きおくとおもいで

百万弗の夜景

午後は50ｾﾝﾄくらい^^;

百万弗より､､､､､､､




百万弗より、


















「待ってたよ」。






「お月さま、みえたよ」。


今夜はぼろぼろと涙を落としながら。

そして「月がみえるよ」とつぶやきながら写真を撮っていた。

いらない記憶ほど辛くて苦しいものはない。

思い出なんて哀しいだけだ。









覚えていられるから記憶で、心のなかに持ち続けてしまうから思い出なんだ。

そんなもの、いらないよ。　　　　でもあったらいい時もあるよ。


楽しい思い出しかほしくないよ。　　　でも辛いときもあるから「楽しい」ってわかるんだよ。

　　

これから何時までも「月が観えるよ」。　　そう言い続けながら月を見上げるのかと思うと､､､､､､やっぱり、さみしい。

何度も何度も空にも月にも「ありがとう」。


いい思い出があるから、辛いんだよ。　　辛いことばっかりしかなかったら忘れちゃってるよ。

ひゃくまんどるの夜景よりほっっそい爪の先みたいな三日月のほうが好き。

楽しくていい思い出や記憶より、そんな瞬間を感じられる時だけでいい。


「今日はすごくいい一日だった」

そんな思いで寝られる毎日ならどんなに幸せなんだろう。



「今日は想定内だったけど予想外に美しすぎる三日月に出会えた」

一回限り、一日限定の記憶と思い出を胸に寝られる今夜はもしかしたら何よりありがたいのかもしれない。


記憶とか体験とか思い出なんて自分が「いいやつ」「あかんやつ」って振り分け・決められるものなのかもしれん。


みんなに今日の三日月は見えただろうか。　　誰か泣いてるヤツはいなかっただろうか。