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既に報道などでご存知の方も多いと思いますが、本日トヨタがバッテリーＥＶ(BEV、電気自動車)に関して説明会が行われました。

Youtubeで全てが公開されています。


報道と重なる部分も多いですが、気になった部分を列記します。

前半のプレゼン部分から・・・
2030年までに・・・
グローバルで30車種販売するそうです。


グローバルで年間350万台を販売するそうです。


とちらもあくまで「グローバル」での数字なので、日本で実際に販売される車種が何車種かや目標台数がナンボなのか？が不明なので何とも言いにくいですね。

紹介されていた車種の中で一番関心を持った車種は・・・
最前列中央の赤いコンパクトSUVタイプEV

ナンバーには「スモールクロスオーバー」とあります。
日本や欧州を意識したと話されてたので、発売されそうですし。

この車種に関しては、電費も公表されてました。

電費125Wh/km を馴染みのあるkm/kWhに変換すると・・・8km/kWh
車両重量が解らないと評価はしにくいです。
ＳＵＶタイプとなると暖房性能も気になりますし。

レクサスに関しては・・・
2030年までに全てのカテゴリーでバッテリーＥＶフルラインナップ


2030年までに欧州・北米・中国でバッテリーＥＶ１００％、グローバルで100万台



2035年までにグローバルでバッテリーＥＶ１００％


トヨタのハイブランドなので、車両価格が多少高くなってもＥＶ化出来るでしょうし。
海外ハイブランド勢が続々と具体的な数字を公表していることも影響してそうですね。

続いて質疑応答部分から・・・
トヨタの電動化投資2030年までの９年間の投資額
BEV関連　４兆円（４兆円のうち電池投資２兆円）
HEV,PHEV,FCEV　４兆円　　合計８兆円

日産を上回る投資額です。
トヨタの本気度を感じます。

2030年に「350万台相当＝280GWh(ギガワットアワー)」の電池を確保

既存ユーザーが前々から思っていたことも質問されました。
全国の販売店に急速充電設備を全て設置する予定は？

動画中の1時間21分頃から引用。
・2025年を目掛けて全国の販売店に急速充電設備を設置したい。
・使い勝手の良い使用環境になれば。
・ここも手を抜かずにやっていきたい。
・使う全てのお客様共有のインフラを設置したい。とトヨタが公式に発言したのは一定の成果だと思います。
bZ4XのDC充電最大出力が最大150kWと言うのなら、150kW出力のCHAdeMO充電設備を24時間使える形で全国の販売店に設置しないと「何だかんだで手を抜いた」と感じてしまいそうです。

発表会中の動画の一幕。

豊田章男さんが楽しそうに運転しています。
ＥＶに後ろ向きだったのは、豊田章男さんが「ＥＶ＝ゴルフカート程度」でしか考えていなかったからでは？
私は2007年にｉＭｉＥＶ(←市販前の車両だったので当時の表記です)を運転する機会があり、「これは面白い！」と可能性を感じましたよ。


以下、参考アドレスを残しておきます。

トヨタ、全販売店に充電設備 豊田章男社長「共有インフラつくる」
朝日新聞社 2021/12/15 07:00
https://www.asahi.com/articles/ASPDG7GRDPDGULFA030.html?iref=pc_ss_date_article

多くのマスコミで取り上げていますが、私が見た中では、下記ＢＳテレ東　日経ニュース プラス９が最も長く伝えていました。
番組冒頭から約23分間、１時間番組の約１／３の時間を使って伝えています。

ＢＳテレ東　日経ニュース プラス9
12月14日(火)放送分 12月21日(火) 20:53 終了予定
トヨタ EVを年350万台世界販売 レクサス全てEVに
https://tver.jp/corner/f0092232