
いきなり10度くらい
気温が低下。
着ているとちょうどいいくらいでも
ずぼらな女はTシャツ一枚(^^;
「もう止んだかな」
それでも時折ざーっと降るような雨模様の一日、出かけてた。
1用事を早めに済ませられて次に向かう・・・・・信号が長いので裏道ショートカットの抜け道を見つけたのでいつもそちらに回る。
ビルと住宅の細い道。。。。。
ハンドルきってがぶっと曲がった先で向こうからゆっくり自転車がきていた。
もれなく徐行しつつなにげに見ると「おばあちゃん」くらいの高齢の女性がとても優しい手つきで1つ、新聞を取り出しそーっと丁寧にポストに入れていた。
「おば・・・・・おばぁちゃん、そのお年で新聞配達しよるんね?!」
すれ違いながら何度も振り返ってしまった。
新聞をいれると次へ、とまた自転車に乗ってゆっくりと進んでいってた。。。。
たぶん生活費の為でもなく、健康の為でもなく、、、、、、なぜそのお年で大変な新聞配達という仕事をしているのか聞きたくなった。
それくらいゆとりある優しい、そしてとてもいい顔をしていてなおかつ美人であった。 人の主観はそれぞれなのでナンだけど私にはとても美しく愛らしい顔に見えたのだ。
惚れてしまうではないか。
もしかしたらその時だけ、誰かのかわりにちょっとだけ回ってたのかもしれない。
ほんの数時間1時間だけでもミニミニ短時間・短距離のパートでくるっと配達する仕事なのかもしれない。
それでも自転車で新聞配達。。。。。ほんまにおばあちゃん、くらいの年だと思う
どこの新聞なんやろ、確認してみたくなったけど深入りするまいよ(^^;
その年齢でも自転車に乗って仕事ができること、仕事をしようと思うことも素晴らしいと思ったし 「それなら自分も」 とも思っても障害よりもっと別の理由でまともに働くことができずかなり恥である。
配達された新聞がどうか大切にしっかり読まれていますように。
どんな人がどんな気持ちや状態で毎日の新聞をポストに入れてるのか考えたこともなかったのかもしれない。
おばぁちゃん、ほんとうに優しそうに楽しそうにそしてなんだか幸せそうにゆっくりゆっくり・・・・自転車で、そしてとても丁寧に1つ、夕刊をポストに入れてた。
残る雨にあうことなく家に帰ったら今日は涼しいくらい冷えているのでしっかり暖かくしてのんびり休んでいてほしい。
もしまた会えたら声をかけてみたいとも思った。
本当に心の美しい人がやるようなことに感じたし1つ1つがとても美しく見えたのだ。
山の上のうちにはとても配達に来てもらえないと思うけど(^^;
負担のないようみんなから愛されてのんびり、無事に楽しく仕事を続けてもらえたらなと願わずにはいられんかった。
見送った後、なんども「ありがとう」と心の中で思っていた。
ほんとに美しい人ってこんな人のことなんじゃなかろうか、そうも思う。
写真もとることも憚られたので美しく強い光いっぱいの花を。
Posted at 2022/06/06 23:07:52 | |
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