とても哀しいことがあった。
今朝。
もう、それは心の中が真っ白になって人生を棒に振ったような
人生という球を場外ホームランでかっ飛ばしてしまったような、そんな衝撃があった。
それが今朝。
そして先日にも、それほど大げさではなかったかもしれないが自身としてそこそこ痛手というのか哀しみ、寂しさそして心配や不安や・・・・・
ちょうど入院していたときのこと。
週末ということや他の用事もあり、外泊許可をもらって病院を飛び出して家に戻り、そしたら行先はいつもお参りにw
バテてる身体にムチうって参道をあがって。。。。。。
「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。うっそ。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」
ぽかーーん。 漫画のような一コマになっていたと思う。
っていや、これを見る直前にお茶屋さんのスタッフに「こんにちはー」って挨拶したばっかりじゃん。
んで、上がってきたらこれ???
「いったいなにがどうして。。。。。。」
そういえば先月くらいから「次の週末、休みます」という張り紙が続いてた。
まずはそれでもお参りを済ませ納経所のおじさんに声をかけると
「やっぱりねぇ。。。。イベントとか花見とかの時はそこそこお客さんもいるけど普段はガラガラだったもんねえ」
とのこと。 私が利用させてもらったり通る時にはぽつりぽつりでもお客さんはいたと思っていたしちょっとはマイナスでもそれほど苦しい経営でもなかろう。。。。と安易な考えであったと思う。
まだその時は向かいの枝垂れ桜も元気に咲いてガラスに映るさくらがキレイだった。。。。。
窓の奥に見える新緑も、秋には見事な紅葉も。。。。。。。。
お天気の良い日に、また新緑がガラスに映り込むのを見るのも好きだった。。。。
もちろん
美味しいコーヒーと、手作りのクッキーも。
時には奮発してケーキセットだったり。。。。。チーズケーキ、好きだったなぁ。
経営者の園長先生と誕生日が同じだったこともあり、なにかご縁があるよな気がしてた。
退院してから通るたんびにがらーんとした空間だけが見えてしまうことは自分にとってのちょっとした楽しみや時には贅沢(?)、ほんのちょっとでもゆっくりとしていられる大切な空間だった。
「でもね、週末だけでも満員になるくらいのお客さんが利用しないと経営もなりたたないんだよ」
お金持ちの道楽でちょっと投資してサービスするくらいの余裕があるならともかく、ね。。。。。
お茶屋さんとしてオープンして。。。。。もう5年かそれくらいになるはず。 付き合いだけでは長かったはずだ。
知的障害をもつ子供を預かる施設がここと縁があって企画・リフォームしてオープンしたお茶屋さん。
知的障害とはいえ本当に心のきれいな年頃の子たちが頑張ってスタッフとして勤めていたしオーナーさんやその子供の親御さんたちが厨房でおいしいおうどんを作ったりケーキを出してくれていた。
穏やかで笑顔の溢れる、とても優しさいっぱいのお茶屋さんだった。
しかし優しさと笑顔だけでは経営としては成り立たないらしい。。。。。冷たいなとも思うけれど週末ごとに1000円2000円と消費できなかった自分も申し訳ないとも思って恥じている。
笑顔と優しさだけで豊かになれるなら、、、、、そうだよな、みんなもっと優しいよな
「たぶん」。
とりあえずリフォームしてむかーーしのお茶屋さんよりは格段にキレイになったここのスペース。
また誰かが茶屋にするのか、それともほかの店が入るのか。。。。。なにやら住職さんは
「おいしいお蕎麦屋さんがイイ」などと言うてはるらしいがまさかそんなw
「病院、ってか診療所みたいなんを作ってほしい」とは私ともう一人の納経所のおじさんの意見なのだがどうなることかは、はてさて。
ここ近年、このお寺さんもいろいろ手広く事業を展開させているようなので何がどうなるのか、まったくわからん。
けれどまた、優しい笑顔のあふれる居心地の良いスペースとして利用できるならいいなと願っている。
おいしいコーヒーとケーキ、そして優しさや穏やかな時間をいただけたことに本当に感謝している。
満員でなかったから赤字でやめたとは確定していない。
やめてもまた、子どもたちの居場所ややることはたくさんあってみんなが安心して利用できるようにしていてもらいたい。
たくさんお世話になりました。
想い出もいっっぱい溢れるほどあります。
待ち合わせはいつもここだった。。。。。。忘れない。 嬉しかったこと。
本堂から見えるお茶屋さん、の手前の鐘突。
週末にお参りに行けば
「優しい時間が流れてみんなが安心してゆっくり過ごしてもらってますように」 とお茶屋さんファイトのエールを送っていた。
豊かだから優しくなれるんじゃないし優しいから豊かになれるんじゃない。
ビジネスなんだろうな、感情ぬきで私情なしで割り切ってやってかないと厳しいんだろうな。
野良猫に喜々としてご飯をあげてる私にはきっとできそうにないなww(貧
オープンの用意の時から、ほんまに最後まで。
お世話になりました。 ありがとうございました。