
阪神大震災から一般的になった災害ボランティア活動。
私は兵庫県民なんですが、
これまでボランティアの経験がありませんでした。
昨年発生した東日本大震災では「絆」と言う言葉を
良く聞きましたが、同じ関西でMMFの打ち上げ等で
複数回宿泊している城陽にも近いエリアだったので
私なりに少しでも役立つことが出来ればと思い、
平成24年宇治市大雨災害の災害ボランティアに
参加してきました。
ボランティアを経験されたことのある人から「ボランティア保険」の加入を薦められたので
昨日の18日に地元の社会福祉協議会に電話をして「ボランティア保険」に関することや
持って行った方が良いものなどを教えてもらいました。
午後に必要なものを買いに行こうと思ったものの、甲子園で行われている高校野球が
2時間以上中断し、大阪では落雷で死者が出るほどの雷雨が我が家周辺にも降ったので、
夕方になるまで待ってから
必要なものを買いに行きました。
今回購入したもの
・0.4mm厚のステンレス鋼板が入った中敷き
(謝って釘を踏んづけても足の裏にケガがないように)
・耐油性のゴム手袋
(普通の軍手や台所用の薄いゴム手袋だと釘などは突き破る事があるそうです)
・ぞうきん
・十能代わりにチリトリ
手持ちを持参したもの
・ゴム長靴
・マスク
・着替え
・水筒(スポーツドリンクを入れて持参しました)
・ペットボトルホルダー(ベルト等に引っかけられるタイプ)
今回参加して持参した方が良いと思ったもの
・デイバック
(マイカーで参加して少しでも荷物を減らそうとカバン類なしで行ったら
書類などを渡され入れる場所に困り、1度クルマに置きに行ったので)
・クリアファイル(証明書など持ち帰らないといけない書類をキレイに持って帰るため)
宇治市社会福祉協議会に問い合わせたところ自家用車で来ても良いとのことだったので
当日はシャリオで宇治へ。宇治市総合福祉会館の2階建ての駐車場に行くと
ボランティアの方は2Fへ駐車するように指示されていたので2Fへ駐車して受付へ。
受付票に必要事項を記入して次のテーブルへ。
ガムテープに名前を書いて名札を作って袖にペタッ(写真)
受付票提出時に「ボランティア保険」に加入したい旨を伝えると
その場で入れるとのことで手続きを行いました。
自己負担と思っていた保険料は今回は宇治市側の負担するとのことで無料でした。
受付終了後は、飲み物と熱中症対策飴を受け取ったあと
ボランティア参加者の列から離れて宇治市総合福祉会館内のボランティア事務局へ。
ボランティアに参加したか証明書を貰ってくるように職場から指示を受けたので。
証明書発行の依頼をお願いして再びボランティア参加者の列へ。
ボランティアセンター所有のスコップ等を貸してもらい貸切マイクロバスへ乗車。
京滋バイパスから近い車田地区へ。
お盆休み最終日でボランティアに参加した人数が多く、
とりあえずな感じで現地入りしたようで
コーディネーターと呼んでた方が住民さんに声を掛けつつ要望探し。
1軒のお宅から「裏庭に今回の水害で堆積した土を除去して欲しい」とのことで
私を含む5名が参加。私より年上のご夫妻が住んでいるお宅で全く手つかずとのことでした。
今回の水害で堆積した土だけを除去しないといけないのでスコップを横に薄くすくう感じで作業。
土嚢袋の半分くらい入った状態で止めないと重くて持ち上がりません。
そこそこの広さを5名で作業したので1時間掛からないで作業終了。
次の要望探しの間に休憩していると新聞記者さんが取材にやってきて
コーディネーターさんが取材の対応もされてました。
この日は午後から雷雨の予報だったので元々から午前中のみ活動とのことでこのまま終了?
でももう少しお手伝い出来ないかな?と思っていたところ人数追加要請があり応援に。
自営業をされていると思われるお宅の庭にあったブツで
処分するものの袋詰め作業を行い作業終了。
バスを降りた所がこの辺りの前線基地となっていて借りた道具を返して
朝ご一緒した方が全員戻ってきていることを確認してから再度バスに乗り、
ボランティアセンターの宇治市総合福祉会館へ戻り、手洗い、飲み物と熱中症対策飴を頂き解散。
解散後、ボランティア事務局にて「ボランティア活動参加証明書」を受け取り
ボランティアセンターを後にしました。
この日のブログはこれで終わりではありません。
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P.S
これまでにボランティアを経験された人にとっては
当たり前のことかもしれないことも含めてブログに書きました。
これからボランティアに参加する方にとって少しでもお役に立てば幸いです。
また、全ての災害ボランティアが上記と同じ体制かどうかも解りません。
一つの例としてお考え下さい。
私の個人的な印象では、宇治市の中枢部分である市役所やボランティアの拠点である宇治市総合福祉会館が被災していないことや都市部に近いこともあり必要物資は結構揃っていた印象です。
ちなみに8/19は個人参加212名、団体や企業から292名、計504名(延べ数)が参加したそうです。