
そわそわ。
くよくよ。
うろうろ。
どきどき。
さいごの「どき」はナシにしても最近ずっと悶々としていた凹
「どうしよう」。
けどこれも行かなくて後で「やっぱりなぁ」って悔やむよりは、と無理やりでもドボンでもいい、コケてもいい(やむなし)、ショボンでも、、、、、、
「えいっ」
飛び出てしまった。 行かなくて悔やむより、、、、、、、それしかなかった。
目的地についた。
なんだかちょっと雰囲気が違う。 、けど手前に終わりかけの小さい花畑を見かけてにこにこ。
「えいっ」
ひろーーい田んぼの奥っちょには竹林、という昔ながらの郊外にある住宅地。
田んぼの横に軽トラ、おじちゃんがサクサク作業してるところに挨拶して「ここに入らせてもらってもよかですか」。
「あーー 写真ね(笑) ええけどコケんように気を付けてな」
「はいっ(笑)」
お礼を言ったら杖っこつきつつほんまに足元の悪い田んぼに入らせてもらう。
バタやんがぴょこぴょこ、こおろぎやんぬがこそこそ。。。。かえるぴょこぴょこ稲っこふかふか。
「うわぁ、田んぼに入るの何年ぶり、、、、、いや子供のころから以来かな?」
農家さんが愛情込めて作っているだろう稲穂にコンニチハこんにちはしながらちょこちょこ歩く。
さすがにはるか先にあるのまで近寄れずだったものの一部だけ赤く色づいてるトコあった。
手前は本当に「まだまだ」で撃沈😿
その作業してるおじさまに聞くと 「この夏はけっこう暑い日が続いて長かったから、そんなときは遅くなるんだねぇ」って。
おととしとか去年くらいは、、、、「ちょうどお彼岸のこの時期に咲くから」って感動してたんだけど。。。。。
けど満開でもりもりの彼岸花もいいけど見たかったけど。
彼岸花が咲く前ってこんなに。。。。。。こんな感じなんだ、ってわかった知った。
テレビで
「数日前にはなかったのに「いきなり」。 いきなりあっという間に咲くからビックリしたのよ」
って言ってるの聞いて 「いきなり?」 って疑問に思ってたのがわかった気がす。
一晩で土から出てきていきなりにょっきりにょっきり咲くんじゃないってわかったよ(^-^;
咲いても、咲く前も、、、、、、力強くて美しい。
ちょっとキケンなくらい足取り悪くてヨチヨチでもなんとか田んぼから脱出。
ぐるり回ってあっちもこっちも気になる花に挨拶を、とも思ったけどヘトヘトだったこととクルマもヘトヘトだったので車屋さんに寄って。
出会ったバタやんとかこおろぎやんぬ、ぴょんこカエルちゃん、、、、美しい鳴き声の鳥さん、愛情たっぷりに育ってる稲穂。
命すべてに喜びとか愛情とかいっぱい注がれてるといいなぁ、みんな守られてるよなぁって思うとちょっと元気もらえた。
ぽてぽて仕事しとったおっちゃんにも疲れのないあたたかなゆたかな夜を、と。
お彼岸だからって特別なことは何もない一日だしそんな彼岸期間だけど。
「おじ・おばぁちゃん、ありがとうね」の気持ちはいつもより増すしお墓参りに行けなくても今日はええもん見せてもろた。 ありがとうね。
さらには「さすがに家ン中でぽっくり倒れてしまいそうな不安定さ」まで感じつつもポテッと倒れずとりあえず今日は出てこれたこと・目的地まで爆走できたこと。 目的地には行けたこと。 花はなくともそれよりちょっといいものがあったこと。 車屋さんに寄ったら鬼ナイスなことがあってニコニコだったこと。
なによりそれでも無事に戻れたこと。
彼岸はな、「花」にもこだわりたいけどやっぱりいろいろ感謝だね。
いつもどこかに行くと必ず
「また来るよ!」
「来れたら・・・・・な」
などと一人ツッコミしつつそんな毎日の繰り返しである。
なかなかどうして今日の彼岸花は「また」があるかどうかかなり怪しいけど
「気になってたトコに行けただけでも」。
自己満足でもいい、きっと毎日そんなのばっかりだ。
いつか誰かの食卓においらがニコニコ見かけていた稲穂がお米になって出るかもしれん。
そんなこと考えられれるだけでもとにかくありがたいのである。
彼岸花の子供、見たことあるかい?
この年になって「うわー 初めてー」ってこと、たくさんあるね凸
Posted at 2025/09/23 23:56:55 | |
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