
誕生日だった。
以前にチラッと
「かたちだけの心無いメールが」
と書いたらメールもこなかったw
けれどここで同じ誕生日の人からメッセージ、嬉しかった♡
「誕生日」
のブログを書こうと思ってたけど私が産まれたのはお昼前、たぶん11時過ぎくらいだった「ような気がする」ので生まれる時までは誕生日じゃないよなと意地っ張りすぎ^^;
そんな今日は起きてから
「まだお腹の中だな」
自分がウンウンウン年前の今日、いつどこで、と。。。。。
生まれる前の意識も記憶もなければ産まれた瞬間の光も音も「こんにちは」もなにも記憶にも頭にも心にも、どこにもない。
お昼過ぎには
「もしかしてミルクでも飲んでたのかな」。
しかし母乳の味もしくは粉ミルクの味すら覚えてない。
しかも抱っこそれていたとしてもその手のぬくもりすら。
気づけばごろーんと大きくなっていて電車に乗って移動していたような気がするのが一番古い記憶なのかもしれない。。。。。
そんな今日はお参りに。
がまんして産んでくれて
がまんして育ててくれて
忍耐強く心房に辛抱して育ててくれて
「ありがとう」
とは言えなかった。 と思いながら歩いていて泣きそうになった。
お参りしているといつか挨拶したおにーちゃんがいた。
「こんにちは♡」 とにこにこと声をかけると 「よく会いますね」と。
いや、にーちゃんと会うのは多分今日で二回目だと思うぞ^^;
そのにーちゃん、私より長い時間ずーーっとお堂の前に立って立ち続けている。
私のようにぶつぶつ祈り事や感謝、願う言葉を発することなく立っているのだ。
本堂の前でも不動明王の前でも千手観音堂の前でも
「もしかしてあい・・・・あいふぉん。。。。iPadかなんかでアルバム一枚分くらい音楽でも聴いてんじゃ」
というくらい^^;
今日、声をかけてみた。 山の下に住んでいるらしい。
そして話をしながら前回、たぶん最初にコンニチハした時からめちゃめちゃ
「☆彡」
と思って・感じていたおにーちゃんのあるものについて聞いてみた。
それから少し、少しだけおにーちゃんの話を聞いた。 何をそんなに祈り続ける立ち続けるのか、と聞くと
「つらいこととか困ったこといろいろあるじゃないですか、ぼくよりしんどい人や困ってる人もたくさんいると思うんですけどね」
というとおにーちゃん、何かものすごく困ることでもあって神頼みでそんなにも長いこと神様仏様と対話しているのだろうか( ・ั﹏・ั)
そして自分の用事をずっと祈り願いつつ、、、、しかしおにーちゃんにチラチラっと目をとられ
すっかり日暮れて薄暗くなりそうな頃、おにーちゃんやっと帰りそ・・・・・
顔をあわせて「ほんじゃ、また」 にこっと会釈。。。。。
「また」があるかどうかわからんよ?
「あの!」
と声をかけた。 悩みに悩み、迷いに迷い、すったもんだ為五郎、どっこいしょ石之助であるw
立ち上がりおにーちゃんに
「アタシ、きょう誕生日なんですっ」
と声をかけた。 にーちゃんオドロキやったろうな^^;
で、
「もしよかったらそれ、1つください いやいただけませんか」
とめちゃめちゃ厚かましくにーちゃんの「それ」をくださいと言ってしまった。
前述のように最初にコンニチハしたときからそれが目に入って初対面にも関わらず
「それ、もらえませんか」
と言う、言ってしまうところをその時は忍耐で「ニンニン」と乗り切っていたのである。。。。
一目惚れ、ではない。 「☆彡」と自分の中で「それ」がすばらしいもののように感じられたのだ。
もし、もしまた会うことがあったら、、、、、とも思っていたところに今日はバッタリ会ってしまったのが運の尽き @にーちゃんのw
「こ、これっすか」
にーちゃんはいくつかある「それ」をもぞもぞしながら1つ、
「じゃあ、これを」
と私にくださった凸 なんとありがたい、「やった♪ ありがとうございますっ☆彡」とと小躍り天女舞♡
少し「それ」について説明していただき本当にありがとうありがとうと礼を述べて本堂にも「もらったんです凸 ありがとうございます」とにこにこのにこにこで。
「おめでとうございます」とにーちゃんも言ってくれて申し訳ないような凹
にーちゃんが階段を降りるのを見送って用事の続きしてたらまた戻ってきて
先の説明の補足までおまけにちょっとだけ^^;
「ありがとうございますっ」
とにこにこで見送って自分の用事を済ます、、、、、
その手は寒くなってきて飛び出てきた、手袋もしてなくて寒さで腫れてきた手にも気持ちにもぬくもりを与えてくれた。
物理的には手は堪忍してぇ、、、というくらい冷え切っていても、なぜか本当に暖かく感じられた。
「うれしい」
という気持ちいっぱいで帰ってきて手を暖めるとちょっとだけ手も安心した。
ひえひえで寒くてもにーちゃんから優しさとぬくもりをいただけた。
神様からも。 きっとそれはいつも。
ほぼ初対面のにーちゃんの「それクレクレ」というのは初めてかもしれない^^;
それくらい自分の中で何かあったのか、感じたのか。。。。。古代恐竜のように鬼猛烈なにぶちんではあるけれど目ざとさだけは人一倍なのである^^;
今もぬくもりがある。
久しぶりにこんな気持をいただけたことに感謝。
「それ」が何なのか、は、またいずれそのうちw
にーちゃんにビビッときた(古) けどにーちゃんと付き合うわけじゃーない。
たぶん私よりかなり若いし可愛い奥さんとか元気な子供でもいそーな感じだしw
「きょう、お寺さんで足の悪いへんてこなおばさんにいきなり声かけられてさぁ
^^;」
なんて夕餉の会話になってそう^^;
そんなにーちゃんにも暖かな夜を、ぬくもりを。
以前にも書いたけど「ぬくもり」って本当に優しくていい言葉だと思う。
真夏でも「ぬくもり」。 真冬ならなおさらに。
安心できる、優しさのある言葉で自分も祈り願う時によく使わせてもらう。
母親、家族のぬくもりがないままずいぶん老いてしまったけれど。。。。。
今日はぬくもりを戴くことができた。 もし機会があれば自分も誰かにぬくもりを与えられる人になりたい。
毎日がみんなの誰かの誕生日。
これから寒さもひとしお増す日はなおさら。
ぬくもりや喜び、笑顔のあふれる毎日になりますように。