昨日の月。
曇りが多かったから
久しぶりにキリッと見えた。
そんな昨夜は別のちょっと大切な用事で
夜にドライブに。
ドライブっちゅうと楽しい走りのようだが用事で走るのはなんていうんだろ^^;
まぁそんな夜に走り出して山の上はちょっと涼しかったもんで窓っこ全開にして走ってたら
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。山の下におりたとたんに空気が一転、温室よりもジメジメと暑いであろう空気にさすがに窓をしめてエアコンにせざるを得なかった。 悔しい。
かろうじて用事を済ませた帰り道。
ふと前を見・・・・・っちゅうかバックミラーの影になにやら「かまやん?」と思うくらいの色の虫っこが頑張って乗っていた。
無賃乗車するなよ、降りろよな、とむげに払い除け・・・・
、られるわけもなくヘタに手を出してもっと取り出せない場所にぷい~んっと飛んだり移動されては大変だわ、と静かに走りつつ動向を見守っていた。
交差点で停まった時に「今なら何かにクルンとして・・・・・」と包むものかカップでもあればと思ったもののすぐになかったし交差点で街の真ん中に「ほいよ」と置き去りにするのもなんだかなぁ。。。。と。
とりあえず山の上あたり、木や緑のあるとこまで、、、、、と走ることにした。
かまやん・・・・・といってもカマキリのことだとわかる人はおるまい^^;
カマキリ色だけどカマキリでもなくバッタでもなくにょろんと手足の長い・・・・
そして帰り道、いつも山の上に向かう坂の途中で停まる。
停まったついでに横に木もあるし今なら・・・・・と、そういえば下にてぬぐいのようなミニタオルがあったのでそれ・・・・
よいしょ、とちょっとだけ強引にぴよよーんと落ちたり別の奥深くに入らないよう気をつけながら軽くつかんで虫っこクルンと包んだ。。。。。。。。はず。
シートベルト外して外におりて木の下に、、、、とも思ったものの何故かその時はクルマからおりるのが億劫に感じてかなり迷ったり悩んだ末にクルマの窓からなるべく道の真ん中にならないようにとは気をつけながら外に出してミニタオルをひらいてヒラヒラと振った。
そのまま飛んでいったのか下に落ちたのかはわからない、とても小さい虫っこだったし街灯で道が光っていて見えなくなっていた。
少し窓際に張り付くようにして真下を眺めつつごめんね、と心の中・頭の中でいっぱいに謝りつつ帰ってきた。
なんでシートベルトはずしてから虫をくるんで外の安全なところにうつすことができなかったのかと自分を責めた。
もしこれがカナブンだったら、、、、ほんまにカマキリだったら丁寧に対応してたかもしれない。
人間だったらなおのこと。 近所の子供をたまたま拾って乗せて帰る時に家の近くま来たからって無理やり蹴り出すことはしないだろう。
野良猫が窓から飛び込んできたからって走りながら窓からポイしない。
もっと丁寧に扱ってあげられたらよかった。。。。。めちゃめちゃ責めた。
虫っこを毛嫌いする人にはまさかクルマに正体不明の虫っこが乗ってたら絶叫ものかもしれないけど自分はとりあえず1つだけをのぞけば大丈夫 (と思う)
なるべく会わないよう、見えないよう、感じないよう、そもそもいることのないようにとはげるほど神経質に注意してるもん、今年はまだ家では固まってない。
(見たら凍りついて固まるのだ)
そしてそれはほとんどの人は見かけた瞬間に叫んだりしつつスプレーだの新聞紙だので(それが成功すれば)あっけなく命を落として捨てられる。
そんな夏の虫、黒いやつ。。。。。(鬼怖)
「いのちは平等に」
なんて教えられていてもかなりの人は偏見や差別があると思う。
そしてその夏の黒いヤツとか庭に出る足のたくさんの虫とか人の血を吸うのんとか。。。。
「命は考えなくてよし」
と言わんばかりに「一撃です」なクスリやスプレーなどが当たり前のように売られていてみんなが当然のようにそれを書い、使って安心している。
いつか人間もどこかの何かにスプレー一撃でパタンといなくなるかもしれない。
月は窓から「元気でな、ふぁいとー」と放り出された虫も優しく照らしていたと思う。
月明かりの下、どうか昨日の虫っこがすぐ横の木にうつって安心してくつろいでくれていますように。。。
「いのちは平等、大切にしましょう」
なんて教えられて育ったけど「例外もあるからね」とも。
それは授業以外の一般の生活の中でいろいろ経験しながら教えられて身勝手なまでに会得するもんなんだろう。
どんな命は大切でどんな命は大切にしなくてもいいのか、それは教えられたことはなかったなぁと思った。
けれどしかし「自分が一番かわいくて大切な命だ」ともしかしたらみんなが思っているならちょっとそれも怖い^^;
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今日の小包 | 日記
Posted at
2020/08/10 23:05:18