
先日のこと。
「えっとぉ、今日は医者いってぇ
また別の医者いってぇ。。。。」
うまいこと時間があれば診察してもろて、エヘヘ。
などと考えつつ家を出た@イエーw (寒)
ふんふん、とそんなことを勝手に考えながら小雨のさざ降る中をふいーんっと走っていたら。
交差点を過ぎた、すぐ先の左手にバイクが転倒し何人か人が立っているのが見えた。
一瞬でなにがあったのか、わかった。
「あかん!」
まさか素通りできず少し先に停めてクルマに積んであったウェットティッシュのボトルを手にして飛び降りて駆け寄り
コケたんであろう、あごから出血している女性がショボンと立っていて周りに心配そうな通りがかりの女子高生か奥様たち。。。。
転倒し横になっているバイクは通りすがりのおじさんが起こしてくれて立ち去ったようだ。 優しい。
とにかく血を抑えるよう促し、「なんぼでも使ってください」ってウェットティッシュ何枚もくるくる取り出して。
他の奥様に救急車を呼んだことを聞いて待っていることに。
コケた女性は見た目も身体もかなり大丈夫そうだったがバイクでコケるほど
「どこ打ってるかわからん」
ものはないだろうし顔から出血しているから頭も打ってたのかもしれんし、となると頚椎とか腰あたり。。。。腕は大丈夫??
いろいろチェックしてみるも出血もなにもなさそう+動ける
が、救急車が来るとのことで女性は気後れしつつバイクの置き場所に困っていたので道の脇に置かせてもらって警察に言っておくから大丈夫と他の奥さんとも話していたのですがやはり。。。。
ふと見ると道の前の家、いちおう屋根のある車庫になってるし 「少しだけでも隅に置かせてもらえたら」 との願いでインターホンを押し、事情を話してバイクを置かせていただけませんかと丁寧にお願いするもむげに断られてなんとなくやるせない。。。。 隣の家に、とインターホンを鳴らすもお留守。
一緒にいた奥様が 「私の家のマンションに」 と言ってくださるが近いようでケガしてたらちょっと面倒だろうな、というところ。。。。。などとああだこうだしているうちに救急車がきて「あ、そうだ」と気づいて瞬時に
携帯の番号を教えてもらって見送った。
いちおう予定通りの医者に向かいつつ救急車についてってドコの病院に入ったのか確認しておくべきだったのかなともクヨクヨ思ったものの 「あの場所であれくらいの程度なら」 だいたいどこの病院なのかわかる(^O^;)
とりあえず1つ、済ませて医者を出て時間を気にしつつ次へ向かう。。。。「あの時から病院きめて向かって入ってアレしてコレして。。。。」おおよその時間もわかるくらいになってしまった凹
とりあえず次の医者に行って空いていたのでちょこっとだけ診察して会計して出。。。。
、てから連絡をしてみることにした。 最初にメッセージで病院は「やはり」のあそこだと聞いていたので電話してみたら
「いま、まだ病院でこれから母親が迎えにきてくれるから、、、、、ええ、はい、身体はなんともなくて大丈夫でした。 心配かけてすみませーん」
とのやや気弱な申し訳無さそうな言い方に
「それならよかった! お大事に」
といって。
迎えに行きます、と伝えていたこともあったし行くつもりしていたので。
が、しかしあのとき「今から行きます」といっていても帰り道がべらぼうに混んでいたのでとてもお待たせさせてしまうことになっていたと思うと良かった倍増である。
「通り過ぎておけばいいものを」。
なにかあると、いつも首を手を足を、声を、なんでもつっこんでしまうおせっかいヤロウだなとちょっとかなり反省しつつも。。。。。
その女性がコケてたところ。 いつか書こうと思いつつ書くことができなかったがいつだったか猫がクルマにひかれていたところだった。
周りが奇異の目で見る中、猫を道の脇に引き寄せて警察を呼んで引き取ってもらった。。。。。。
あれから通るたんびにずーーーーーーーーーーーーっと心の中で手を合わせて祈ってる。
なので今回、女性が真近くで転倒してしまったことに
「ねこちゃん、なんでやのん??」
とややも憤りと悲しさを猫にぶつけてしまったが。
帰り道にふと気づいた。
「そうか、猫があの女性を守ってくれたから軽症ですんだんや! 雨だし他のクルマも多いしうっかりしてたら他のクルマも巻き込んでもっと大変なことになってたかもしれない」
なんぼでも悪く考えようと想えば考えられる。
けれど絶対に猫があの人を守ってくれたんだ、と信じることにして 帰り道はちょっと先だったけど 「ありがとう」 って気持ちだけ届けた。
おせっかいすぎる女に、優しいねこ。。。。。。。。。。
きっとこれからも、みんなを守ってくれると信じて。
バイクは女性用のいわゆる足を揃えて乗れるスクーターだったものの 「気をつけましょうね」って言って 「またなにかあったらいつでも言ってください」 と切った。
かかってくることはないと思うけど自分のおせっかいすぎるところ、どないしたらいいんやろう。
猫の静かな優しさ、ほんとうにありがとう。
みんながみんな素通りする訳じゃなくて2人でもマダムな奥様も気遣ってくださってたし女子高生か中学生くらいの子もハンドタオルを差し出して血まみれのタオル女性が「弁償します」というのを 「どうぞ」と。
バイクおこしてくれたおじさんも。
みんな、優しい。 それくらいの距離感、自分にもあるといいんだがな。
ねこ。
これからも、みんなを見守っててね。 ありがとう。
忘れずにいるぶん、通るたびにくちびるを噛みしめる。。。。。。。
Posted at 2018/09/27 23:08:28 | |
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