東日本の高速道路では設置が進み始めた6台同時充電設備が岡山市の山陽道・吉備SA上下線にそれぞれ設置され、運用が始まったとのことでテスト充電に行きました。
今回は山陽道・吉備SA上下線での充電テストのみが目的なので、高速道路の利用を最小限で上下線の充電設備を試すには・・・
岡山ICから高速。下り線へ。
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吉備SA下り線で充電テスト。
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吉備スマートIC(下り)を下車。
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吉備スマートIC(上り)から高速へ。
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吉備SA上り線で充電テスト。
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岡山ICで高速を下車。と走るのが良さそう。
無料の道路だけで岡山市を目指します。
詳細は最後に表でご紹介するので、主に岡山県内の移動の様子をご紹介します。
備前市の「カローラ岡山・備前」で普通充電。
普通充電の合間に昼食。厳密には昼食している間に普通充電します。
伊部駅近くの「双葉食堂」へ。
冬の終わりなので、カキ豚玉を頂きました。
事前にネットのクチコミを見て期待していたのですが、
1月に食べた日生で食べたカキオコ の方が満足度が高かったです。
次回行く時は、牡蠣を抜きにしてメニューを選ぼうと思いました。
岡山市内に入り、岡山県庁へ。
訪れたタイミングでアウトランダーPHEVが充電終わり、私の順番に。
最大125A流れるはずが90Aしか流れませんでした。
岡山ICから山陽道に入り下り線へ。
吉備SA(下り)に到着。
既設ハセテック製CHAdeMO充電設備に隣接して6口CHAdeMO充電設備が増設されています。
充電前のアイ・ミーブXの状態。
SOC(電池残量)、電池温度とも125Aが受け付けOKな状況。
1台だけで充電を行いました。
前日の3/15に点検を行ったとのことで期待していましたが、電池残量(SOC)、電池温度とも車両側は125A受け付け可能な状態だったものの、50A(20kW相当)でしか充電出来ませんでした。
下記ニュースリリースから改善は有りませんでした。
首都高速・大黒パーキングエリア新型充電器と一部のEVとの間で生じている不具合について(2022.3.31更新)
https://www.e-mobipower.co.jp/2021/1727/
該当部分を転記
【充電時の出力が低い車両】
●i-MiEV、MINICAB-MiEV(三菱自動車工業)、Audi e-tron
充電器からの出力制御に車両が対応していないため、単一電源ユニット(20kW)による充電になります。
-転記ここまで-
車種によっては、既設のハセテック製充電設備で充電した方が高速で充電出来ます。
吉備スマートIC(下り)を下車して、吉備スマートIC(上り)から再度山陽道へ。
吉備SA(上り)に到着。(Top写真)
増設されたEV用CHAdeMO充電設備は、既設のハセテック製充電設備の奥を左折した所に新たにスペースを造成して設置されています。
上りでの充電前のアイ・ミーブXの状態。
SOC(電池残量)、電池温度とも125Aが受け付けOKな状況。
ZE1リーフが充電している所に私のアイ・ミーブXが2台目として充電を行いました。
上りも下りと同じく50A(20kW相当)でしか充電出来ませんでした。
上りは既設のハセテック製充電設備がブルーシートで封印されているので、充電だけが目的で「短く充電サクッと出発」したいならば、車種によっては山陽道なら「1つ手前の道口PA」か「1つ先の福石PA」で充電する形が良いと思います。
残念な気持ちで山陽道を下車して、再び岡山県庁に行ったものの、日産サクラが充電中、テスラモデルSが充電待ちだったので充電出来ず。
入場はしたものの、守衛さんから上記状況を教えてもらい、待機スペースすら埋まっている状態だったので、そのまま退場ゲートから駐車場を退出しました。
岡山県庁から少し距離は有るものの、24時間無料で充電出来る「岡山市中央卸売市場」へ。
(別日に撮影した写真です)
充電中の車がいて5分待って充電開始。
SOC(電池残量)少な目で充電を始めたので、終了直前まで設備最大の50Aで充電していました。
「ネッツトヨタ山陽・岡南店」で普通充電しながら夕食の検討。
「イオンモール岡山」で普通充電
(別日に撮影した写真です)夕食している間に普通充電します。
以前から気になってた二郎インスパイアの「ダントツラーメン」へ。
ラーメン並+野菜ちょいマシを頂きました。
食事を終えて戻るとSOC(電池残量)は98.5%まで溜まっていたので、「姫路三菱・加古川店」まで2時間ノンストップで走り、「姫路三菱・加古川店」と「兵庫三菱・北神三田」で2回充電して帰宅しました。
今回の移動履歴を下記にまとめます。参考にしてください。
以下、2023年3月25日追記。
eMPのニュースリリースにて、吉備SAに設置されているのと同じ「ニチコン製NQM-UCY04」は設置場所を問わず、三菱MiEV(アイ・ミーブ、ミニキャブMiEVバン、ミニキャブMiEVトラック)は、50A(20kW)でしか充電出来ないと告知されています。
一部の車種と急速充電器の組合せにより発生する不具合について【2023年3月更新】
https://www.e-mobipower.co.jp/2023/news-march-05/
告知だけでなく、下記の「充電台数と充電器最大出力(kW)の例」で50kW以上に該当する時は、eMP&ニチコン&三菱自動車工業で責任を持って最大125A(50kW)で充電出来るように対応するべきです。
参考アドレス
首都高大黒PAでEV6台が同時充電可能な新型急速充電器が運用開始
https://blog.evsmart.net/charging-infrastructure/quick-charger/e-mobility-power-opened-the-new-90kw-ev-quick-chargers-at-daikoku-pa/