2020年に父が死亡し、相続手続きは全て終わっているのですが、戦前生まれの母もそれなりにお年頃。
一部の方には少しボヤいたことが有りますが、母所有の財産には正直言ってちょっとややこしい財産も含まれています。
父死亡前に公正遺言証書の作成に動いたのですが、野球で例えると9回裏まで来たものの、最後のアウト3個が取れなくて未完成のまま父が死亡。
父死亡後、父が考えていた原稿をほぼそのまま母に置き換えた公正遺言証書を作成し、公証センターに預かってもらっています。
その後、現在有効の公正遺言証書の状態で母死亡後に考えられるシナリオを父死亡時の相続手続きにお世話になった業者さんに教えてもらいつつ、フローチャート形式で作成すると、関係する人の意思次第では、父母の代で済まず、私の代にも影響することが判明。
さらに母が死亡した時の遺産相続は別の言い方だと「二次相続」(二次相続とは、最初の相続(一次相続)で配偶者と子供が相続した後、その配偶者が亡くなったことで発生する二度目の相続のことです)と言うそうで、相続税にも影響が出る可能性も出てきました。
昨年のうちに前回お世話になった公証人さんに連絡を取ってみると先月退職されたそうで、後任さんに繋いでもらうとサクッと現在有効の公正遺言証書が公証人さんの手元に届いて電話越しで用件を伝えて、父死亡時の相続手続きにお世話になった業者さんに教えてもらいつつ、公証人さんとメールでやり取りして公正遺言証書の(案)が完成。
年始に母の法定相続人全員が揃ったので、フローチャートと公正遺言証書の(案)を見ながら変更することを伝えて全員の了解が取れたので、公証人さんと日程調整をして本日を迎えました。
今回の目的地は神戸・元町なので、一旦実家へ寄り道してからパーク&ライドで移動しました。
神戸市営地下鉄海岸線・旧居留地大丸前駅を下車して到着。(Top写真)
目的地は「神戸公証センター」
事前に日程を調整していたのでサクッと案内してもらい、事前説明の後は私は席を外して、遺言者(母)、公証人さん、手配してもらった証人さん(二人)との間で手続き。
正本と謄本の2冊を受け取ると共に公証センターでの原本の紙媒体保管以外に電子媒体保管するか否かを聞かれたので電子媒体保管もお願いしました。
公証センターが火災や地震などで「原本」に万一の事態になっても電子媒体から復活させることができるそうなので。
今回の手続きでフローチャートがシンプルになり、母が死亡した時の遺産相続は少しはラクになりそうです。
Posted at 2024/02/20 22:37:14 | |
トラックバック(0) |
最近の私 | 日記