
以前にも書いたとおり、おざなりにし続けていたチョロQ紹介記事ですが、先日の約束通りきちんと紹介記事を公開いたしました^^;
先日より、空いた時間にチマチマと少しずつメモ帳にチマチマと記事を書き溜めて、今度は忘れないように気をつけいていましたw
では、気になるものを年代順に少しずつ紹介してまいりましょう。
プリンススカイライン2000GT(S54B)
('03年発売 スカイライン2000GTヘリテージセット内の一台)
私のスカイライン乗りとして、存在を忘れることが出来ない一台。亡き父方の祖父が乗っていたのですから。
しかも、務めている会社の社用車として貸与されていたというのが信じられません…。社長のボンボンが飽きて全く乗っていなかったのを貸与されていただけなのですが。だとしてもすごい贅沢です^^;
今で言うと、レクサスGS-Fを貸与されているようなものでしょうか。
最初、父から聞いた時は「幼い頃の記憶やから、普通のデラックスやスタンダードやないの??」と思っていたのですが、インパネに丸いタコメーターがあったこと、そしてリアに「PRINCE 2000GT」と赤く書かれていたのをハッキリと覚えているというから、間違いないでしょう。
祖父は私が生まれる前には亡くなっていたので会うことはなかったのですが、そのスカイライン乗りとしての血は受け継がれています。

さて、思い出話は程々にしておいて、チョロQの解説に移りましょう。
元々はリアルギミックチョロQシリーズの一台として発売されました。そのシリーズ名の通り何かしらのギミックを持っているシリーズなのですが、このS54はボンネットが開閉し、内部にはG7エンジンが再現されています。尚、GTとしては初期の縦桟グリルの
64~'65年式がモデルのようです(因みに、祖父が乗っていたのは日産から発売された後期型とのこと)。
尚、私が購入したものは後に発売されたスカイライン2000GTヘリテージセットをバラ売りしたもので、リアルギミックチョロQのものと違い、屋根が赤く塗られたGTのイメージカラー仕様です。

S54Bスカイラインの特徴といえば、直列4気筒エンジン(G1)を載せていたS50をベースにグロリアスーパー6用直列6気筒エンジンを無理やり載せるために延長されたフロントノーズです。
チョロQでもそれを再現するため、前輪の車軸が前方に設置され、ホイールベースが他のチョロQよりも2mmも長くされています。
他のチョロQと比較してみると、この通り!
ついで、3代目に移りましょう。
44年式スカイラインGT-R(PGC10)
('04年発売 チョロQコレクターブックVol.1付録)
PGC10のチョロQが発売されたのは今から30年ほど前。その頃はノーマルではなく、レースカーを模した物でした。
それを金型改修にて市販車仕様の最初期形('69年式)に返信させたのがこのモデルです。
後に前述の2000GTヘリテージセットや、Qショップスペシャルモデルとして販売されました。
最初に販売されたこのモデルは、ネコ・パブリッシング社のコレクターブックの付録として販売されたモデルです。
あれ…この場合はチョロQと小冊子、どちらが本体でどちらがおまけになるのでしょう??建前(流通上の事情)では小冊子が本体のはずですが…な なにをする きさまー!(ry

このモデルの特徴としては、
「当時の走り屋仕様」のようです。
純正色にはないスポーティーな黒い車体、そして熱い走りを予感させるワタナベ8スポーク風のガンメタホイール、そしてリアウィンドウとリアフェンダーに貼られたPMC・S(プリンスモータリストクラブスポーツ)のステッカー…もう、渋いとしか言いようがありません!
さてさて、次はだいぶ年代が飛んでしまいますが…
スカイラインGT-R(BNR32) ('04年販売 リアルギミックチョロQ ※ホイール変更済み)
スカイラインGT-R V-SpecII(BNR32) ('01年販売 リアルギミックチョロQ)

第二世代GT-Rを語る上で外せないのがこの二台。BNR32とBNR34です。
二台ともリアルギミックチョロQシリーズでボンネット内にRB26DETTが再現されているのが特徴です。
特にBNR34はリアルギミックチョロQシリーズの第一弾として発売されたため、造形にかなり気合が入っている一台です!
具体的に言うと、別部品によるサイドミラーパーツと透明なヘッドライト、実車通りのデザインを再現した純正ホイールが特徴ですね。
これまでも通常のチョロQでもボンネット開閉ができるものはありましたが、エンジンはシールでの再現でした。そんな中、細かくモールドされて立体的に表現されたエンジンを見た時、思わず息を呑んでしまった時のことを、今でもハッキリと思い出します。それ以外の車体の造形も一段とリアルになり始めたのもこの頃からなので、チョロQの歴史の節目と言えるのかもしれません。
因みにBNR32の方はボンネットの開閉のみです。ホイールは標準車の16インチホイールをモチーフにしたガンメタの5本スポークホイールを履いていましたが、V-spec用17インチアルミホイールを意識してシルバーのメッシュホイールに交換してあります。
最後に…
スカイラインセダン(V36)
('07年販売 チョロQ ソーラーターンテーブル4付属品)
私の愛車と同じ、V36スカイラインセダンです。
色は登場当初のイメージカラー、ストラフィアブルー。そしてバンパー形状から350GTタイプSP(あるいはタイプS)がモデルです。
このチョロQの初出は'07年にチョロQの用ターンテーブルの付属品としてでした。ソーラーパワーで回るというスグレモノでしたが、店頭に陳列されている時に子供に遊ばれたりするなどで無茶な動きをさせられたからか、私が持っていたものはすぐに調子を崩してしまいました^^;
そんな物でも、2,000円近いシロモノでした。尤も、私はV36だけが目当てだったので損したような気もしますが^^;

このチョロQの特筆点としては、”塗装へのこだわり”が挙げられます。
車体色のストラフィアブルーの絶妙な色合いが再現されているだけではなく、窓まわりも丁寧にシルバーで塗装されています(しかし、トランクリッドのメッキモールまでは塗装されていませんが。結局自分で塗装しましたw)
さらに、前後ライトは表面からは塗装されず、車体裏面からシルバーやクリアレッドで塗装されているため、チョロQとしてはかなり写実的な表現がされています。
細かいところを言うと、フロントバンパーに付けられたナンバープレートも白く塗装されています。ここまで塗装にこだわったチョロQというのは、これまでになかったと記憶しています。
時が流れ、後に日産特注品や一般販売仕様でもV36セダンが登場しましたが、そちらでは普通にライトがシルバーで塗られていましたが…まあ、仕方ありませんね^^;
因みに、この一般販売仕様というのは、私の現愛車と同じブレードシルバーだったりしますw
そこまで売れている色でもないと思うのに、何故この色が売られたのでしょう…?
そういや、このチョロQが私の身代わりとして(?)、弄られまくったこともあったっけ…(北九州方面に思いを馳せながら)
今回のチョロQ記事はこの辺りにしておきましょう。
他にも色々と気になるコレクション品も多いのですが、それらも別の機会に紹介していきましょう。