今夜の月。
満月まであと・・・
・・・4日か。
まさか8月2度目の満月は
どうだろう・どうかしら? 状態の図。
「ってことは9月も近いね」。
買い物にいくと賞味期限が9月のものもあって「おぉ」と季節の流れる速さを感じる。
60年くらい前は夏休みの宿題に追われて 「がむしゃら」 一途であった。
そんな夏、何度か外をぽっこりぽっぽこ歩いてると
「ごろーーん」
と仰向けにころがったカナブンを見かけ。。。。。
と同時に周囲を見渡し、落ち葉があればソレを。 なければ杖っこをそーーっと差し出してみる。
「おぉ」
救いの手のように思うのか、かなぶんは素直にそれをがっつり掴むのだよ。
「よっしゃよっしゃ」
落とさないよう・落ちないよう・・・・・そーーーっと事前に見ていた近くの木や茂みに乗せる
「ふぁいとやで」。
名前とか住所は言わずに黙って去るのだ。 ←当たり前
そうだ、今日も出先でごろーーんところがって手足をバタバタしてるのん。
横の葉っぱを拾って差し出すと「はっ!(真剣白刃取り風)」っと勢いよく掴んでくれたの、、、、先のしげみまで送り続けて。
「そういえば虫っこ、いつも転がってるとき何か出すと「よいしょ」とつかむけど」。
たとえば杖っこの先にしがみついて「あぁ助かった」と思った瞬間に杖っこ振り落とされたり滑り落とされたりいやがらせされたらどうするんだろ?
葉っぱを差し出されて「よっしゃー」と掴んだのはいいけど焚き火に落とされたら?
ただ、ごろーんところがって手足をバタバタしてるとき、「じー」っとニヤニヤ見つめられるだけだったら?
いきなり水をかけられたら?
虫っこ、そういうの考えずに 転がった、手足をバタバタ。。。。何かをつかんで安心したい。 出てきたものはなんでもつかむ。
そうなんだろうか。
「むっ 悪そうなおじさんだから何かされそう凹」
転がっててもおじさんがウヘヘと箸でも出してもむーっと黙って掴まずに見送るのだろうか。
若くてかわいいおねーちゃんが口紅の先っちょでも出したら嬉々としてつかむんだろうか。
それよりなによりそんなこと考えてる余裕はなさそうだし^^;
なにより無心に、ただ純粋に、出された手を掴む。
その姿になんとなく胸を打たれたのだよ。
かなぶんだけじゃない、いつかセミっこもそうやって助けようとした。
それからそこを通るたびに
「生きろよ」
そう心のなかで呟いてる。
困ったり「いざ」「窮す」な時、手を差し伸べられても躊躇したり時には計算したり打算があったりするのって人間だけなんだろうな。
いつか自分がどうしようもなくころんだ時、立ち上がれない状況で誰かが手を差し伸べてくれたら自分はどうするだろうか。
助けてもらったあと、「お礼なんて」と言う人と「お礼を期待してる人」もいるけれど見極められるだろうか。
もちろん自分が虫っこだのセミっこを助けるのは無意識に動くだけだし期待なんかしないしまさかできない^^;
それでもいつだったか後でいいこと、ちょびっとあった。
しかし今日はいいこと。。。。。。よりもスカばかりのダメダメな日でもあった凹
とはいえ1つでも気になっていたことが済んだこと、なにより今夜も月が見えたことで今日の虫っこにも「ありがとう」。 「安心の夜を」。
月も虫っこもいつも常に無心で限りなく純粋であるな。
欲深くて腹黒い女にはその純粋さはココロに痛いんだよ、ふふっ(涙)
Posted at 2023/08/28 22:19:26 | |
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