
ブログでは投稿が全く追い付いていない状況ですが、今年2月に昨年(2024年)9月から不動車だったシャリオの修理を断念&一時抹消し、3月に九州在住の某氏に譲るためにレンタカー業者から積載車を借りてほぼ一般道を走って3日間で大阪のレンタカー業者から佐賀県までを往復しました。
三菱販売店出発時に撮影。
めかりPAで関門橋を背景に撮影。
不動車だったので、搬入は先方が仮設ウインチを準備してくれたので、割と簡単に搬入出来ました。
無事に搬入終了
搬入時はmobile_maniaさんも「
昔の彼女 共に戦ってきた仲間 」との再会も兼ねてご一緒されました。
2台合わせてシャリオを20年以上所有していたので、何だかんだでパーツ類のストックが増え、シャリオを積載車で運ぶ時に車内に積み込んだものの積み切れないパーツが結構大量に残りました。
このまま私が持っていても今後使用する可能性はほぼゼロなので、知人の運送屋さんに「佐賀県まで運んでもらったらナンボ?」と聞くと兵庫→佐賀と長距離になるのでそれなりのお値段に。
・私の勤務がシフト制勤務なので、休暇次第では割と長期休暇を作りやすい。
・知人の運送屋さんの軽トラック(ミニキャブMiEVトラック)を貸してもらえる。
・2025年6月から三菱電動車両サポートの基本料金、充電器利用料のどちらも大幅値上げ。
なことから、このタイミングで手持ちのパーツ類をシャリオの付属品として佐賀まで運びます。
ネット上でミニキャブMiEVトラックでの長距離レポがほぼ無しみたいなので、ブログにまとめます。
少し早めですが、あらかじめ注釈を列記しておきます。
1.充電したスポットは、2025年5月の訪問時点での情報です。
日数が経過して現在では内容が変わっている可能性が有ります。
各自で充電スポット情報を事前にご確認のうえご利用ください。
2.充電したスポットの選択基準は、2025年5月の訪問時点での選択です。
現在同じルートを走る場合でも充電する充電スポットの選択基準は変わる可能性が有ります。
3.メーカー(三菱自動車工業)の想定以上の使い方でのレポです。
このブログを見て「EV使えない!」とは思わないでください。
軽トラックの一般的な使い方?の10年で5万キロ?=1年で5000km?=1日20km未満?な使い方ならば、2025年基準だと旧世代BEVと言えるミニキャブMiEVトラックでも非常に有益な乗り物です。
4.各区間の電池消費量は、エンジン車と同じく走らせ方で大きく変わります。
あくまで一例として参考にしてください。
と注釈を記載し終えたので、本文の記載を始めます。
EVメインのゆるいオフ2025春! 翌日の5月26日(月)午後にアイ・ミーブと入れ替える形で貸してもらい自宅へ。
今回「全長2mの箱を横倒しで前後に積みたい」「純正イスを入れた箱を着座と同じように縦に積みたい」と伝えていたので、アオリ部分まで荷室になるように、空気抵抗を考えてキャビンよりも高くならないように幌を組み立てて頂きました。
荷台床にはフローリング用板材とタイルカーペットを敷き詰めて荷台上に敷いてある幌と荷物の保護になるように。

中間のパイプは、荷物が後ろに倒れた時の幌の保護用です。
以前取り付けた
ミラー型ドラレコ のリヤカメラがナンバープレート付近に有るので、アオリの下からでも後方が確認できます。

昼間ならナンバーの文字も読めます。
お借りした時のオドメーター

96066kmです。
駆動用電池の温度コントロールが無いMiEVトラックなので、各種数値が一目で解る
MiEVモニタ も大きな戦力です。

これか無ければ今回の佐賀往復は出来なかったと言っても過言ではないと思っています。
出発までは我が家のファミリーカーになるので、お礼も兼ねて室内部分を一部パーツも分解して可能な範囲で清掃+依頼されたパーツの固定作業を行いました。

ルート案内は、実績の有るGoogleマップで。
2DINナビは主にAVプレーヤーとして。

テレビ受信も出来るので長距離移動時には助かります。
アイ・ミーブ購入店でタイヤの空気圧調整。
体積としては大きいものの重さとしてはそこまで重くないことを考慮して・・・
前輪240kPa、後輪260kPaで調整してもらいました。
跳ねすぎることもなく、ちょうど良い空気圧でした。
朝9時で夜勤を終え、まずは自宅で保管していた2代目シャリオ+初代RVRのパーツを積み込みます。
まずは中間パイプを外します。
サイドステップなどが入った長物を左側に縦に積みました。
右側には、復路で使用する車中泊グッズを積みました。
その後、ハイパースポーツギア用フロントバンパー、サスペンションなど自宅で保管していたパーツは全て無事に積むことが出来ました。
また、万一に備えて充電ケーブルなども忘れずに積み込みました。
そのおかげで屋根裏部屋もそれなりにスッキリしました。

当初予定していた正午から少し遅れて12:45に自宅を出発。
出発時SOC:80%、駆動用電池最高24℃
続いて神戸の実家にて純正シートを追加で積み込みます。
右側の荷物を一度すべて車外に出して、右奥に純正シート2脚、その後にそれ以外のパーツや荷物を積んで荷物の積み込みを完了。
当初3月に運ぶ予定で父の仏前に置いていた純正シートも無事に積み込むことが出来ました。
母から「何か食べる?」と聞かれたものの、当初予定から遅れ気味だったので断ると「これなら移動しながら食べられるんじゃない?」とバナナ、お菓子、お茶を渡してくれて15時に実家を出発。
SOC:47→41.5%、駆動用電池最高29→28℃
(実家滞在中にバランサー駆動制御が発動したと思われます)
まず目指すのは「兵庫三菱・明石店」
シャリオ、アイ・ミーブともにずーっとお世話になっている人が4月から異動でこのお店に着任されているのでご挨拶を兼ねて。
少し前に「充電に行きます!」と伝言をお願いしたものの、車種を伝えていなかったのでMiEVトラックにビックリされ、事情を話すと「ホントにコレで佐賀まで行くの?」と更にビックリしてました。
兵庫三菱・明石店には最大125A放電するニチコン製が設置されています。
久しぶりだったこともあり、話しているうちに何だかんだで多めに充電する形に。
「事故しないように気を付けて~」と見送ってもらい、16:07出発。
SOC:22.5→94.0%、駆動用電池最高30→38℃
CHAdeMO充電(急速充電)の電流が制限が始まる温度まであと2℃大丈夫か?
ここから西は渋滞が多い区間。
Googleマップの案内通り、山側(北側)を走り、東播磨道→R2バイパスを走り、兵庫県太子町内へ。
ここでMiEVトラックオーナーの軽貨物さんと待合せ。
積み荷の状態を確認してもらい「思っていたよりも空いているね。もっと荷物が一杯積んであると思ってた」とのこと。
ここで長居する訳にはいかないので、18:35出発。
SOC:34.5→79.0%、駆動用電池最高40→38℃
国道2号線で岡山市を目指します。
当初は兵庫県太子町内から「西日本三菱・岡山南店」までノンストップで走る予定でしたが、予想以上に電池消費が多く、手前の「ENEOS セルフ西大寺店」で補充電することに。
このエネオスには最大125A放電するニチコン製が設置されています。
充電を開始して20秒後に撮影。

最高電池温度が40℃に達しています。
別の言い方だと、電池のオーバーヒートでイエローゾーンなので、充電電流が100Aに制限されています。
「西日本三菱・岡山南店」までの必要分だけ充電して、20:07出発。
SOC:6.0→36.5%、駆動用電池最高40→42℃
国道2号線沿いの「西日本三菱・岡山南店」へ到着。
岡山南店には最大125A放電するニチコン製が設置されています。

到着時点で最高電池温度が42℃だったので、充電電流は100Aでスタート。
充電開始後、6分50秒時点で撮影。
全ての電池ユニット温度が40℃に達しました。

次の充電予定の「西日本三菱・笠岡店」までの必要分で充電を止めて、20:42出発。
SOC:21.5→69.0%、駆動用電池最高42→44℃
出発前の予定だと、夕食はイオンモール岡山で普通充電のついでに夕食を食べる予定でしたが、今からだととても間に合わないので「かつや」へ行きました。

電池温度が少しでも下がることも期待して。
「かつや」にした理由がコレ↓

メニュー限定ですが、200円引き。
ロースかつ定食を頂きました。

味噌汁を豚汁に変更しました。
夕食を終えて引き続き西へ走らせます。
岡山県最西の「西日本三菱・笠岡店」に到着。
笠岡店には最大60A放電するニチコン製が設置されています。
CHAdeMO充電始めましたが・・・

40Aでしか充電出来ませんでした。。。
電池温度も有るので、タイパとしては悪いですが充電を継続しました。23:08出発。
SOC:20.5→62.0%、駆動用電池最高43→42℃
国道2号線を走らせていよいよ広島県へ。
広島県最東の「福山三菱・福山本店」に到着。
福山三菱・福山本店には最大125A放電するニチコン製が設置されています。
充電を始めて30秒後に撮影

電池温度が42℃に達しているので、充電電流は100Aに制限されています。
充電開始後13分手前で充電電流が低下してきたので、この後すぐに充電を中断しました。0:05出発。

SOC:36.5→87.5%、駆動用電池最高42→44℃
引き続き国道2号線を西へ走らせました。
約1時間走行して午前1時。眠気が襲ってきました。
(日付が変わったので)前日朝9時の夜勤終わりから積み込みし、西へ走らせてたので仕方ありません。
また、現在地である広島県竹原市から東広島市に向けては結構な上り坂が続くことと、しばらく充電スポットが無いこと、現在の電池残量を考えると普通充電設備がある「賀茂川荘」で普通充電の合間に仮眠した方が良いと判断し、「賀茂川荘」で普通充電の合間に仮眠します。
広島県竹原市の「賀茂川荘」到着しました。
「賀茂川荘」到着時の電池状態。

最高電池温度が45℃に達して背景の色が先ほどより赤みが増しました。
この状態だと充電電流が80A?に制限されそうです。
テレビ新広島のバイキング西村の冠番組「西村キャンプ場」を少し視聴した後で運転席ドアにもたれて助手席方向に足を延ばして仮眠しました。
この日の移動記録を下記にまとめました。
5月23日24時までの移動ルートはTop写真をご覧ください。
※あくまで私の実績をまとめたもので全ての場合で同じ結果になるとは限りません。
1つの実例として参考にしてください。
また充電設備などの内容は、訪問日の状況を記載しています。
日数が経過して充電設備の内容や各種料金など変わっているかもしれません。
事前にご確認のうえご利用ください。
今回のパーツ搬送は、多くの方のご協力・ご助言により一充電走行距離が短いミニキャブMiEVトラックでも無事に移動できました。
この場を借りてお礼申し上げます。