
今回の話は、シャリオ&アイ・ミーブに乗る知人から「結婚式に参列して欲しい」と話が届いたところから始まります。
延期の度にコロナ禍の行動制限等と重なり、年単位での延期となり2023年に。
ようやく7月末に正式に開催することが決定し、7月末から8月初旬にかけて関西と関東を私のアイ・ミーブ(i-MiEV)Xで往復しました。
春には宿を早期予約し、
シャリオの車検 も7月早々に受験。
出発直前には、補機バッテリーの蒸留水とリヤラゲッジのカバー下にある冷却水のサブタンクでスーパーLLCが規定量入っているかの確認も行いました。
当初はチェックイン日の明日(7/27)早朝に出発しようと思っていたのですが、数日前に宿に確認すると「遠方からでも駐車場は先着順で予約は出来ない。チェックイン時に確保できればチェックアウトまで駐車スペースは確保できる」とのことでチェックイン時刻を聞くと「チェックイン時刻は14時」とのことで前日から出発することに。
そんな中、天気予報をチェックすると関東滞在中はかなりの頻度で猛暑日と呼びかけられ、高温に関する早期天候情報が発出されています。

今回の関東遠征は、ある意味アイ・ミーブの夏季での高温移動テストになりそう。
今日の仕事は午後の2時間休暇を使い早めに退社。
帰宅途中に今回のお土産購入。

例のごとく?支払いは以前頂いた商品券も活用しました。。。
帰宅して主に車の出発準備。
普段はGoogleマップで使用しているスマホを高速では「高速充電なび」を起動させて充電設備の利用状況をチェックしながら走ります。
MiEVモニタも現在のSOHに合わせて「km/kWh」の数値を少しでも正確に表示するように準備しました。
自宅を17:55にSOC:75.5%で出発!
中国・宝塚ICから高速に乗り、吹田JCTから名神へ。
高速道路は、後付けクルコンで80km/h設定を基本に走りました。
名神・名神・草津PA(上り・第1P)で1回目の充電。
直前にアウトランダーPHEVが充電を終えてました。
設備として90kWで充電出来る状態です。
充電器に表示された利用可能電力から充電器としては、私のアイ・ミーブに対しては125A放電できる状況なのですが、朝から職場往復移動とお土産購入中は普通充電も行ったので、いきなり電流制限が入りました。
駆動用電池冷却は能力最大で動いています。
急速充電=30分しないといけないとお考えの方もいらっしゃると思いますが、車種や電池残量にもよりますが、後半になると充電電流が低下します。
またアイ・ミーブ(特にLEJ電池車)の場合は、30分粘っても特に後半は電池残量が増えるペースが遅くなるので、次の充電予定スポットの鈴鹿SAまでの不足分を充電出来たので充電を中断しました。
8分充電。28.0→59.0%
新名神に乗り換え、新名神・鈴鹿SAへ。
充電開始直後は110Aで充電が始まりました。
駆動用電池冷却も能力最大で動いています。
電池温度が上昇し、約90Aまで充電電流が絞られました。
次の充電予定スポットの刈谷PAまでの不足分を充電出来たので充電を中断しました。
10分充電。23.5→61.0%
充電中の電流の推移。

途中で制限が入りガクッと電流が絞られているのが解ります。
20時を過ぎていたので鈴鹿SAで夕食を食べます。
クルマを一般用駐車スペースに移動します。
関西だと食べる機会が少ない「味噌カツ定食+ごはん大盛り(大盛り無料でした)」を頂きました。

お盆の中の配置は大阪の定食屋さんでした。
夕食後少しだけ散策。
SUZUKAを印象付ける1枚
伊勢湾岸・刈谷は、ハイウェイオアシスではなくPAにEV用急速充電設備が設置されています。
電池温度が46℃に達しているユニットが有るので、約90Aで充電開始。
駆動用電池冷却も能力最大で動いています。
充電が無事に始まったのでトイレ休憩&散策。
「高速の二郎系ハンバーグ!!」とPRしてるハンバーグ屋さんが有りました。

営業している時間ならば食べてみようと思いました。
次の充電予定スポットの浜名湖SAまでの不足分を充電出来たので充電を中断しました。
14分充電。20.5→62.5%
充電中の電流の推移。

途中で制限が入りガクッと電流が絞られているのが解ります。
直近2時間の平均電池温度の推移です。

一定の範囲内で収まっていることがお解り頂けると思います。
PA出口のガソリンスタンドの価格表示。

物価高騰対策の補助金の縮小が始まっていることも有ると思いますが、ハイオクで1L201円の表示。
シャリオでの運用頻度を考えてしまう価格です。
豊田JCTで東名or新東名のどちらを選ぶか?ですが、新東名に設置されている
ニチコン製6台同時に急速充電できる設備が2023年7月現在、三菱MiEV(アイ・ミーブ、ミニキャブMiEVバン&トラック)は全車で最大50Aまでしか放電しない ことを考慮して東名を選びました。
今回の高速道路移動では、刈谷PAから浜名湖SAまでが最も充電スポットの間隔が長い区間。
MiEVモニタの「km/% RR」などを見ながらペース配分を考えました。
無事に東名・浜名湖SAに到着。
電池温度が47℃に達しているユニットが有るので、約76Aで充電開始。
次の充電予定スポットの遠州豊田PAまでの不足分を充電出来たので充電を中断しました。
7分充電。16.0→34.0%
充電中の電流の推移。
駆動用電池冷却も能力最大で動いています。
今まで訪れた事の無かった東名・遠州豊田PAへ。

2台同時充電出来るABB製です。
これから充電設備利用台数が増えることを考えると2台同時急速充電はSAやPAでは必須だと思います。
電池温度が47℃に達しているユニットが有るので、約76Aで充電開始。
次の充電予定スポットの日本坂PAまでの不足分を充電出来たので充電を中断しようとカードをかざしたものの認証せず3分ほど格闘。仕方なく非常停止ボタンで強制終了させました。
17分充電。15.5→61.0%
充電中の電流の推移。
駆動用電池冷却も能力最大で動いています。
能力最大で冷却しているので除湿で発生した水で路面が濡れています。

非常停止ボタンで強制終了後に充電器を確認すると、異常表示は無く通常の画面表示だったのでコールセンターには連絡せずに遠州豊田PAを出発しました。
今まで訪れた事の無かった東名・日本坂PAへ。

2台同時充電出来るABB製です。
奥に写っているのは、乗用車用駐車スペースに対して垂直に駐車させている大型トラック。
最低限EV充電用駐車スペースは空いているものの、マナーが良いとはとても言えません。
この時点で日付は変わって7月27日午前1時前。
レーダー探知機に表示されている日の出時刻を見ると午前5時頃みたい。
午前2時頃には車を駐車させないと仮眠する時間を確保できなくなってしまいます。
仮眠中に普通充電出来る所を探してみると、静岡県富士市のスーパー銭湯で24時間充電設備を利用できそう。
起床後は、再度高速に乗らなくても東京都千代田区内の宿には14時頃に到着出来そうとメドが着いたので、東名・富士インターで下車するルートに変更しました。
電池温度が47℃に達しているユニットが有るので、約77Aで充電していました。

12分充電。24.0→54.0%
駆動用電池冷却も能力最大で動いています。
充電中の電流の推移。
日本坂PAでの充電が今回の高速移動での最後の充電となりました。
到着時刻を考慮して前日夜に移動したことで、アスファルトからの日光の照り返しが無く、最後まで充電器からは77A程度で充電出来た事は1つの収穫になりました。
直近4時間の電池平均温度の推移です。

一定の範囲内で収まっていることがお解り頂けると思います。
東名・富士インターで下車。

軽自動車・ETC深夜割引適用価格です。
スーパー銭湯 湯らぎの里に到着。

スモールランプを点灯させてこんな感じです。
周囲が暗いのは仮眠する私としては好条件です。
到着時のSOC(電池残量):14.5%
出発前日に交換したナンバー灯(左側)

左右で色味が若干違ってますね。
普通充電を始めて約11分での電池状態。

車内温度が23℃台なので、冷房なしで仮眠することが出来ました。
明け方まで普通充電&仮眠を行いました。
この日の移動記録を下記にまとめました。
7月26日24時までの移動ルートはTop写真をご覧ください。
※あくまで私の実績をまとめたもので全ての場合で同じ結果になるとは限りません。
1つの実例として参考にしてください。
また充電設備や駐車料金などの内容は、訪問日の状況を記載しています。
日数が経過して充電設備の内容や各種料金など変わっているかもしれません。
事前にご確認のうえご利用ください。