私が普段からチェックしているサイトの1つ、
兵庫三菱自動車販売グループ の
編集局・ブログ 内の編集局ニュースに
兵庫三菱WEB編集局インタビュー記事として
増岡浩氏のインタビュー記事がupされています。
『三菱の4WDが圧倒的に強い理由』パリダカ王者 増岡浩氏インタビュー
https://www.hyogo-mitsubishi.com/news/interview20160220173000.html
上記兵庫三菱WEB編集局インタビュー記事のうち、
あのブログ や
このブログ でも書いたようにSUVと電動車両で生きていくと
WBS で相川社長が発言されているので電動車両に関する部分を下記に転記します。
-転記ここから-
『世界を引っ張っていけるようなEVやPHEVを作っていきたい』
---三菱はSUVとPHEVに絞って勝負していくんでしょうか?
「地球は広くて、必要な地域に必要なクルマを届ける。それが一番大事だと考えています。
それが本当の意味でのハイブリッドなのかなと。
例えば、PHEVやEVなんかは、日本やアメリカ、ヨーロッパ、中国などでは普及が進んでいますし、
間違いなく必要なクルマだと思いますが、アフリカや新興国なんかではクリーンディーゼルのクルマが必要とされていたりします。」
「ただ、環境に優しいクルマというのは今の時代では特に重要です。
そして、クルマは走る楽しみを与えてくれるものでもありますので、そういった部分も大切にして、勝負していきます。」
---EVでは、テスラモーターズが台頭してきていますが?
「アメリカのベンチャーですね。EVを開発しているのはすごく良いことだと思います。
ただ、どこのメーカーもそうだと思いますが、EVは航続距離がすごく重要で、
電気自動車専用のバッテリーをどうするかという課題はあると思います。
航続距離が長くても耐久性がない電池だと、バッテリーが消耗するたびに走れる距離は
どんどん短くなっていきますし、パワーが出なくなってくる。
三菱はそこを解決できるバッテリー開発に力を入れていますし、
現時点では、PHEVが一番時代にマッチしているのかなと思います。
航続距離が長いので、充電切れで走れなくなるということもありません。」
---EVの開発状況はどうなんでしょうか?
「開発のメインはPHEVです。今のEV(電気自動車)でできること、
すなわちリチウムイオンバッテリーとモーターでできることは限界まで知り尽くしました。
ここから先は次世代バッテリーが必要になりますので、それを待っている状況です。
次世代バッテリーがくれば、もっと軽くて早いクルマができます。
一度の充電で400km走れるような、それでいて耐久性にも優れたバッテリーがくれば、一気に電気自動車の時代がくると思います。」
-転記ここまで-
『三菱の4WDが圧倒的に強い理由』と言うタイトルなんですが、i-MiEVオーナーの私にとっては衝撃の内容でした。
i-MiEVの個人販売(当初はリース販売のみだったので厳密には貸与)が2010年に始まって既に5年以上が経過している現在、私の周りのi-MiEV&ミニキャブMiEVオーナーの最大の関心事「MiEVシリーズの新モデルはいつ発売されるのか?」はこのインタビュー記事を読む限りでは期待薄な印象です。
この記事の引用元が三菱自動車の兵庫県での特約販売会社である兵庫三菱自動車販売グループであり、インタビューに答えているのが三菱車開発のキーパーソンでもある増岡浩氏であることを考えると・・・。
この記事に書かれている次世代バッテリーは、よこよこ個人的には↓の事ではないか?と想像しています。
従来比3倍のエネルギー密度をもつ次世代リチウム二次電池の放電に成功
http://www.gs-yuasa.com/jp/nr_pdf/20141117.pdf
上記GSユアサのニュースリリースによると次世代バッテリーのサンプル出荷は2020年。
市販車に搭載されて実際に発売されるのはもっと先になりそうな感じです。
仮に2021年に発売となると今後あと5年は新モデルが発売されない可能性があります。
MiEVシリーズの特に初期オーナーは三菱自動車に投資をしてくれた大変ありがたいユーザーです。
もし本当に新モデルを今後数年発売しないのであれば、現在実施されている
MiEVシリーズ駆動用バッテリーの保証並びに修理サポート
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/support/maintenance/service/warranty/miev.html
i-MiEV、MINICAB-MiEV 駆動用電池パックの保証期間延長について
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/support/recall/others/detail/17.html
の2つだけでなく、修理サポートに該当しない場合であっても(8年以上&10万km以上であっても)
ユーザーが駆動用バッテリーの交換を希望すれば、
部品代、修理工賃、電池測定・診断費用、代車費用の総額で
どんなに高くても消費税込み50万円以内で行うような特別な対応をすぐに打ち出して、
現有ユーザーを新モデルが出るまで引き留めておく必要があると思います。
このままだとせっかく三菱MiEVシリーズを購入したユーザーを以前のミニカトッポ、シャリオ、RVRのように新ジャンルのネタ振りは三菱で結局他メーカーに美味しい所を持っていかれてしまうと言う過去の悪しき前例の再来になってしまいます。
以前から何度も書いていますが、量産型電気自動車を世界初で市販化したメーカーとしての意地、
また草の根でEV並びに三菱自動車を応援しているユーザーを置き去りにしない誠意ある対応を
三菱自動車には大きな声で要望します!!
最後になりますが、三菱自動車販売会社グループ のリクナビの中にこんな一文があります。
「三菱自動車は今後もEVを核にして低炭素社会の早期実現に向けたチャレンジを行い続けます」
他社には数少ない電動車両がウリの三菱と言う自覚を改めて持って欲しいです。
引用元
https://job.rikunabi.com/2016/static/kdbc/41/r418600018/detaila/I001/index.html
ブログ一覧 |
電気自動車(EV)&PHEV関連 | 日記
Posted at
2016/02/25 01:55:04