け渡し書類等の配布や電子チケットの使用方法を打ち合わせがてら話し合い、会場入りします⋯!

ゲートインした後はいつもどおりのCパドックのクラブミーティング用スペースへと案内されます。久々に岡国での開催!ってことでクラブミーティングの常連参加が他にもいるかと思っていたのですが、我々以外にはいなかった模様です。うーん、残念⋯
というか何なんでしょうか、今年のクラブ名www

トゥデイ仲間の集まりという初期の信念を受け継ぎ続ける軽自動車勢力、『特攻野郎K(軽)チーム』!
念仏の政さんのキャリイとジムニーの間にタープを張り、涼し気な快適空間に。

当クラブでのミドルレンジを担う、小型車軍団。
WRCの息吹を感じるシトロエンC2もさることながら、残り2車も走りでは負けておりません!しかし現行アクアとヤリス、この二台の並びは意外と珍しいのでは?
アクアの方はGRスポーツ。スッキリとしたシンプルさがさり気ないスポーティさを醸し出していて素晴らしいです。DIYでリアスタビライザーも取り付けられていて良い走りをしてくれそうです。
ヤリスは1.0Lの6MT車。ロードスターからの乗り換えですが、ストック状態でもロードスター同等の車体剛性がでているそうで。侮れない一台です⋯!

そして名物?の捜査車両軍団。なんだかんだで一番台数のがここの派閥だったりします。元はトゥデイミニパトだけだったのが、いつの間にやらこんな大所帯に⋯w

そうそう、
痛フェス鈴鹿の夏祭りでデビューしたものの数分で破損してお蔵入り(というか資材調達ミス&手抜き設計という瑕疵あり←)になってしまった”可搬式オービスみたいな何か(ハリボテ)”ですが、今回の開催前日に急遽思い立って復旧させました!前回がVer0.8だったので、今回はVer0.9くらいでしょうか←
・前回は泣く泣く紙で作らざるを得なかった表面パネルは、筐体もレンズ等も薄手のアクリル板で作り直し
・本体となる2つの書類ケースは接着剤でしっかりと固定
・三脚との接合部もしっかりと固定⋯するものの、傾きがひどい&強度が心もとないために急遽メンバー総出で養生テープなどで固定し直し(Ver1.0となり得なかった所以^^;)
・本体側面に「エディオン」のテープを貼り付け(遊び心←)
完璧とまでは言えませんが、それでもだいぶしっかりとした物にできたと思います。レンズ部分も艶有りの黒いアクリル板で作ったので、質感も実に嫌な気分にさせるやらしい出来合いとなってしまいました(;・∀・)
通り過ぎる人々の視線を集めることには成功していましたw

そしてD-IGAさんの小道具と組み合わせると⋯あら不思議!可搬式オービスを用いたネズミ捕り会場ができてしまったではありませんかwwwww
そんなTEAM STRANGEですが、基本的に知り合いばかりの集まりなので中も結束力もよいのが自慢だと思っています。取材に来られたスタッフの方も「いつもこのクラブは楽しそうに参加しているなぁというのが印象的です」と言われました^^
そんなTEAM STRANGEの当日の様子は
こちらのフォトアルバムをご覧ください。
そんな我々の目的といえば⋯赤灯を付けてのパレードラン参加!
今回は岡国開催では初めての「初心者向け」と「中上級者向け」に分けられるようになりました。
当クラブからは走る気満々な200クラウンのNTP339氏と何度も体験走行しているY33グロリアの急行グロリア氏が中上級にエントリーし、TEAM STRANGEとして赤灯を回転させながら覆面車アピールをしたいマシンX仕様ジャパンのトモさんとER34の浩さん、KV36覆面コンビ、初めての走行枠参加となるアクアGRスポーツのおかぷり。さんがこちらに参加となりました。まぁ,本気で走りたい人にとっては赤灯を回転させながらせられると水を差されるようなものですしね(;・∀・)
⋯と思っていたら、ブリーフィングで一応お伺いを立ててみると衝撃の事実が!!
「フラッグの代わりに電光掲示板を使用するようになった関係上、赤灯の仕様はご遠慮願いたい」とのこと。なんと⋯(汗) どうやら
当月の頭に設備が更新されたばかりのようでした(;・∀・)
仕方ないので大人しく載せるだけ載せて我慢することにしましょう⋯
それにしても本当に初心者向けと銘打っているからか全くの未経験者も多かったようで、オフィシャルさんも「何でも事前に質問しておいてください」と親切に呼びかけ、質問する側も「もし逆走してしまったら?」等のように未経験車らしい初歩的な質問をされる参加車も多数。結果的に本当に場違いすぎる気がして、肩身が狭い気が⋯()
それでも10年以上参加し続けた古豪!それ故にせめて先頭確保は怠りません!!
見よ、これが体験走行先頭確保ガチ勢の本気です⋯!(ドヤ顔)
と、ここでスタッフさんが駆け寄ってきて相談に来られました⋯
「この直後に行われるルノー車の体験走行とダブルエントリーされた方が二台いて、それに合わせて2代だけ先頭に行かせてほしい」とお願いに来られました。
いいですとも。2023年のFUJI SPEED FESTIVALで体験走行枠を2つエントリーしていたものの隣り合った時間枠・最初から先頭で並んでいたのに後ろの方に行かされたこと・誘導が適切ではなかったことの複合的な要因ですべて参加できなかった事があったので、それが改善されたことで嬉しさを感じたものでした。もちろん喜んで快諾して先頭をお譲りしました。

そんな走行中&出走待ちの様子を急行グロリア氏に撮影していただきました。ありがとうございます!
それにしても、初心者向けと思い切り割り切っていたためか、巡航速度も控えめでしたね(それでもリボルバーコーナー手前のヘアピンで、タイヤを鳴らそうと思えば鳴らせるくらいの速さはありましたが(;・∀・))

思えば、先導車ともどもノリノリでハイペースで走行してしまう覆面の参加車もいるからでは?とまたしても思ってしまいましたがw
ともかく、回転灯が使えなくなった以上、初心者向けに拘る必要もなさそうなので、次回以降は中上級者向けに参加してみましょうかね。車的にも腕前的にも初心者からは完全に脱していますし。
走行枠以外は会場内を散策して、催しや参加車両を楽しむことも楽しみの一つ。

ルノーを扱うキャロルレーシングさんのブースにて、Steamにて提供されている『首都高バトル』最新作の試遊台があるということで、予約したうえで浩さんとともに体験。浩さんは愛車に合わせてR34、しかし私はV36がないので⋯⋯⋯同じような排気量でV6のFRセダンということで133マークXをチョイス。別に警視庁のマークX覆面を意識したわけではありませんw いやー、瘢痕でプレイすると非常に楽しいものですねぇ。ただでさえ起動環境が厳しい上にハンコンだと置き場も予算も厳しくなるので一生園がなさそうですが()
プレイ後には記念品としてクリアファイルとステッカーを入手!
<script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>
後日談なのですが、このキャロルレーシングさんの中の人に、覆面車&可搬オービスみたいなハリボテがウケたようで、今回のスピードエスティバルでの個人的MVPとなり、
非公式(?)ながらゲンキレーシングプロジェクト大賞を頂きましたwww
既に公式ツイッターでのステッカープレゼントキャンペーンの分と今回の分と合わせて、三度目の首都高バトルステッカー獲得となりそうです。全てまとめて家宝行き確定ですw
というかネコ・パブリッシングさん、来年も岡山でスピードフェスティバルを開催してくれますよね⋯??(;・∀・)
朝からレッドマンコーナー付近でアンダーを出した車が出たようで、我々も野次馬しておりました。少なくとも午前中の二件はここで起きていましたね⋯(;・∀・)

グラベルから車両を引き出すために来た構内作業車(ランクル100)

コース上のトラブルやら何やらに頻繁にコース上に出動していたセーフティーカー、マツダ3。フェンダーのエンブレムから察するにSKYACTIVE-X(火花点火制御圧縮着火)の模様。

屋根上の警光灯はウィレンのようです。おそらく他の灯火も⋯

V8搭載の初代ハイメディック。今も現役なようで何よりです。ナンバー付きでここまできれいな同型車、他にいないのではと毎回思わされます。

ボンネットにロゴの入ったランエボⅨが見えたので左ハンのセーフティカーかな?と思ったら別個体?しかもワゴン?!ラゲッジスペースに消火機器を積んだ消防車両のようです。ちなみにATのGT-A。それでもタイヤを見る限り結構攻めた走りをしているようで⋯!

サーキット専用車で昔から見かけている90プラドとビッグホーン。丸目ショートボディのプラドも珍しいですが、ビッグホーンでショートボディというのがあったことに初めて気づきました(ずっと見ていた割に気づくのが遅すぎる←)

TipoOHMが無くなったのは東京から遠すぎるから
↓
何故なら構内移動で使うトゥクトゥクを自走で走らせて岡山まで持っていくのが辛いから?
⋯などと4年近く思っていましたが、まさか今回も居るとは思いませんでした(汗)
もちろん都区部ナンバー。⋯積載車に積んで持ってきても良いと思うのですが、まだ自走で持ってきているのでしょうか(;・∀・)

パドックで見かけたコラード。これは見ているだけで笑みが浮かんできそうなほど格好良さを覚える一台ですw
さて、我々クラブミーティング会場と同じCパドックでは平手晃平選手主催のGT-Rミーティング「Ring's」も行われていたのですが⋯

MY24を見かけたのって、以前
新舞子サンデーに参加して以来見たような気が()
というか⋯

そもそもR35のワンガンブルー4台並ぶ姿(何なら縦隊で入場してくる姿)を見かけるのは流石に驚きました(;・∀・)
しかもMY24が2台にMY17の50th Anniversaryという凄まじくレアな状態⋯!
他にもT-Specだけでも何台も来ていたので異世界みたいな感覚に()
そしてそんな中に⋯

まさかRV37NISMO LIMITEDをここで目撃するとは思いませんでした⋯!個人的には一番驚きの一台でした!

GT-R乗りでありながらRing'sではなくTEAM STRANGEに参加してくださったシルバーMさんですが、Ring'sパレードランには参加されておられました。前述の急行グロリアさんと同じ箇所からの撮影を試みましたが、300mmレンズでも上手く撮るのは難しいですな⋯400mmとかが欲しくなってきますねぇ(等と言っているとレンズの沼へと沈んでいくことに⋯?)

GT-Rといえば、事務局に手続きしに行った際に見かけたのが、こちらのR35開発秘話本。お値段なんと22万円⋯!どういう内容なのか、そのお値段の理由は⋯??色々と気になってしまいます(゚A゚;)ゴクリ
他にも色々と気になる参加車両はいたのですが、ブログでは紹介しきれません!
残りは
こちらのフォトアルバムでお楽しみください(;・∀・)
さて、いよいよお楽しみのファイナルパレードラン!
こちらではレースではないので赤灯もOKとスタッフさんやオフィシャルさんにも確認済み!!先頭を確保して備えます( ・`д・´)

三台並列になった際にマシンXを挟むようにV36が来るように調整して、Cパドックに並びます。今度は白い交通仕様のV36が先頭に行くように調整して整列。

TeamSTRANGE以外の参加車が並び始めることには参加車の列は新たな列ができるほどに⋯即ち、うちのチームだけで1列埋め尽くしてしまいました(;・∀・)
と書いていてい今気付きましたが、もしかして常連かつ目論見がわかりやすい(なおかつ走行会で先頭を譲ったことによる御礼⋯?)からなのか、きちんと別扱いしてくれたのではないかと思い始めました⋯だとしたら本当に申し訳ないですm(__)m

ここでもマツダ3セーフティーカーがやってきて、先導しながらコース上へと誘導。

ホームストレートで停止し、ピットからコースインされる車列を先にコースインさせます。

怪しい車しかミラーに映りませんwww

前の車列の後ろに並びます。
34Rの助手席の子どもが、目を輝かせながら(?)我々を眺めて、時折写真を撮っています。

振り返ると絶景()

ホームストレートに戻ってきて一周

更に周回を続けます

この辺の画像は特にお気に入りです(*´ェ`*)

そしてパドックでスタッフやオフィシャルの皆様からの見送りを受けながら退出。
いや、やっぱりここはスピードフェスティバルなんかじゃなくてオーバヒートミーティングのまま何だなと安心しました。4年ぶりのこの感覚、懐かしくて涙が出そうでした。この後は後片付けをしたうえで解散し、各々帰路につきました。
ネコ・パブリッシングの皆様、東京から大きく離れているにも関わらず岡山に戻ってきてくださいましてありがとうございましたm(__)m
やっぱり十数年参加し続けた私にとって、やはりこれこそが本当のオーバーヒートミーティングの姿なのかなと思いました。
(少なくともクラブミーティングと体験走行程度では)形骸化していて有効に使えなかった電子チケットなど、詰めが甘かったりする箇所がありましたが(あと肉々しくて脂っこいものばかりのキッチンカーのラインナップをもっと増やしてもらえれば^^;)、裏を返すと新しいものを取り入れなくてもこれまでと全く同じような感じで行ってもらえれば上手くいくのではないかと感じました。個人的にはいつもの女性スタッフさんにご挨拶できればなお良かったのですがw
最近はWebメディア版のTipo-webが完成し、近々J'sTipoも復刊するなど明るいニュースに満ちているように感じます。その流れで、スピードフェスティバル⋯いや、”オーバーヒートミーティング”としてまた来年以降も岡山国際での開催、期待しています!