充電設備の設置数を考えると日産、三菱、ファミマに続く第4勢力?の
イオン。
Chademo充電設備は、私の知る限り全て50kWで充電中も店内散策ができるので
同乗者がいても困らないなどメリットの多い充電スポットです。
ご存じの方も多いと思いますが、今年に入って関西でも
EV充電でWAON決済必須の波が押し寄せています。
そんな中、我が家から近いイオンモールに
普通充電に加えて定格出力50kWの急速充電設備が設置されました。
充電器に充電電力量表示はないものの電力量計が設置されているので
三菱充電サポートカードを使って三菱販売店で充電した 時と同じく
電力量料金の単価を計算してみました。
使用車両:HA4W・i-MiEV(X)
三菱自動車電動車両サポートサービスガイド (4ページ)にあるように
同じ50kW出力の充電設備でも車種によって充電電流値が違います。
特にアウトランダーPHEVは充電電流が上限50Aなので50kWでも20kWでも充電スピードは同じです。
また満充電に近づき電池残量が多くなると、充電電流が下がり充電スピードが遅くなります。
と言うことで充電前データ。
目盛り1コ、SOC:14.0%、平均電池温度:23.9℃、電力量計指示値:406.7kWh
WAONをかざして充電開始。
最大123AがSOC50%強まで続き、29分53秒で充電が止まりました。
充電後データは下記のようになりました。
目盛り14コ、SOC:84.0%、平均電池温度:32.9℃、電力量計指示値:420.0kWh
電力量料金の単価を計算してみます。
利用電力量:420.0kWh-406.7kWh=13.3kWh
急速充電器利用料:1回30分 300円(消費税8%込)
300円の買い物と同じ扱いになるそうで1ポイント貯まります。
ただ5%オフやポイント?倍などは対象外とのこと。
300円÷13.3kWh=「22.56円/kWh」(イオンでのi-MiEVでの電力単価)
WAON自体は月々の基本料金が発生しないのも利点です。
アウトランダーPHEVは充電電流がi-MiEVと比べて小さいので電力単価はi-MiEVより高くなります。
関西電力従量電灯A・15kWh超過120kWhまでの料金単価が「22.83円/kWh」なので
減った状態から充電するには決して高い単価ではないと言えそうです。
ただ料金体系が1回30分で途中で中断したとしても支払金額は変わりません。
イオンモールの担当者さんに既に要望もしていますが、30分300円はそのままで
1分10円や10分100円と言った刻んだ料金体系になればもっと利用しやすいと思います。
それ以上にイオンモールに関しては充電マナーが悪いユーザーが多いです。
充電スペースは一人のものではありません。譲り合って使うべきものです。
充電が終わる5分前にはクルマに戻り、
充電が終われば速やかに充電スペースから車を移動させて充電スペースを空けましょう!
私が見かけた印象だとマナーの悪い車種を順番に並べると・・・
プリウスPHV → アウトランダーPHEV → リーフ → 三菱MiEVシリーズ です。
このブログをご覧の電動車両を販売している販売会社の営業担当者さまへ。
クルマを販売するだけでなく、納車時や点検等での来訪時に
ユーザーに対してマナーの周知徹底を繰り返して行って頂きたいと思います。
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Posted at
2015/06/09 12:49:41