
きのう。
いつもの夜のお散歩
足元あやしげに歩きつつ・・・・
ふと見ると、ついかのセミっこの幼虫らしき白っぽいソレっぽい大きさの物体がモゴモゴ一生懸命に道路の端を歩いてた。
「おぉ」。
まさか夜中にクルマも自転車も歩行者も、、、、、もともとそんな交通量すらない道なのではあるものの
「ひかれんなよー」
心の中でつぶやきつつ、しかし手を出すにはあまりにも儚く繊細な命だと思ってそーーっとエールを送りつつ
「出会えたことに感謝凸」
無事にどこか安心できる場所に「よいしょ」とつかまって朝日とともに産まれてきてほしいと願いながら、寝る。
なんとなく眠れないまま朝もはよから起きたら、、、、、外で元気なセミの声☆彡
「よっしゃあ、初鳴きーーっ」
布団の中でちびちょくガッツポーズの瞬間。
それでも気温の高さ故なのか日中はミンミンと元気な声はほぼなくて。
今夜もいろんな意味で撃沈・撃疲の中、ちょっとでもと夜の散歩に出ると生まれたてのセミちゃんがすっごい生命力と喜び、希望いっぱいにしがみついてるのを見かけて泣きそうになった。
どんな命でも生まれる瞬間ってすごいよなぁ。。。。。。。
好き嫌いあるかもしれんから載せんけど生まれたての透明な羽が嬉しそうにのびて月明かりに輝いてたり透き通っていたり、、、、、見るだけでも尊い。
そんなセミっこの誕生にめっちゃ感動をもらいつつ歩く夜、月はぼんやり半分の上弦の月になっていた。
「はんぶんだよ」
きっと月からセミっこにもものすごいパワーもらえてると思う。
夜はじーーっと月のパワーもらって休んで。
明日からまたミンミンとかジージーとかシャワシャワ賑やかになるんだわ^^;
「セミはうるさくて暑くてたまらん💢 うるさいからキライじゃ💢」
という人もいるけど、セミっこがいるから「ザ・夏」って感じられるしセミだってすっごい地味に努力と辛抱の末にやっと地上に出て太陽の下で元気いっぱいに泣いて「生きてるんだぜぇ☆彡」って謳歌してるんだよ。
「セミうぜぇ💢」って言う人のその言葉をセミも「お前こそウゼぇ💢」って思ってるかもしれん。
そりゃ確かに大音量で癒やしのリズムでも音波でも波長でもないけど。
こんだけ頑張って産まれてきてやっと喜びいっぱいに鳴いてくれてるんだもん、歓迎だよ。
上弦の月に、初鳴き。
鶯みたいに最初はまだ上手に元気に鳴けないのかもしれん。
半分ずつでも、、、、ちょっとずつ、セミらしく元気に夏を感じさせておくれ。
ということで「セミうるさくてうぜぇ」などと言わず「お、夏らしくて元気もらえるよ。 オツカレさん」
と愛でてやってくだせぇ。
今もきっと月の下で明日への期待と喜びいっぱいに、、、、いてくれてるよ。
Posted at 2025/07/03 23:53:03 | |
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